体験談：一個くらいくれたっていいじゃない！ [衝撃]

一瞬思考が止まったけど、逆に感動したよ

これが俗にいうセコキチママなのかと

「実在したんだ…」と若干の感動を覚えながらも

「そういうわけにはいかないので…」と言ってみるがキチママはヒートアップ

「こんなにいっぱいあるんだから一つくれたっていいじゃない？」

→理屈おかしいですよね？いっぱいあるのとこの子にあげるがどう繋がると？

「チロルチョコなんて安いんだから！」

→じゃあ買ってあげればいいじゃないですか、安いんでしょ？

「こんな風にあったら子どもが手を出すに決まってるじゃない！」

→それを止めるのが親の役目では？

「開けていたお前が悪い！」

→百歩譲って私の非を認めたとしても盗っていい理由にはならない

ごめん、正直ちょっと楽しかったｗｗｗ

本当は関わらない方がいいんだろうけど、反応が面白くてつい…

まあこんなくだらない会話を繰り広げ遂に「責任者を呼べ！」ってなったんですね

責任者を呼んで自分が有利になるのと思っているのかと聞きたかったけど

そこは我慢して無線で伝える（事のあらましも）

しばらくして責任者…というか社員さんが登場

キチママ、唖然としてた

社員さんはとにかくイケメンで、目の当たりにしたキチママは若干しおらしくなっててちょっと気色悪かった

なんだそのクネクネは、なぜしなっているんだ

「大変お待たせいたしました、どういたしましたか？」

「この女がうちの子の指を挟んだんです！」

(ﾟДﾟ)ﾊｧ？って素でなった

本当に耳がおかしくなったかと思いましたよ

社員さんが思わず聞き返すと

「だからこの女がうちの子に怪我させたの！」と

おかしかったのは私の耳ではなくて彼女の頭のようだった

機械の蓋を閉める時に私が子どもの指を挟んだと言っているがもちろんそんな事実はない

社員さんがイケメンスマイルを浮かべながらおとなしく聞いているからか

キチママが更に調子に乗る乗る

「警察呼んで頂戴！」

とか言い出す始末

あれこれ私やばいんじゃ？って思った

「まぁまぁ、落ち着いてください」

「落ち着いてなんかいられるものですか！うちの子が怪我をしたんですよ！その女のせいで！

 いいから警察呼びなさい！傷害罪よ！」

そこで社員さん、ものすごく綺麗に笑った

「で は 防 犯 カ メ ラ の 映 像 を 確 認 し ま し ょ う か」

「えっ…？」

「実はこういう時に対処できるように設置してあるんですよ。お客様を守れるように。

 うちの防犯カメラは優秀ですからね〜手元なんてばっちり見えますよ？ささ、では早速事務所へ行きましょうか」

笑顔でそう言う社員さん

キチママ、真っ青になって走って逃げた

子どもが半ば引きずられてて可哀想だった…

本社に電凸されたらどうしよう…と少しだけ思ったけど

「その時は俺が庇ってやる」って社員さんが言ってくれたから大丈夫だと思いたい

というか、私は今日初めて会ったけど時々そういう人がいるとかなんとか

恐ろしい世の中だ

子どもの成長だけが心残りです