結婚10年迎えたので記念に書いてみた
じいさんがジジイと結んだ縁だ
俺のじいさんが死んでその葬式の日
あろうことかネクタイ結ぶのに時間がかかって遅刻しそうになっていた
急いで車を走らせていると、人通りの少ない山道でジジイが倒れている
離れたところに原付が転がってて、すごい衝撃があったのが予想された
車をおりて駆け寄り救急車呼ぼうかと声をかける
すると、ジジイがカッと目を見開きむんずと手を掴んできて

「あんちゃん頼むから警察には連絡しないくんちぇ、婆さまに怒られるからよぉ」

と懇願された

警察じゃなくて救急車だろ、いや、事故なら警察も必要か?俺がぶつけたって疑われたら嫌だなとか、初めてのことで内心はパニクってた
ジジイは自力で帰ると言ってきかないのだが、腰を強く打ったようで立ち上がるのがやっとの様子
警察も病院も嫌だ、家に電話しても誰も出ないっつうわけで俺の車にジジイを乗せ自宅まで送ることになった
原付は近くの民家に事情を説明して保管をお願いした
ジジイの名前と住所、経緯を説明できるように俺の連絡先も一緒に書いて置いてきた

ジジイを家に送り届けるなり、斎場へと向かったが見事に遅刻
身内に事情を話すと最後まで人助けなんてうちのじいさんらしいわwと会場が和んだ
一週間くらいしてジジイの息子からお礼がしたいと連絡がきた
ジジイの息子はジジイ同様に頑固で、断っても断ってもどうしてもと食い下がってきた
俺のアパートは汚いし急須とか持ってないし、実家で会うことに決めた
そしたら、ジジイ一家全員で来ちゃって、あっこれ実家にしておいて良かったわと心底思った

玄関先でというジジイ一家を強引に家に上げる両親
田舎ならではの光景かもな
あの時俺が原付を預けた家にしか連絡先教えてなかったから、お礼が遅くなって申し訳ないみたいな感じで謝られた
よくよく話を聞いてみたらジジイは雨上がりの路面で曲がる際に滑って自爆したらしい
あの後病院で検査したが打撲だけだったと、一部始終を婆さんに叱られながら教えてくれた

「実はあの日葬式で、、、百姓同士なんかのご縁だべな、、、」

なんてうちの親父が話し出したと思ったら、親父同士酒を飲み始めてすぐには帰れない雰囲気になってしまった
本当、酒飲みってなんでも理由になるんだなw

ジジイの支え係として孫娘二人が来たのだが、姉の方が

「俺先輩ですよね?」

と話しかけてきた
高校が同じだったらしいが、二つ下だったこともあり俺は覚えていなかった
だけど不思議なもんで同じ高校だったと分かった途端に親近感がわいてくる
英語の先生のバーコード禿げ面白かったよなとか、今どこに勤めてるのとか会話が弾んでった
どこそこのラーメン屋が美味いとかいう話になって、姉妹が連れてけーと騒ぎ出す
その頃には父ちゃん達も婆ちゃん達もそれぞれの世代で盛り上がってたから、ちょっとラーメン屋行ってくるって三人で抜け出した
ラーメンすすってたら

「うちのおねえ彼氏募集中なんだけど誰かいたら紹介してやって」

と妹に連絡先強制交換させられる

しばらくして姉の方と二人で遊ぶことになって、俺のアパートが見たいらしく宅飲みすることになった
風呂入ってからスッピンでスウェット着て行くとの連絡にがっかりする俺
それって泊まるけどヤル気はないってことだろ
ぶっちゃけ当時の嫁は服も髪もボーイッシュで何も起こらない自信はあったけど、なんか男として見られてないようで腹立った
宅飲みはお互い酒も強くないから、ゲームメインでダラダラ過ごした
夜も更けて、寝るぞって一つしかないベッドに誘ったらすんなり滑り込んでくる
枕も一個しかなくて

「私は俺君の腕枕でいいよ」

って言うからしてみたものの、いい感じに伝わってくるわけよ女特有の柔らかさとか
これはイケるんじゃね?と思って押し倒そうか迷ってたら

「実は処女なの」

とここにきてまさかの爆弾発言
24歳の処女とか危険すぎだろ
責任取らされそうで怖くて性欲も吹き飛んだ
んで、そのまんま何事もなく朝を迎えた

しばらく進展なくて、コイツとは一生男友達みたいな付き合いなんだろうなとか思ってた
ある時、県外の水族館に行きたいって言うから興味ないけど付き合ってやることにした
そしたらさ、ものっそい女の子みたいな服で来たわけよ
薄い生地のワンピースで胸とかいつもより強調されて見えた
初めて見たまっすぐな生足も綺麗で化粧もバッチリでウヒョヒョーですよ
本人は男顔で高身長なのを気にしてて、ボーイッシュに寄せてたが素材はいいと思ってたんだぜ
水族館の帰りに山から田舎のショボい夜景を見てた
そしたら嫁から告白された

「高校の部活の見学した時に俺君をいいなと思ってた。また再開して好きになりました。私と付き合ってください」

なんとなく好意を寄せられてるのは分かってたけど、処女てのがどうにも重くて答えに詰まった
初相手が処女で痛みで泣かれてトラウマになってんだ
そんな空気を察したのか、突然自分語りしだす嫁

「結婚するまで処女でいたいとかそういうんじゃないの。
 今まで彼氏はいたけどキスより先に怖くて進めなかった。
 前に泊まった時に俺君がすごく紳士で、この人なら任せられるとおもった。
 初めては俺君がいいです」

ってそこまで言われたら俺の方が恥ずかしかった
二つ返事でオッケーして、家に誘った

一緒に風呂に入るのは拒否られた
優しくキスしてバスタオルをはいだ
何をされてるか分からないから電気消さないでとかいう
スレンダーだけど必要なところにはしっかり肉がついてる
きめ細やかで柔らかい肌
高校時代と比べると女体に関する予備知識は増えたものの、また泣かれるのが怖くて探り探り進めていった
胸は未開なのか首とか耳の方が感じるようだった
下の毛は整えられてなくてクン2の邪魔になる
念入りな前戯で濡れてきてはいるものの愛液はサラサラで粘度が足りない
帰り道でコンドームと一緒に買っておいたローションを使った
初めて入れた時は流石に痛かったようで涙が滲んでいたが

「ありがとう、俺君と一つになれて嬉しい」

って言われて心が満たされた

それから1ヶ月くらいはする度に血も出て痛い言ってた
ゴムの素材替えてみたり、体位探したり試行錯誤
青春を取り戻したように初々しかったな
思えば元彼女はヤリマンばっかだったしあんまり一人と向き合ったことなかった
そんで一年半付き合って結婚した
両家はあれ以降も山菜とか食べ物のやりとりしてたから大喜び
ジジイは今でも元気だぞ
原付は婆さんから剥奪されたから、病院行くだの買い物行くだのって俺をこき使いやがる
ひ孫にはデレデレなくせに
 
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この記事のコメント一覧
1 . @  ID:ay6St4Bf0編集削除
嘘松
2 . 名無しさん  ID:tSYOVmi40編集削除
おはようございます△
みんなお幸せなようで......
3 . 名無しさん  ID:XGnhi3.H0編集削除
田舎の最底辺の日常はこんな感じなんだろうな
4 . 名無しさん  ID:nfRgyz1h0編集削除
ちょっと葬式行ってくる
5 . 名無しさん  ID:mWEvQK5V0編集削除
※4
最後は下半身で話が纏まるところが正に
6 . 名無しさん  ID:0ux10Jw70編集削除
嘘松
7 . 名無し  ID:YRwWn5ne0編集削除
縁だー良いな〜

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