婆が小学生の頃だから半世紀ほど前の話。
そしてこれはフィクションなの。
同級生に問題児がいた。
今で言う放置児でもあり、いじめや嫌がらせをする子だった。 

クラスの子の筆箱を踏んで壊して

「これは象が踏んでも壊れないのとは違ったな〜間違えたわ〜」

とシレッと言ったり、当時、検便検査があってマッチ箱に入れて持って行って
教室の回収カゴに入れるのだけど、女子のを見つけて開けて

「わあ、お前の〇んこ、くせー」

とか言って泣かしたり、下校時に鍵っ子に着いて行って強引に家に上がり込んで
滅茶苦茶やったりと相当な問題児だった。



その子の親に相当苦情が行ったり担任が注意したけれど、全く変わらなかった。
子供を放置するような親だから無駄だったのかも知れないわ。
また、苦情を言った家の車が後日、傷をつけられたりして、その問題児がやったのだろうと言われていたが、証拠がないからと親から突っぱねられたと私の親から聞いた。
気の弱い子は徹底的に嫌がらせをされた。
問題児のせいかかどうか知らないけれど転校した子もいた。
私にも嫌がらせをしたり家にも来たけれど、私の父親が体格が大きく声も大きい人だったから、一度叱られてからはその問題児は私の家までは来なかった。 

冬のある日、その問題児がある家の車の中に入り込んだ。
どうやら強引に上がり込んだ家から車のカギを盗んだらしく、車の後部座席で寝そべっていたところを
その家の人に発見されて怒鳴られていた。
その騒ぎは私の家の斜め前の家だったからよく覚えている。

「盗んだ車のキーを返せ」

と怒る人に

「初めから開いてた」

と開き直っていた。
後から警察官も来たけれど、その後どうなったか知らないが、何も無かったようにその問題児は翌日からも登校していた。
その家の子供は下級生の男子だったけれど、問題児にいじめられたり、親の留守中に無理やり家に上がり込んだり、あまり言えないような事もしたそうだ。
何をしたのと母に聞いたが言葉を濁すばかりで分からなかった。

それからしばらくして、その問題児が行方不明になった。
その子の親やPTAの人や先生たちが探していたけれど、見つからなかった。

そして、数日後、海で遺体が発見された。
婆は見たの。
行方不明になったその日の午後、その子が以前、忍び込んだ車にまた入り込んだのを。
そして、そのすぐ後、車が出て行ったのを。
その後、どうなったかは知らない、気が付いて降ろされたのかもしれないし、行方不明騒ぎとは関係なかったのかもしれない。
でも、そのことを誰にも言わなかったのが黒い過去。 

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この記事のコメント一覧
1 . 名無しさん  ID:y.CtmMFY0編集削除
嘘松
2 . 名無しさん  ID:ioYVJ8c00編集削除
真面目だな噓松。
やることないのか?
3 . 名無しさん  ID:Ih2biZop0編集削除
嘘松NGにしてるところあるよねw
4 . 名無しさん  ID:50KNqwok0編集削除
現実では誰にも相手してもらえなくても
ここだと2文字「嘘松」と書くだけでみんなから
返信もらえるからうれしいんだろうね
5 . 名無しさん  ID:.kq7CvKZ0編集削除
ブオンの時みたいに陳腐化された単語を使うしか脳がないのだなぁ(哀
6 . 47  ID:B1BpdrWL0編集削除
嘘松センパイを悪く言うな!
7 . 名無しさん  ID:QMsHqb.L0編集削除
ほとんどすべてでの初回発言、いいね!
8 . 名無しさん  ID:q7vIVLgm0編集削除
その車は海の中にあったのか?問題児はその車を運転できた?
そのあたりがわからないと意味が変わってくると思うんだが。
9 . 名無しさん  ID:Q8PPiQKe0編集削除
フィクションって書いてるから嘘松じゃないだろ
フィクションって最初に断ってるだけあって作りが雑だけど
10 . 名無しさん  ID:d.rPWuhA0編集削除
※8 ガキが乗り込む → その家の人が車に乗りこんでそのまま連行 → 海にポイー
11 . 名無しさん  ID:6BDIrkKX0編集削除
爺さんに聞いた話を思い出した。
爺さんが子どもの頃(戦前?)近所に凶暴で有名な放し飼いの犬がいて、ある日爺さんが貰ってきたばかりの子犬を噛み殺してしまい、それを知った曾祖父さんは餌に毒を仕込んでその放置犬を暗殺したらしい。
12 . 名無しさん  ID:9.5py5Na0編集削除
管理人さん、おもしろnews新着順が更新されません。直していただけませんか( *´艸`)
それと前みたいに一日で数回の記事があるといいなぁ💛
13 . 名無しさん  ID:Lfqb8Ut.0編集削除
害虫は駆除されるべきなのでまぁいいのでは
14 . 笑  ID:j6RFvT8Y0編集削除
爺様が昔廃車工場やっていたが、五十年間で2回だけ警察の取り調べ受けた。連続して。

廃車ブロックの中に人体が混ざっていた。
その後設備の管理を徹底していたけど、何年か後に夜間に入り込んだ連中が生きた人間を車に乗せてプレス機を動かしていた所に、叫び声で近隣に呼ばれた警察に見つかった。






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