友人(女性)の友人義父母を一時的とはいえ離婚の危機にしてしまった。

友人夫婦は結婚してからも別居の友人義母の過干渉に困っていた。
友人夫婦宅に事前告知無しに訪問しては孫の催促、料理や掃除の手順から完了まで、生活費の使い道など様々。
そんな中いつもは防波堤となり諌めている友人夫にどうしても断れない出張が入る。

他人がいれば友人義母も訪問を遠慮するだろうと頼まれ他の友達2人と友人宅へお泊りに。
お酒も入り近況話などで盛り上がってるとインターフォンの呼び出し音。
まさかの友人義母訪問。
お泊りの件は事前に告知してるにも関わらず。



「息子(友人夫)は一所懸命働いているのに!」とか
「酒なんて飲んで何やってんの!」
「嫁の癖にだらしない!」
「嫁がこれなら周りもろくな人間じゃない」

などなど。
よくもまぁそんだけってくらい出るわ出るわの文句オンパレード。

友達1『ご迷惑をおかけしてすみません』
友達2『悪いのは自分達です』など

フォローはしたのだけど友人義母の剣幕が恐ろしくって撃沈。
順番的に今度は自分が攻撃(フォロー)をする出番、みたいな流れになってしまった。

「あなたが息子さん(友人夫)のお母様ですか。いやぁ〜。あれだけ立派な息子さんなかなかいないわ。
 あんな立派な人間に育てるなんて誰にでもできる事じゃないよ。

 苦労して育てた息子がようやく大人になって一人立ちしてそろそろ親孝行あるかな!?
 なんて期待したってバチなんて当たらないよ。
なのに突然現れた若い女に息子取られて
 いい所ぜ〜んぶ持ってかれたんじゃあそりゃムカつくわ。
憎くて当然。
仕方ないよ。
 だけど誰も悪くない。
誰のせいでもないんだよ。

 息子の幸せは嫁と一緒に生きていく事なんだよ。
 いちいち言われなくてもわかってるだろうけど。

 今までの事が報われないようでつらいけど受け入れていくしか無いんだよ。
 ずっと頑張ってきたんだからさ。
これからは自分の為に生きたっていいじゃない」

もちろん一字一句正確じゃないけどこんな内容の事をずらずらと。
かなり酔っ払っていたとはいえどうしてこんな事を言ってしまったか今でもわからない。
何者かが憑依して言わせていたとしか思えない。

でも琴線に触れたのか?

「ごめんねぇぇぇ〜」

友人義母大号泣。
友人も

「なんで謝るの〜〜」

号泣。

年上のしかも他人に対して上から目線の生意気でお説教まがいな事を言ってしまった事。
結婚した事ないクセに知ったような口をきいてしまった事。
しかも酔っ払って。
冷静に戻って青ざめました(今でも後悔しています)

後日、友人に友人義母への謝罪の場を設けてもらう事をお願い。
すると友人義両親から離婚するしないの話が出ているとの情報が。

友人義両親宅へ訪問。
話を聞いてみると

「もうお父さんのお世話だけで毎日終わるのイヤなの。これからは自分の為に生きていくの」

必死に説得しましたよ。
自分の言葉がきっかけで人生変わっても責任取れないですもの。

「孫は(まだできてもいないのに)おじいちゃんとおばあちゃんとの思い出って
 ず〜っと覚えているものなんだよ。
離婚なんていつでもできるじゃん?
 自分の為に生きて何がしたいの?まず先にそれをゆっくり考えたらいいじゃない」

とね。

離婚は回避できました。
週に1回家事を完全にお休みする事、週2で食事は買ってきたお惣菜で良しとする事、そして。

「・・・猫ちゃん飼いたい」ですって。

すべて友人義父は快諾して今のところは円満のようです。
子猫に夢中で告知なし訪問もほぼ無くなったらしい。
猫様は偉大ですね。

友人義母激怒→友人への過干渉・風当たりがひどくなる→下手したら友人夫婦と友人義両親絶縁。
友人義母離婚→友人夫婦宅に友人義母が強引に同居。

・・・などなど考えられる最悪のシナリオはいくらでもあった訳で。
たまたま運良く
結果オーライに転んだだけで決して武勇伝など立派なものでは無かったと認識しています。

自分のセリフも「いい事言ってる素敵なアタシ」みたいな自己満足そのものですよね。
それをアメリカ映画の3枚目俳優みたいなテンションで言ってましたからね。
酔った自分の豹変ぶりにも心は修羅場でした。

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1 . 名無しさん  ID:Zp0MBBaC0編集削除
結果オーライがで有ろうがなかろうが結果がすべてです

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