高卒で就職したら職場にスゲェー美人がいた。
これが将来の嫁子。
腰からケツのラインはもう最高。
年齢は28歳。
俺より9歳年上で独身。
先輩に誰もアタックしなかったの?と聞いたら
「いたさ、何人も。でもみんな玉砕だったな。彼氏とかいるんだろ。でもなかなか結婚しねーな」
どうせ玉砕するだろうから、俺もアタックしてみよっと軽い気持ち。
結果は、やっぱり玉砕だった。
が9歳も離れていると変に見栄もない。
何度もアタックしたら
「しょうがないわねぇ。一度だけ付き合ってあげる」
と言われた。
ラッキー。
最初のデート。
シックでセンスがいい服装。
でも、なぜか姉貴と同じオーラを感じた。
うちの姉貴、弟の俺が甘えるのを許さない。
その割にヤクザ(気性ね)な兄貴には至って従順。
そこで俺は「嫁子さん」ではなく、いきなり
「嫁子」
って呼び捨てで呼んだ。
そしたら
「はい、俺男さん」
と返事するではないか。
そうか、これが攻略ポイントなんだと。
その後のデートは、兄貴を真似たヤクザな男モード。
従順な嫁子。
一度っきりと言われたデートでその後も付き合うことを承知させた。
ヤッピー!!
2回目のデートで男女の関係に。
俺、ついに初めてを捨てられた。
うれしかったぁ。
でも、嫁子のテクにはびっくり。
めちゃ上手。
相当経験積んでますねぇ。
俺、もう嫁子にメロメロになってしまった。
就職して独り住まいだったから、週末は嫁子が家に来て、家事一切をやってくれた。
美人でスタイルがよく、料理も上手、夜のほうも最高。
もう、結婚するしかない。
離してなるものか。
嫁子にプロポーズ。
しかし、あえなく撃墜されてしまった。
それからは、毎日のように嫁子にプロポーズしまくったが断られた。
俺まだ、二十歳前だし。
9歳も歳の差があるからかな?と思っていた。
ある時、かなり強気で嫁子に結婚を迫った。
そしたら嫁子は、結婚できない理由を語りだした。
まぁ、グロな過去ってやつだな。
普通なら嫁にはしないだろう。
会社経営者の愛人だったり、既婚男との不倫だったり、今まで付き合った男は、20歳くらい離れた奴ばっかり。
何と言ったらいいんだろう。
父親のような男への依存症みたいな感じだった。
同年代や年下を受け付けなかったのは
このことからなんだな。
でも、俺は 嫁子の過去<<<<<<<<<<<<<<<<<<嫁子への愛情 だった。
「じゃぁ、なんで俺と付き合ったの」
「俺男さんがなんか父親のような接し方だったから、不思議に拒否感がなかった」
「エッ、俺は二十歳前ですでにオヤジだったんだ」(笑)
「こんな過去を持つ私がまともな結婚なんて望めないし、俺男さんは年上の女性に憧れる年代だから、
黒い過去を持つおばさんなんかより、これからもっと相応しい女性に出会うよ。」
「俺は嫁子の過去は気にしない。俺に相応しいのは嫁子だけ。嫁子を幸せにできるのも俺だけ」
「でも・・・うんたらこんたら」
「だって・・・うんたらこんたら」
「俺の前では、でもやだっては禁止って言っただろ。嫁子は俺に付いて来ればいいんだよ」
「本当に気にならない?。ホントにホント?後悔しない?・・・」
「はい、よろしくお願いします」
結構時間がかかった説得だったけど、強気一点張りで嫁子がやっと受け入れてくれた。
やったぁ。
嫁子の気が変わらないうちにすぐに既成事実を。
すぐに嫁子両親に挨拶。
娘がやっと結婚を決心したと思ったら、二十歳の若造を連れてきた・・・が
反対したくても、DQNでもないまともな若造で反対できずといった雰囲気。
嫁子を必ず幸せにしますって!!
そして我が家。
美人の嫁子で
父親「へぇー」
とぶったまげていた。
俺男には勿体なさすぎる。
兄貴と姉貴は、弟嫁=義妹がいきなり自分達より年上で複雑な心境。
これで兄貴姉貴に対抗できるぞ。
兄弟喧嘩でいじめられたら、嫁子に言いつけてやると言ってやるぞ!!
こうして嫁子と婚約。
会社では、一番若輩ものの俺が美人の嫁子を陥落させたと評判に。
部長が先輩達に向かって、
「お前たち、今まで何やってたんだ!!後輩に持ってかれて悔しくないのか!!」
って言われた。
笑いながらだけど。
先輩達からは手荒な歓迎をいただいた。
こうして嫁子と結婚。
毎日、美味しい料理と超絶テクの夜で俺もう幸せの絶頂。
ひとつだけ嫁子におねだりした。
ベッドに入ったら俺が嫁子に甘えてもいいにしてくれと。
やっぱ姉さん女房だからねぇ。
甘えたいじゃん。
子供も産まれて、嫁子は俺好みの更に厚い腰つきに。
今では、嫁は30代半ばに。
俺はまだ20代半ば。
まだまだ若いぞー!!がんばれるぞー!!二人目いってみよー。
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