小学5年のクリスマスの思い出、だらだらした長文です
バカ父が不倫していて、初めのうちは帰りが遅くなる程度だったのが
だんだん家に帰ってこなくなった
最後の頃は月に1回くらい顔を見せるだけになった

私が

「なんでお父さん帰ってこないの?」

と母に聞くと
母は

「お父さんは、他に好きな人ができたの
 もしかしたら、お母さんと○○(私)は引っ越さなきゃならないかもしれない」

と答えた

私は薄々感じていたことが事実とわかったので

「いいけど、(私の学校の)転校の手続きとか、めんどくさくない?」

と言ったら母は

「全然めんどくさくないよ、ありがとね」

と答えた

母はどんどん元気がなくなって、顔色も悪くなっていった
私の前では変わらず明るく振る舞うようにしていたけど、それがかえってつらかった
母と父は弁護士を入れて離婚の話し合いをしていたんだけど
なんかうまく進んでないようで、夏から始まった話し合いが冬までもつれ込んだ

クリスマスも近いある晩、母と二人でテレビを見ていた時
画面に、クリスマスの特別番組だったと思うけど
「バニーガール」の衣装を着けたタレント(複数)が映った
男性も女性もバニーだったので、深夜のお笑い番組だったかもしれない
母は

「バニーガールの格好って、誰でも可愛く見えちゃうのね」

と笑っていた
母が笑うのを久しぶりに見た

私はクリスマスには、小遣いから母の好きなバラの花を買うことに決めていたけど
もう一押しが欲しいなと考えていたので、母を笑わせるにはこれだ!と思った
バーティーグッズのバニーガールのウサ耳のヘアバンドだけ買った
(フワフワしたピンクのやつ)
レオタードや網タイツは子供の小遣いでは無理だったしサイズも合わないし

クリスマスの日、私は友達の家に遊びに行くふりをして
花屋でバラの花束を買って、家の前でバニーのヘアバンドをつけて

「メリークリスマース!」

と大声で母のいるキッチンに乱入した

母は一目私を見て盛大に噴き出し
両膝をついたかと思うと、次の瞬間、おいおい泣きだした
私は母が笑ったので「やったぜ!」と思ったら急転直下号泣されてしまったので

「ごめん!ごめんね!大丈夫?」

と一緒にしゃがみこんで母の肩を撫でた
母はぼろぼろ涙をこぼしながら

「大丈夫、バニーガール可愛いね、バラの花もきれい、嬉しいよ」

と笑顔になってくれた

その日から、それまで暗かった母の雰囲気がなんだかキリッとした感じになり
1月中には離婚が成立して、以来クズ父には会っていない
ウサ耳は友達や母方の親戚に好評で
忘年会やパーティーによく貸し出してぼろぼろになるまで使った
 
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この記事のコメント一覧
1 . 名無しさん  ID:StyblO8V0編集削除
娘GJ!!!
2 . 嘘松  ID:InBnfyJB0編集削除
クズ父どうなった?
3 . @  ID:60N4QAxm0編集削除
ジョーカー
4 . 名無しさん  ID:kmpMWEYV0編集削除
クズパパは新しい嫁さんと、3人の子供に恵まれ障害楽しく苦らし増したとさ。
5 . 名無しさん  ID:2bFWs.v90編集削除
母は泣き笑いしながら手から包丁を落とした
6 . 嘘松  ID:e2X0gPcq0編集削除
耳最高ですね。

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