旦那は大の動物嫌いだった。
過去に犬に噛み付かれてから犬も猫も鳥も無理。
そんな旦那の衝撃的な話です。
我が家の庭に茶トラのメス猫が入り浸るようになった。
餌付けしていたわけじゃないんだけど、あちらこちらで可愛がられているのか、やけに人慣れしている猫でした。
旦那は
「毎日鬱陶しいな。でも俺だって鬼じゃない。保健所には通報しないでおいてやる。」
と静観。
あるときから旦那は単身赴任になった。
時が過ぎて単身赴任が終わり、家に帰ってくるといつもの茶トラのお腹がぷっくり膨れてた。
旦那は
「おい、どこの男だ。お前クソ男に遊ばれたんだろ!」
と茶トラと向かい合ってた。
今までの動物嫌いだったのが嘘のように距離が近い。
そしていつのまか茶トラは我が家に永住。
無事子猫を出産。
旦那は産まれた二匹(五匹いましたが残りは死産)に名前をつけ、懇親的に世話をしました。
その後、茶トラと子猫たちは旦那にデレデレに懐いて
旦那もぶつぶつ文句を言いつつも、しつこいくらいにかまってる。
動物なんて生理的に無理!と言っていた人が、ここまで猫好きになるとは思わなかった。
そして旦那はあちらこちらでニャーニャー鳴く愛人作ってる。
(餌付けなし。ゴットハンド)
たぶん今は10股くらいしてる。
単身赴任先でふらっとよったショッピングモールで遠目から、ペットショップのノルウェージャンを見て恋に落ちたと言ってました。
初めは遠目で見ていただけだけど、何日かかけて距離を縮め三週間程でペットショップの店内に入りガラス越しで見つめ合って再度恋に落ちたようです。
|
|
