弟嫁がやらかした。

弟はある小物のコレクションをしていた。
もちろん、自分の小遣いで収集していたし、全部まとめても棚一段もないくらいの量で場所を食うということもなかった。
ある日、実家のことで弟と直接会う必要があり、弟の家で会うことになった。
当日、手土産を持って訪問。
「夕食も食べていけ」という弟の言葉に甘えて御馳走になった。



鍋をつつきつつ、

弟嫁「今日は張り込んだんですよ〜」

自分「いいことでもあったの?」

弟嫁「臨時収入があったんです^^」

弟「ほー、どうしたんだ?」

弟嫁「あれ、売っちゃった^^」

弟「あれって?」

弟嫁「ほら、棚にあったある小物」

弟、ダッシュ。
棚においてあったケースを開くと、小物が1個あるだけ。

弟嫁「それは弟の名前が入っているから売れなかったんだ〜」

弟、嘔吐。
膝から崩れ落ちる。
ケースを見つめたまま、微動だにしない。
弟嫁、唖然&オロオロ。
自分は嘔吐物を処理して、親に

「マズイことになりそうだ」

と連絡。
とりあえず弟を寝かせて、飛んできた親にバトンタッチ。

以後は親からの伝聞。
あれ以来、弟は仕事にもいかず部屋の中で、ぼーっとしてるだけ。
弟嫁はキーキー言ってたが、弟嫁親に事態が知れると猛烈に怒られたらしく、しょんぼりしている。
「使いもしないもの」が結構な値がついてると知ったので、売っちゃえ!ということらしい。
弟嫁親は弁償します、離婚も仕方ないと言っている。
弟嫁は離婚に反対しているけど、元凶に発言権などない。
問題は肝心の弟が怒りもしなければ泣きもしない。
ほとんど言葉もださない。
とりあえずメンタル系の病院を探し、入院させるべく動いているところ。

ものはジッポーライターです。
プレミアムついてても、ヤフオクでみても高くて数万。
むしろ、旅先で入手したものとか、人生の節目に買ったものなどのプライスレスばかり。
「同じもの」を買っても意味が無い。
名前が入っているのは、親が20歳の誕生日に贈ってくれたもの。
売ってから時間が経ってしまっているし、取り戻すのは無理。
普段はケースにしまってあって、飾っていたわけではないので気がつかなかった模様。
 
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この記事のコメント一覧
1 . 名無しさん  ID:LC4ZA7cR0編集削除
電車のあれ貼ってクレメンス
2 . 嘘松  ID:c0g1bSCe0編集削除
悲しい
3 . 名無しさん  ID:Qo89VYE50編集削除
購入額の10倍で買い戻しますと連絡すればいい
4 . 名無しさん  ID:SPBKvmzm0編集削除
やっちまったなぁ
もう 戻れんよねー
5 . 名無しさん  ID:tGhZcAgL0編集削除
ファミコンカセットを同棲中彼女に売られ 家から叩き出した事思い出した
『使いもしない物 仕舞ってあっても邪魔なだけしょ』
6 . @  ID:M9gxdRZj0編集削除
ジョーカー
7 . 名無しさん  ID:.XaK.5FG0編集削除
張り込んだ?
張り切った?
8 .    ID:qnd.EaDs0編集削除
>>7
はり‐こ・む【張(り)込む】 の解説
[動マ五(四)]
1 (「貼り込む」とも書く)台紙などにはりつける。「アルバムに写真を―・む」
2 ある場所に待機して見張る。特に、警官が犯人の立ち回り先などにいて見張る。「駅に刑事が―・む」
3 一つの事に力を入れる。また、思い切って大金を使う。奮発する。「祝儀を―・む」
4 高圧的な言い方で相手を屈伏させる。やりこめる。
「縫ひ物がひとつ出来ねえ癖に、といっぱいに―・まれて」〈滑・浮世床・二〉
9 . 名無しさん  ID:QdOOnc530編集削除
>>5
元汚嫁に「タンスの肥やし」と言わなかったオイラが通りますよっとw

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