私の実家は山間の田舎にあり、とある家業を営んでいる。
歴史も古い。
私には兄がいて、本来なら兄が家業を継ぐはずだったんだけど、兄は家業を嫌がって逃げるように上京しちゃった。
で、苦肉の策で妹の私が父のお弟子さんと結婚し、お弟子さんが婿養子に入ることで跡継ぎ問題を解決した。
私は小さいころから夫に憧れていたので、反対はしなかった。
兄が出ていった時点で私がお婿さんを取らなければいけないのは分かってたし、それが夫なら嬉しいことだった。
夫も寡黙だけどおおらかで優しい人で、私に対して誠実に接してくれた。



子供も二人産まれ、私も将来のために簿記の資格を取って経理のパートを始めつつ母の仕事も手伝って、順風満帆だと思っていた矢先、兄が出戻ってきた。
どうやら東京でうまく行かなかったようで、今さらながら修行するので家を継がせて欲しいと。
もちろん、上記の事があり、兄の言うことは今さら無視がよすぎる。
絶対に親は反対すると思っていた。
しかし、両親は実子可愛さなのか、兄の言うことを了承してしまった。
私は親にそれはおかしいと猛攻義したが、夫は、若いときに世話になった恩があるからと親の言うことを受け入れてしまった。
で、私たちは追い出されるようにして実家を出され(敷地内別居してました)、近くのマンションに引っ越し。
兄が実家に入り、しばらくして東京にいた兄嫁とその子供達も移り住んできた。
両親は兄嫁と孫たちの存在を知ってたみたいだけど、私たち夫婦は知らなかったので、それも寝耳に水だった。
私は悔しかった。
夫も何も言わなかったけど悔しかったと思う。
兄の修行が順調にいけば、養子の籍もおそらく抜かれるだろう。
兄一家が戻ってきてから、両親の態度もよそよそしくなり、仕事もしづらくなったようだ。
幸いだったのが、周りの職人さんたちが、両親がおかしい、夫がかわいそうだと同情してくれたこと。

そして、実家と長い付き合いのあった凄腕の職人さんが、よかったらうちに来ないかと夫に声をかけてくれた。
彼はすでに70歳を過ぎており、跡継ぎがいなかった。
そろそろ引退を考えていたようで、工場をまるっと譲ってくれると言う。
夫は最初遠慮していたけど、何度かの話し合いの末、夫が両親と離縁し、職人さんの養子になって工場を生前贈与してもらう、その代わり職人さん夫婦と同居し、老後の面倒を見させてもらうという結果に落ち着いた。
両親も夫のことはさすがに気にしていたのか、渡りに船とばかりに賛成した。
職人さんのおかげで夫は独立し、周りの支えもあり事業を軌道に乗せることができた。
職人さんは引退し、私たちの子供を孫のように可愛がってくれている。

で、それから3年ほどが経ち、実家の両親から連絡があった。
兄が東京に逃亡したらしい。
兄嫁が、こんな田舎暮らしは嫌だと言っては喧嘩が絶えず、こちらに来て1年もせずに嫁実家に子供を連れて戻った事は知っていた。
兄も修行がうまくいかず、周りの職人さんたちに評判が悪かったことも知っていた。
だけど、またまた逃亡するとは…。
で、クソ両親、また夫に戻ってきて欲しいと寝言を言っていたので、電話ガチャ切り、周りの職人さんたちに根回し←イマココ

子供達は夫の養父母である職人さん夫婦になついてるし、仕事も順調、私と職人さん夫婦との関係も超良好。
なんで今さら実家に帰らなきゃいけないんだよwww
夫にも、いくら若いころ世話になったからと言って、今回は絶対に両親の言うことを聞いてくれるなと言ったら、当たり前、恩はもうしっかり返し終えてると、珍しくはっきり答えてくれたので心強い。
両親には自業自得の言葉を送っておく。
周りの職人さん達が、兄を見てありゃあまた逃げるわ、と言っていたけど、まさかこんな早いとはねwザマァw
今後なにかしら揉めるかもしれないけど、個人的にスカッとしたので誰かに聞いてほしかった。

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この記事のコメント一覧
1 . 名無しさん  ID:YmqBxb4u0編集削除
長男教の膿家の話しだったとさ、どっとはらい
2 . 名無しさん  ID:gpXW2b0J0編集削除
だめな長男に担がれた親バカの愚行だとさ、とっぴんぱらりのぷぅ
3 . 名無しさん  ID:PFTug2O00編集削除
投稿者の本音「死ね、バカ親!」
めでたし、までたし。
4 . 名無しさん  ID:owwJ8Xw60編集削除
いや〜、いい話だった。寝苦しい夜も、今日は安眠できそうだ。

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