当時、俺の部下だった嫁(一回り下)と飲み会の席で
嫁「私、専業主婦になりたいんですよ」
俺「そうなんだ。で、相手はいるの?」
嫁「いえ、なかなか条件に合う人がいなくて・・・」
俺「いわゆる3高ってやつかい?そりゃあ中々いないわな。特に君と同世代の人なんて」
俺「ぶっちゃけ専業主婦やりたいならもっと年上狙わないと収入面で無理でしょ」
嫁「そうなんですか?」
俺「まあ、収入低くても君が家事や節約に長けてれば同世代でも可能だけどね」
嫁「え〜?家事とか全部やってくれる人がいいんですけど〜」
俺「(こいつアホだろ・・・)」
俺「とにかく、専業主婦やりたいならそれくらいのスキルがなければ無理だって」
嫁「じゃあ、私が家事や節約とか出来るようになったら係長(俺)、私と結婚してくれますか?」
俺「はあ?なんで俺なんだよ?」
嫁「係長、見た目は悪くないし収入もそれなりにありそうだと思って」
俺「そりゃあ、君が専業やれるだけの収入は一応あるよ」
嫁「なら私と約束して下さい」
俺「はいはい、わかったわかった。ほんとに出来るようになったら結婚でもなんでもしてやるよ」
嫁「係長、真面目に聞いてます?私、本気ですからね?」
俺「(ったく、この酔っ払いが)」
とまあ、話半分で聞いていたのだが、嫁は次の日から料理教室に通ったり、
俺に毎日弁当を持ってきてくれたり、週末にはウチに来て家事全般やってくれたりしてた
最初は家政婦代わり的に見てたんだけど、いつの間にか嫁のいない生活なんて考えられない、と思考が変わり、気がつけば指輪買ってきて
プロポーズしたわ
結婚して専業主婦になっても家事や育児に頑張ってる嫁を見て
いい嫁さんもらったなと一人ニヤニヤしてる
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