カテゴリー:

おもしろテキスト

これは、7つの不思議な玉に導かれし強者たちが覇を競う世界をその知恵と勇気で駆け抜けた、一人の男の物語

※ドラゴンボール世界は少年時代の孫悟空がレッドリボン軍を壊滅させたあと、2回目の天下一武道会の前からのスタートです。

さきほどまで、まったくデキスギに理解できない言語を話していた初老の男性と少女が、ふいに日本語で話しかけてきた。
聡明な彼は、それがさきほど耳につけられた装置による効果だと悟る

初老「わたしの言葉がわかるかね?」

出「はい…翻訳装置のようなものですか?」

おそらく、ドラえもんのほんやくこんにゃくのような作用を与えるのだろう



出「ここはどこですか?」

初老「ここは西の都、カプセルコーポレーションだよ」

出「カプセルコーポレーション?」

初老「そう。そして私はブリーフ。こっちは娘のブルマ。君は自分のことがわかるかい?」

初老の男性、もといブリーフの問いかけ、出木杉は自身におきた過去数時間の出来事を思い返した。

はじまりはいつもの空き地でのいさかい、のび太がみんなに「分身の術」
を見せてやると自慢したのがきっかけだ

ジャイアン「ホントにできるのかよ!?」

もちろん、のび太はそう答えた。
実際、出木杉もそれを疑っていない。
あのオーバーテクノロジーを秘めたのび太の友人の力をもってすれば、それは造作もないことだ。

のび太は見事分身の術を成功させた。
それがいかなる作用の道具によるものか、出木杉は一瞬にしてみぬいた。
分身であらわれたのび太の衣服が昨日のそれと同じだったからだ

おそらくタイムトラベルが関与していると思われる。

ジャ「やい! それはタイムベルトじゃねぇか! このいんちき野郎!」

ジャイアンはけして賢い少年ではないが、ドラえもんの道具には詳しい。
のび太が装着しているベルトに着目し、それを強引に奪い取り、放りすてた。
落下の衝撃でそのベルトは火花を放った。
どうやら故障したらしい。

知的好奇心のおもむくまま、出木杉はそのベルトに近づいた。
そのとき、ベルトが爆発、そして出木杉の世界は、ゆがんだ。

気づいたときには見知らぬ町。
簡単な予測だ。
おそらくあの道具の誤作動によって、自分はどこか、あるいはいつかに移動してしまったのだ。
そう思った出木杉はあわてず騒がず、周囲を確認した。
そこで違和感に気づく
車は空を飛び、建物は高層。
つまり未来的に思えるが、立ち寄った書店で見つけた世界地図は出木杉の知る地球とは異なるものだった。
いくらプレートの移動があるとはいえ、ありえないほどの形状変化だ。

そこで彼は結論をくだした。
ここは過去でも未来でもない。
おそらく、別の次元の世界なのだ。

これではドラえもんが迎えにきてくれるか、危うい。

そのときだった。
自分の置かれてる立場に呆然とし、立ち尽くした出木杉を襲った衝撃。

どうやら車にはねられたらしい、ということに気づいてから気を失ったのは。
さすがこの少年というべきところだった。

出「と、いうわけなんです」

出木杉はすべてを正直に話した。
ブリーフの人柄が信頼できると判断したからだ。

ブリ「そうかい。実は君が異次元から来たことは予測していたよ。
      でなければ、ドラゴンレーダーに人間が反応するはずがないからねぇ。
      そうそう、さっきは事故とはいえ、ブルマが車で轢いちゃってごめんね」

出「え?」

ブリ「まぁまぁ、いつまでもベッドじゃなんだろう。怪我はなかったみたいだし、
      よければ食事でもしながら、この世界の話をしてあげるよ。
うまく受身をとってたみたいだね。
きみすごいね」

そしてブリーフから聞かされた話は出木杉にとって衝撃的なことばかりだった。

知性をもった動物が人間と共存しているという事実、ホイポイカプセルをはじめとする
テクノロジーの数々、ブリーフがそれを生み出した世界的な科学者であるということ。

そして、不思議な7つの玉、それに導かれし超人たちの冒険活劇。

胸がおどった。

ブリ「でね。このドラゴンレーダーはボールの放つ次元の揺らぎを感知してるんだよ。
      君からもこの波動が出てるのさ」

出木杉はだいたいのことは把握した。
のび太ではこうはいかなかっただろう。

ブリ「で、これからどうするんだい? 残念だけど、僕でも次元を跳躍する装置は作れないよ」

出「ぼくの知り合いに、もしかしたらそれが可能な人物、いやロボットがいます。彼の助けをまつしかないですね」

ブリ「そうかい。アテがあるならよかったよ。
       どうだい?よければそれまで僕の家で暮らさないかい?いろいろ話も聞きたいしね」

願ってもない申し出だった。
出木杉はこの日から、カプセルコーポレーションの食客となったのだった

それから数ヶ月がすぎた。
出木杉はそのころにはブリーフ博士の研究の手伝いをする立場になっていた。

いつまでもただメシを食うのは悪いという思い、そしてこの世界の科学技術に触れたいという探究心がその理由である。

もともと聡明な出木杉はみるみるその才を開花させ、ブリーフにとって一番弟子といえるほどに成長した。

彼の誠実な人柄が、ブリーフ博士の熱心な指導の要因となったこともおおきい。

さらに、修行を一時中断して、恋人であるブルマに会いにきたヤムチャという青年とも出会った。

ヤ「お前、異世界からきたんだって? それで博士のもとで働いてるなんて、すごいじゃないか」

出「いえ、ヤムチャさんこそ。武術の達人だそうで。よければその腕前を僕にもみせてくれないでしょうか?」

ヤ「よーしまかせろ。驚くなよ!」

コミュ力抜群の出木杉はヤムチャともすぐに親しくなり、その腕をみせてもらった。

まさに、衝撃だった。
ブルマの話では仲間内の武道家では一番弱いということだったが、それにしても異常な運動能力である。
出木杉のいた世界なら、あらゆる格闘技、スポーツで容易に世界一になれるほどのものだった。
だいたい人間が垂直飛びで30メートル以上飛べることなどあきらかに常識を超えている。

運動も好きなデキスギはヤムチャの滞在中、彼から手ほどきをうけ、研究のかたわら武術の基礎を学んだ。
もちろんヤムチャの足元にも及ばない程度だが、それでもかなり成長した。
運動神経抜群の出木杉ならではのことだった。

出木杉はブリーフから給料をもらうまでになっていた。
固辞したのだが、ブリーフは出木杉の働きからすると当たり前だといって聞かなかったのだ。

目もくらむ大金、そんな環境が出木杉にある考えをもたらした。

出「博士、お願いがあります」

ブ「なにかね?」

出「ぼくはドラゴンボールを探す旅に出たいと思います」

ブ「なるほど。たしかにそれなら君がもといた世界に戻ることができるかもしれないね。残念だけど、いいよ」

実はかなえたい願いはもうひとつある。
どちらを選ぶかは道中決めるつもりだった。

そんなやりとりがあり、デキスギはボール探しに乗り出した。
ためた給料をはたいて、いくつかのカプセル(乗り物や武器、なかには出木杉自身の考案
したものもある)を購入して出発した。

深い谷底では巧みにクレーンを操作し、宝物にしていた村からは石灰を利用した農耕法の
指導と引き換えに、怪鳥の巣にはジェットモモンガで突入してかっさらい、
カジノの景品になっていたものは確率計算によるギャンブルの勝利で手に入れる。

そうして、出木杉はそうそうに6つのボールを集めた。
残りはひとつ、ブルマから聞いている、世界最強に近い少年、孫悟空が祖父の
形見としてもっているそれであった。

もちろん、形見を強引に奪うつもりはない。
ブルマの話では孫悟空は散らばるボールをジャンピングキャッチで
確保することができるというから、お願いすれば問題はないだろう。

レーダーを使えば、悟空の位置はわかった。
ヤッホイという辺境の地である。

ジェットフライヤーで到着。
彼の姿がみえた。
巨大な岩を背負い、高速で走っている。

知と部、それぞれの道を極めんとする二人の少年の、そしていずれ全宇宙を救うことになる
二人の男の、初めての出会いだった。

悟「あれ? おめぇ誰だ?」

出「ぼくは出木杉。今はブルマさんのところに住んでるよ」

悟「ブルマの友達か?」

出「まあそうだね」

悟「そっか、で、おめぇ何のようだ? 修行か?」

出「えっと、実はお願いがあって」

本来は悟空のほうが少し年上だが、出木杉には同世代にみえた、だからフランクな
しゃべり方になっていた。

出木杉は事情を説明した。

悟「なんだ、そんなことか。いいぞ。だけどおめぇの願い事ってなんだ?」

出「えっと○○だよ。」

悟「なんだ? 意味わかんねぇぞ」

しかし悟空もまた、本能的な直感で、出木杉の誠実で聡明な人柄を見抜いていたから
それで十分だったのだ。

そのとき

?「おっと、お前らそこまでだ。ボールを全部こっちによこしな」

二人の少年に脅し声をかける男、みると片手に見知らぬ少女を抱え、銃口を突きつけている。

?「さもないと、この女をぶっ殺すぞ」

男の腕にはRRの腕章、レッドリボン軍の残党である。
彼はボールを集めている出木杉を追跡していたのだ。
ちなみに願い事は世界征服。

出木杉が戦う、はじめての相手だった。

悟「RR軍か! ちくしょう! きたねぇぞ! ぶっ飛ばしてやらぁ!!」

R「だから動くんじゃねぇよ! この女殺すぞ!」

悟「ぐ…ちくしょう。きたねぇぞ」

悟空はなすすべなく固まった。
その姿をみた出木杉は彼に好感をもった。
うわさどおり、強さだけでなく、やさしさを兼ね備えた純粋な少年だとおもったのだ。

しかし、この事態をどうにかしなくては。

もちろん頭脳明晰な出木杉がこうした危機を予測していないはずがなかった。
およそ25通りの策があるが、ここは6番の策が最良と思われる。

出「うん。わかった。じゃあボールを全部あげるよ」

悟「え? いいのか?」

出「女の子の命にはかえられないさ」

悟「でもよぉ」

出「大丈夫。取り戻せるよ(小声)」

そうしたやりとりをしたあと、出木杉はあっさりと7つのボールを渡した。
RRの残党は満足して去っていく。

悟「おい! 取り戻せるのか?」

出「問題ないよ。ほら」

そういって四星球をみせる出木杉

悟「あれ? さっき渡したのに。おめぇ妖術つかいか?」

出「あれは精巧につくっておいたイミテーションさ」

悟「いみ…?」

出「ニセモノってことだよ」

そう、これほど貴重なボールだ、強奪や盗難、取引材料になることも十分考えられる。
とすれば、保険としてイミテーションをつくっておくのは当然のことである。

これまでボール集めにかかわった人間が誰もこれを思いつかなかったことこそ
出木杉にしてみれば不思議だった。

悟「おめぇ、アタマいいな! あれ? でもアイツ逃げちまったぞ?」

出「大丈夫だよ。彼は6つは本物のボールを持っている。レーダーがあるんだからすぐに追跡できるさ。
     それに僕らに奪い返されないようにすぐ願いをかなえようとするはず。
ねらい目さはそこさ」

悟「??」

それから数時間後、荒野でボールを7つ(ひとつはニセモノ)をおき、神龍を呼び出そうとしているRR残党を発見、当然ながら神龍はあらわれない。残党はなんども呼びかけてはあせった様子だ。

そしてそれを観察する二人の少年。

出「悟空くん、この本物の四星球をあの6つのボールのところまで投げられるかい?」

距離はおよし100メートル。
ヤムチャ以上の身体能力をもつ彼なら楽勝なはずだ

悟「でーじょーぶだぞ。ほいっ」

弾丸ライナーで6つのボールの傍らの地面に突き刺さるボール。
こうして7つのボールがそろった。

岩山に立ち上がった出木杉は吼える

出「いでよ神龍!! そして願いをかなえたまえ!」

立ち込める暗雲。
そして現れるドラゴン。
出木杉はその荘厳さに感動した。

RR軍残党は事態に気づいたが、その瞬間には出木杉がなげたホイポイカプセル
から噴出されたヘリウムガスのために、声がはれなくなっていた。

==、,-、  、ヽ、 \>   ,,  '''\ _
メ゙ヽ、\ ̄""" ̄--‐   、 \  /ゝ、\
=─‐\\‐  /─'''''ニ二\''' |レレゝゝ、\
 ̄く<<く >, ゙、/<三三二\ ̄\ゝゝゝゝゝゞ''ヽ、       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
<<<<〈__入 ゙、く彡三三三二ヽくゝ\メメメゝ、_ゝ、\     | さあ願いを言え
くく<<<<<< ゙、 ゙、ミ三三二ニ─ゝゝゝゝゝ,,,,,,,、 '( ゙''ヽ、ヽ、   < どんな願いも一つだけ
くくくくくく彡‐ヽ ゙、ミ三三二ニ'''くくゝゝ_ゝゝ、\\_,>」
ノ,    | 叶えてやろう…
く く く く く 彡゙、゙、三三二ニ‐くゝ、/ ,,,,,,,,メメゝヽ''''"ゝゞ丶、  \_____
二─二二彡彡、゙、三三二==くメゝ/   ゙'ヽ、メゝゝゝゝゝゝゞ''ヽ-、,,,,,,_
‐'''" ̄ \彡彡ミ、゙、三二=''"く<メ/::      \''-、メメゝゝゝ_ゝ 、 ,,、ヽヽ
、  ,,,,- ゙彡//ヾ、三二= くゝ/:::....      \>∠レ-,-‐ニ二メヽ''ヽ ノ
 ゙ヽ、,,,-‐//_///,,、゙、三二=  ゙、 ""'''      ヽ>//レレヽ,,___  /
-,,,,,,-‐'''"""/////,,ヽ ゙、三二─ ゙ヽ.         //-ヘヘ,、 レレレレノ
''"      ,l|"////ノ,、\彡'''''‐-ニ,、 ::::::::::,,,,,,,,//    ゙ヽフ/|/| レ'
      /ゝ、/ヽ|ヽレ,,゙ヽ、゙''ヽ、,,,,,,_ヽ''ニ='',,-'"、─-,,,,,_   ̄"'ノ
     /メ / レ/,''"へへべ''─---- ̄-メヽ"ゝゞゝヽ、  >---''"
    /ヘヘ、|//ヘヘヘヘヘヘヘヘ,,-イ ̄ | ̄"'''-ニニニ二-''"
   /ヘヘ∧/./フヘヘヘヘヘヘヘ,/イ  /  /   /    ゙ノ\、\
   /ゝゝ| / /メヘヘヘヘヘヘ/'" |  /  /  /    /  \\
  /ゝ /|‐/ /フヘへヘヘヘ/∧  /-'"-'''"__,,-''"    /     /、\
 //|_| /./へへへヘヘ、// |/      \_,,,,-‐'"    /  ゙、.゙、
'"/ヽ"/'"へへヘヘヘヘ//  ノ          \    ,,,,-‐'"    ゙、゙、
.ノ //へへヘヘヘヘ//ヽ ./            ゙、''""      ,,/、゙、
/-"へへヘヘヘヘヘ//  |‐"              \_,,,,,,,,-‐'''"   | |
へへへへヘヘヘヘ//ヽ ノ                ゙,         | |

答えは前日にでていた。
出木杉はもう元の世界に帰るつもりはなかったのだ。
この胸躍る可能性に満ちた世界で、自身の夢をかなえるために生きる覚悟だった。

出「あらゆる空間における質量とベクトルを性格に算出し、そして演算する機能をもった小型の装置をください!」

神「なんて?」

出「量子観測機の高性能なものです!!」

神「日本語でおk」

その後、出木杉の懇切丁寧な説明で神龍もやっと理解をしめし、スマホ型のそれを出木杉にあたえた。

これが、出木杉の夢への第一歩。
銀河の果てを、次元のかなたの真理をみたいと願う
少年のスタートだった。

たとえ、魔族が妨害しようと、凶悪で強い異星人が敵であろうと、恐ろしいサイボーグや魔人がたちはだかろうと、なんびとたりとも、僕の夢への邪魔はさせない。

少年はこの日、そう誓ったのだった。

悟「おめぇ、やるな!!オラびっくりしたぞ!」

出「いやぁ、悟空くんの協力のおかげですよ:

悟「そうだ! おめぇも今度の天下一武道会にでろよ!」

出「ぼくには無理だよ。でもブルマさんたちと応援にはいくね」

しばらく語りあった二人は互いに修行と研究のために、もといた場所へ帰った。

こっからさきは出木杉の介入によって変わったDB世界の部分を中心に書きたいと思います。

ときは流れ、天下一武道会開催。

ブルマやプーアルとともに応援に赴く出木杉。
そこで亀仙人やクリリンとも出会う。
コミュ力抜群でイケメンの彼は
例によってすぐ打ち解けた。

そして武道会終了。
優勝天津飯。
ちなみに出木杉は初見でジャッキー・チュンの正体
にも気づいたが黙っていた。

そして

悟「あ、オラ、四星球わすれてきた」

クリリン「しかたねぇな。おれがとってきてやるよ。つかれてるんだろ?」

出「あ、クリリン君。ぼくもいくよ。ちょっと僕も忘れ物したんだ」

武道会の控え室に戻るクリリンと出木杉

そこに現れたのは、タンバリンだった。
そうピッコロ大魔王の部下である。

ボールを強奪しようとするタンバリンを止めようとして吹っ飛ばされるクリリン

タ「ちっ、邪魔するからだぜ。ちょうどいい、とどめをさして、武道家もひとり殺しておくか」

出「まってくれ」

タ「なんだてめぇは」

出「知らないのかい? ドラゴンボールは近くで人間の死を感知すると、ただの石ころにかわってしまうんだよ」

力では絶対にかてない、また離れた位置にいる悟空を呼ぶのでは間にあわないと判断したハッタリだった。

タ「なに?…はったりかよ」

出「そう思うならやってみるといい。君はさっき『これでピッコロ大魔王さまに』って言ってたよね
     誰だか知らないけど、君はだれかの下でボールを集めているみたいだね。
     もし万が一ボールが駄目になったらどう申し開きするつもりだい?」

タ「…」

出「それに、それだけの力があれば、今じゃなくても彼を殺すのはわけないはずだ。違うかい?
     とりあえずボールだけ持って帰るのが僕はいいと思うね」

あくまでも冷静に淡々と告げる。

タ「ちっ、まぁいい。そのガキはさっきの攻撃で片腕をなくしている。
    どっちみち武道家としては終わりだ。
魔封波は使えやしねぇしな。
命拾いしたな

そうしてタンバリンは去った

クリリン死亡→クリリン重症(片腕をなくす)

その後、クリリンが重症を負わされたことに怒り狂った悟空はタンバリンをおいかけ、
消息不明。
武道会の疲労もあり、やられてしまったかに思えた。

その後、亀仙人からピッコロ大魔王のことをきき、対応にはしる一同

ピッコロ大魔王からボールを奪い、神龍に願って魔王をけしてもらうという策を実行
することにした。

しかしその目論見は失敗、亀仙人は魔封波の使用によって命を失い。
天津飯は
動けない

ピッコロが神龍が呼んだタイミングで餃子が飛び出し
「ピッコロ大魔王を、この世から」

そこまで言ったときに餃子は撃たれる

出木杉の手によってだ。
出木杉が撃ったのは麻酔銃、あのまま放っておけば、餃子はまちがいなくピッコロに
殺されていた。

出木杉はそう判断して背後から餃子を撃ったのだ

ピッコロ「貴様はなにものだ」

出「ぼくは出木杉。ピッコロ様に仇なす敵を撃つものです。どうか、ぼくをあなたの部下に
してください。
知略とドラゴンボールの知識にはいささか自信があります」

くじけそうになる心を胆力でふるいたたせ、ピッコロに申し出る出木杉。
ピッコロは部下を使っている。
つまり部下が必要であるということ、そして今
命を救ったかたちにもなっている。
のちのち殺される可能性はあるが、
取り入ることは不可能ではあるまい。

そう考えたのだ。
餃子死亡→餃子気絶

出木杉の胆力と度胸をおもしろがったピッコロは彼を部下にした。

もちろん出木杉の狙いは、近くでピッコロを討つ機会をさぐること、そしてうまく
誘導して人々への被害をへらすことだ。

策はうまくいった。
ピッコロが移動する先にはいちはやく避難勧告をだし、被害を最小に収めた。
しかし限界はきた。

キングキャッスルから西の都を破壊するために飛び立とうとするピッコロ。
恩人であるブリーフ博士とカプセルコーポレーションを守るため、ピッコロの
後ろに使えていた出木杉は戦うことを決意した。

可能性はひとつ、ホイポイカプセルだ。

カプセルは物質の質量を正確に測定することで物体をその内部に収納するものだが、

神龍によっててにいれた量子測定器によってエネルギーのベクトルが完璧に測定可能
になったことによって、エネルギーそのものを収納(もとエネルギーの6割程度だが)
することを出木杉は実現していたのだ。

こんかいもっているカプセルはひとつ、ヤムチャ・餃子・亀仙人・天津飯の四人の
気を入れてある。
このカプセルは投げれば発動するものではなく、エネルギー解放
のさいには高度な測量技術と演算スピードが要求されるため、使用できるのは出木杉と
ブリーフだけである。

このたったひとつのカプセルをもって、出木杉は魔王にいどむことにした。

出「いってらっしゃいませ。ピッコロ様」

ピ「うむ」

そういって背後をみせるピッコロ。
出木杉はカプセルをとりだし、起動シークエンスを
入力して投げつける。

大爆発がおこった。
もくもくとあがる煙

やったのか? そう思った出木杉は自身の甘さをしることになる。

ピ「…よくもやってくれたな。デキスギ。このわたしも少しだけダメージをうけたぞ」

たしかにダメージはあたえていたようだったが、殺しきれなかった。
あの四人のエネルギー
ではこれが精一杯だったようだ。

ピ「では、おまえを殺してやる」

考えをめぐらす

出「なるほど、封じ込めても復活の可能性があるから、できれば殺したかったけど
無理か。
なら仕方ない。
今のはエネルギーカプセルだけど。
つぎはこれを使うよ」

そういって別のカプセルを取り出す。
投げると現れる電子ジャー。

出「覚悟はいいか。次は大気圏外に投げ捨ててやる」

ピ「バカなっ!武道家でもない貴様に魔封波が使えるはずがない!!」

ニヤリと笑ってみせる出木杉

出「そうさ。僕は武道家じゃない。科学者だ。じゃあ逆にきくけど、さっきの爆発。
気の流れを感じなかったか? ぼくは自分では気を発せないけど、科学でそれを生み出す
ことができる。
魔封波だって同じことさ」

出「ちなみに、この機械式の魔封波はアンタがここから半径10メートル以上はなれると自動で発動する。
ぼくが死んでいても関係ない」

ピッコロは測りかねているようだった。
ハッタリの可能性もあるが、ピッコロに
科学の知識などあるはずもなく、ホイポイカプセルの存在すら想定していなかったのだ。

万が一、そう万が一でも本当なら、取り返しのつかないことになる。
ピッコロは動けなかった。

この時間はわずかだった。
しかしそれで十分だったのだ。

風を切る音、武の道をいく少年が黄色い雲に乗ってやってきた。

彼がくるまでの間、ピッコロをここに釘付けにできれば、それでよかったのだ。
出木杉はしんじていた。
悟空の生存を、そしてかならずピッコロに挑むということを。
その後は超神水によってパワーアップした悟空がピッコロを討った。

被害状況
一般人・軍人死亡985名→15名
そしてしばらくときが飛ぶ。

3回目の武道会、そしてマジュニアとの戦い、
出木杉は仲間たちとの交流をふかめたが、戦いには参加していない。
しかし、仲間の誰もが出木杉の強さをみとめていた。

自分たちとは違うが、道をきわめようとする男の強さ、その知恵と勇気を。

さらにときは流れ、悟空は父親になった。
そしてサイヤ人・ラディッツの襲来と悟空の死。

研究で外国へ行っていた出木杉はあとからそのことを知り、力になれなかった自分
を悔やんだ。

一年後に襲来する二人のサイヤ人、ほかの戦士たちは天界で修行を重ねた。
出木杉もまた、地球をまもるため、また自らの夢のため、仲間たちとは別の
方法で準備をすすめた。
仲間たちから気を注入してもらうカプセルのエネルギー変換効率の上昇。

また、仲間たちの習得している技の完全な把握、戦いやすい地形の選出。

そしてもっとも大事だったのが、あの世で修行しているという悟空の状態を神に
聞いておくことだ

出「なるほど、蛇の道に界王、ですか」

神「うむ」

出「気になったのですが、悟空くんは生き返らせると同時に地球にこれるんですか?
帰りは蛇の道を通らなくても?」

神「あっ」

こいつはアホか。
そう思った出木杉だが、さすがに神に無礼な言動はできない。

自分が気づいてよかったというものだ。

そこで出木杉は高性能な大気圏外測定のレーダーを開発、サイヤ人の襲来1日前に
察知可能な体制を用意。

そして襲来の前日、それを察知して悟空を早めによみがえらせ、蛇の道から急がせた。

さらに出木杉自身、仲間の戦士たちとともに、決戦の地へと向かったのだった。
ちなみに、この時の出木杉の戦闘力はスカウターで測定すると、85。

とても戦いについていけるレベルではない。

ほかの戦士とはちがい、ジェットフライヤーで現場に到着した彼を、仲間たちは
心配した

出「足でまといにはならないよ。ぼくが殺されそうになってもたすけてくれなくていい。
でもきっと、ぼくにもできることがある」

あらわれたサイヤ人。

まずは栽培マンとかいう手ごまを出してきた。
悟空の到着にはあと1時間ほどはある。

出「みんな…お願いがある」

「なんだ?」

出「あの敵は、強い。きっとこのままじゃみんな殺される。でも策はある。
こんかいだけは僕の指示のとおりに戦ってくれないか?」

「わかった。なるべく指示を聞くようにするさ」

命を助けたこともあるクリリンが賛同してくれた。
ほかのみんなもうなづいた。

気づいていたのだ、彼我の戦力差を、そして信じていたのだ、出木杉の智略を。

敵は都合のいいことに栽培マンとこちらの戦士に一対一での戦いを提案。
時間はたっぷり稼げる。

出「まずは天津飯さん、おねがいします」

敵の強さが正確にわからない以上、こちらも強い戦士をだすべきだ。
しかしピッコロ
では殺されたときのリスクが大きすぎる。
DBが失われるのは避けなければならない。

なるべき時間を稼げとの指示だったが、天津飯は瞬殺してしまった。

つづいてヤムチャだ。
栽培マンを圧倒するヤムチャ、かめはめ波を食らわせ勝ち誇る

ヤム「こいつらはお前らがおもったほど強くなかった見たいだな」

その顔には油断がみえた。

出「駄目だ! ヤムチャさん!! 距離をとってとどめを!!!」

その言葉にとっさに栽培マンをみたヤムチャは自爆攻撃をかろうじて回避した。

ヤムチャ死亡→ヤムチャ軽症
そのあとは次々と栽培マンを撃破。

本番はここからだ。

戦闘態勢に入るナッパ。
大地が揺れる

餃子「天さん! ぼくの超能力がきかない!」

出「だめだ!! 超能力はかけ続けるんだ! パワーで打ち消されてるだけで、
影響がないわけじゃない!! 少しでもヤツの力を落とすんだ!!」

ナッパ「さーて、どいつからやっちまうか…」

出木杉はラディッツの残したスカウターをしようしている

出「スカウターで計測した数値が高すぎる! 直接肉弾戦をするのはピッコロさんだけだ!!
ほかのみんなは触れただけで体を破壊される!!」

いつもは礼儀正しく穏やかに話す出木杉だが、状況が状況だ。
ここは命令口調でいかせてもらう

出「餃子は引き続き超能力を!ほかのみんなは、少し離れて気効波で攻撃。ピッコロを援護だ!!」

そして戦いが始まる。
押されてはいるものの、ほかの戦士の援護もあり、なんとか
ピッコロはナッパと渡り合っている。

しかしこのままではジリ貧だ。

ヤム「出木杉、このままじゃ駄目だ!俺たちも直接攻撃を」

出「死にたいのか!!今策を考えている。少し待ってくれ!!」

出木杉がこうも声を荒げたのは初めてだった。
仲間を誰一人死なせたくなかったし、どうしてもサイヤ人を倒したかったのだ。

考える。
みかたの戦力、技、タイミング、敵の性格

そうか!

出「策はなった! 僕のいうとおりにするんだ!!」

まず、餃子を正面に配置、餃子がこのフォーメーションのカギだ。
餃子を中心に少し後ろにクリリン、前方上空に天津飯、斜め右後ろにヤムチャ

これで狂いはない。
すこし戦いが長引き、明らかにナッパはイラついていた。

ナ「ちっ、めんどくせぇ。あの白いチビの変な力ですこしパワーが落ちてやがるし」

実際、餃子の超能力の影響は微々たるものだっただ、それでもナッパをいらだたせるには十分だった。

ナ「このナメック星人は後回しだ。まずはあの白いチビからやってやる!」

ナッパはまっすぐに餃子に突進をかける。

出「計算どおり」

ニヤリと笑う

出「天津飯!!」

天「はぁっ!!」

餃子の前方上空に待機していた天津飯が、餃子に突進するナッパにむけて渾身の気光砲を放つ
ナッパを倒すのは不可能だが、気光砲は面の圧力をかける技として、大変優れているのだ。

出「クリリン!!」

餃子の後方に待機していたクリリンがあらかじめ作成していた気円斬を餃子にむけて発射。
切れ味抜群のこのわざはあたればでかい。

上からの気光砲で地面に押し付けられるナッパ。
「餃子!!」

背後から迫りくる気円斬を武空術でかわす餃子。
気円斬はさらに進む。
ナッパからしてみれば、地面に
おしつけられた状態で、急に攻撃対象の背後から脅威が出現することになる。

ナッパ「なめるなぁ!!」

しかしさすがサイヤ人、押し付けられた状態をギリギリで脱し、きわどいタイミングでは
あるが、回避に入る。
気円斬はそう攻撃範囲の広い技ではない。
すこしかわせば
あたりはしない、という判断だった。

出「ヤムチャ!!!」

このままではかわされる。
その気円斬の軌道。
斜めの位置にいたヤムチャが繰気弾をたくみに操り、気円斬にぶつける。
面の部分にだ。

そうすることで気円斬の軌道は曲がる。

そう、回避していたナッパの体へと。

ナ「なっ…」

筋骨隆々のサイヤ人は真っ二つに切り裂かれた。

地球の誇る戦士たちと一人の戦略家がもたらした、奇跡的な勝利だった。
被害状況
ヤムチャ・天津飯・餃子死亡→全員生存。

まっぷたつになったナッパをベジータはエネルギー波でコナゴナにした。

ベ「弱いサイヤ人など、必要ない」

その恐ろしさに戦慄する一同

ベ「しかし、おどろいたぞ。その程度の戦闘力でナッパをたおすとはな。面白い
戦い方だ」

出「それはどうもありがとう」

ベ「さっきからお前はしゃべってばかりだが、キサマ自身に戦闘力はあるのか?」

出「さぁ、どうだろうな」

ベ「まぁ、いい。すぐにわかるさ。俺はナッパのように甘くはないぞ」

戦闘態勢に入るベジータ。
だが、戦士たちは絶望しなかった。
なぜなら、感じていたからだ。
ここに向かう、地球最強の戦士が、まもなく到着することを

出「そうかい。でも」

悟空が到着した。

出「ぼくらも、アンタが思ってるほど、よわくはないさ」

悟「よかった。みんな無事だったか」

戦いが、始まる。
べジータとの戦いは白熱し、そして地球側は勝利した。
ナッパ戦で誰一人失わなかったこと、悟空の到着がはやかったことが大きい。

ただひとつ、大猿に変身したベジータが悟飯を攻撃したさい、それをかばったピッコロが
死んでしまったことを除けば。
そして一同は失われたピッコロの命と、ドラゴンボールをもとめて、ナメック星へ
飛び立った。

時間はすこし流れる。
ナメック星へ向かったのは、クリリン・悟飯・そして出木杉。
悟空はあとから修行しながら来ることになっていた。

そしてかの星ではDBをめぐって、フリーザ一味・ベジータ・そして地球側の
3すくみでのボールの争奪戦が展開された。
その過程で、ベジータと地球側は一時手を組むことに。
圧倒的な戦力をもつ
フリーザに対抗するためだった。

ベジータは、クリリンと悟飯の戦闘力、そして出木杉の智謀を利用することにしたのだ。

そして出木杉にしてもそれはおなじこと。

一時ボールをそろえた出木杉一同だったが、ナメック語の問題で願いはかなわず、
フリーザに奪われてしまう。

話はここから再開する。
ベジ「おのれ。きさまらのせいでフリーザにボールを奪われてしまったじゃないか!!
ヤツが不老不死になれば、この宇宙は終わりになるんだぞ! このやくたたずどもが!!」

激高するベジータ。
出木杉にもきもちはわかる

出木杉だけはちょくせつ対面こそしていないものの、フリーザの戦闘力の恐ろしさと
残虐性は十分に理解していた。

いずれ、地球にもやってくるかもしれない。
そもそも、DBを奪われてはピッコロをよみがえらせることができない。
なにより、銀河の果てを目指す出木杉の夢にとって大きな障害になる。

あの残虐性、罪のないナメック星人を殺害したヤツ。

仕方がない。
出木杉は決意した

出「仕方ないね。フリーザを、殺そう」

クリリン「え?なにいってるんだよ出木杉。それができれば苦労しないって」

悟飯「フリーザはものすごい力をもっているんですよ。いくら出木杉さんでも
無茶です」

ベジータ「ちっ、多少は頭のキレるやつかとおもえば…バカめ。この俺ですらかなわない
相手を、お前ごときが殺すだと?」

策はなっていた。

出「強さにもいろいろあるんだよ。僕一人でいい。みんなギニュー特戦隊とやらの足止めを頼みたい」

ベジ「はっ、自殺する気ならとめん。勝手にしろ!」

クリ「出木杉…今回ばかりは無茶だ」

出「だいじょうぶさ。ポイントは3つ。『フリーザが不老不死を求めているということ』
『ナメック語でなくては願いがかなわないということ』そして『フリーザは僕の顔を知らないということ』
今ごろ、フリーザはボールを集めても願いがかなわないことに気づいているはず。
そして、なにか必要なファクターがあることにも気づいているかもしれない」

出「さぁ、みんなはいってくれ。みんなはみんなの戦いを、ぼくはぼくの闘いを」

そういって、仲間を送り出したあと、出木杉は敵の下級兵士から奪っておいたスカウターを
利用して、通信を送る。

出「フリーザ様! フリーザ様! ドラゴンボールのことでわかった情報があります。
応答願います!!」

フリ「なんです? わたしは今機嫌がわるいのです。くだらない情報だったら
アナタを殺しますよ」

出「いえ大事なことです。フリーザ様。DBをあつめても願いはかなわなかったのではないですか?」

フ「そうです。そのことについて知っているのですか?」

出「DBはナメック語を用いて神龍とよばれるものに頼まないとならないとのことです。
ナメック星人を拷問してはかせました」

フ「なるほど。すばらしい情報です。ではナメック星人を脅してやればいいわけですね」

出「その必要はありません。わたしはIQの高いタイプの宇宙人でしてね。すでに
ナメック語は習得済みです。
フリーザ様さえよろしければすぐにそちらに向かいます」

フリ「ほっほ。これはこれは…。ではいらっしゃい。わたしは今非常にきげんがいいですよ。
あなたにもなにか褒美をあたえましょう」

出「はっ(バカめ)」

そしてフリーザに対面する出木杉。
もちろん戦闘服に着替え、すかうたーを装備。
ちなみにナメック語も3つの文章だけは完璧に暗記している。

フ「ほっほ。よく着てくれました。DBはここです。さぁ、願いを。ワタシを不老不死に」

出「はっ。wせdftgyふjkl(いでよ神龍。そして願いをかなえたまへ)」

そして現れる神龍、ポルンガ。

ポ「さぁ、願いをいえ」

※ポルンガって、こっちからはナメック語なのに、あっちからは共通語だよね?
ちがってたらごめん。

フリ「これはこれは、こうした仕組みだったとは。ではワタシを不老不死に。
わかっているとは思いますが、おかしなことをしたら殺しますよアナタ」

部下といえど、容赦なく殺す。
その傲慢さが命取りだよ。
フリーザ様

内心毒づく

そもそもアナタは最初から間違えている。
不老不死を望むということは
老いを恐れているということ。
異星人といえども、老化するという事実を
わざわざおしえて回っているようなものだ。

出「はっ。では願いをあwせdrftgyふじこ(この横にいるフリーザというものを
老衰直前のヨボヨボの状態まで老化させてください)」

神龍は自分の力を上回るものの体には手をだせない、というのが原則だ。
しかし例外はある。
その対象の了承が得られたときだ。

かつて若返りを願ったピッコロ大魔王は力では神龍を上回っていたが、神龍の
力に影響され、若返った。
逆もまたしかり

ポ「そのものの力は私を超えている。そうした者の老化や寿命については本人の了承
がなければ、願いはかなえられない」

ベストアンサーだよ。
ポルンガ。
ニヤリと笑う天才科学者の青年。

出「フリーザ様、ということらしいです。フリーザ様が了承のむねをナメック語で
いえば願いはかないます」

フリ「そうですか! では早くその言葉を教えなさい!」

ポルンガの言葉だけしか理解できないフリーザにとってはなにも不自然ではない
流れだった。

出「こうです。あdftgyふじこ(了承した。もうまったく動けないほど死に瀕した状態にしてくれ)」

フリ「ついに夢がかなうのですね!あwせdrftgyふじk!!!」

これで終わりだよ。
フリーザ。
宇宙一の暴力を知恵が上回った瞬間だった。
ポルンガ「わかった。ではねがいをかなえよう」

フリ「うふふ…。なにっ!?」

フリーザのからだに起こる変化。
四肢に力が入らず、視界もぼやける。
内臓が重く感じられ、気力さえわいてこない。

フリ「…なんだこれは! どういうことだ。キサマなにかしたのか!?」

出「わからないか? フリーザ。それは『老化』だよ」

フリ「なにぃ!? キサマ敵だったのか。殺してやる! 殺してやるぞ」

その言葉に反してフリーザの体には力がみなぎらない。

出「それは無理だよ」

そういって、爆薬の入ったカプセルをそっとフリーザに貼り付ける。
もはや、それをはがす体力さえ、フリーザには残っていなかった。

フリ「バカな! オレは宇宙一なんだ! 最強なんだぞ!!!」

出「昔話はみっともないよ。おじいちゃん?」

フリ「なぜだ! なぜお前ごときの力なき人間ごときにこのオレが!」

出「力にも、いろいろあるのさ」

そういって出木杉はフリーザに背をむけ、歩き始める。
十分に距離はとった。

振り返らず、背をむけたまま、言葉をつづける。

出「ぼくの昔いた世界では、ある哲学者がこういっている『知は、力なり』」

爆薬のスイッチを作動させる。
フリ「おのれぇえええええ!!!」

爆音と閃光、出木杉は振り返らず立ち去った。
確認するまでもない。
宇宙の帝王は今、木っ端微塵になったのだ。
たいして威力のない爆弾
だが、力なき老人を葬るには十分な威力だった。

おなじころ、遅れて到着した悟空の援軍があり、
ギニュー特選隊も全滅。
残った二つの願いでピッコロを読みがえらせる。

かくして、ナメック星の攻防は幕を閉じたのだった。

被害

ナメック星人全滅→ナメック星人生存
ナメック星爆発  ナメック星存続
フリーザ一味を壊滅させた出木杉と仲間たち。
その後、悟空はせっかくだから、ということで別の星へいってみる。
と言い出した。

行き先はギニュー特選隊の宇宙船にインプットされていたヤードラット星。
宇宙の旅が夢だった出木杉はこれに同行。

ヤードラット星では、悟空は瞬間移動、そしてヤードラット星人の助けをえて
超サイヤ人へと覚醒する。

そして、ときは流れる。
全員が地球に帰還。なりゆきでベジータはカプセルコーポレーション(=ブルマんち)
にすむこととなった。
戦士たちはそれぞれの日常へ戻り、出木杉もまた、研究と仕事の生活へと復帰。

宇宙での経験は出木杉にとって、大変有益なものとなっていた。
出木杉は20代だが、その類まれない功績と能力で、すでに
カプセルコーポレーション専務取締役
同社宇宙開発事業部研究主任
同社科学顧問
私立ブリーフ大学工学部学長
同大学名誉教授
国連プロジェクト有人外宇宙探査隊リーダー

の肩書きをもっていた。
カプセルコーポレーションはビジネスマンとして、また科学者として超一流の
出木杉の活躍もあり、業績を10年で3倍に伸ばしていた。

容姿端麗にして頭脳明晰、長身でスマートな上に、リッチで社会的地位もあり、
運動神経抜群にして性格も誠実でさわやか、ユーモアもあり、涼やかな美声をもち、
料理もプロ級、芸術への造詣も深い出木杉は全世界で注目のヤングエグゼクティブとして
名を馳せていた。
ビジネス誌、科学誌にのみならず、ファッション誌、女性誌の表紙
をかざることも多く、抱かれたい男NO1を8年連続でキープ。

所有する博士号は物理学、工学、生物学、医学、数学、経済学、天文学の
7つ。

最高権威たるメールズ賞(ノーベル賞イメージして)はすでに14回受賞。

まさに、人類史上最高の頭脳をもった天才青年だった。
そんな出木杉はある日、仕事をおえ帰社するまえに付属のジムへ立ち寄ったところ、
休憩室にいたベジータに遭遇した。

出「ベジータ。ひさしぶりだね。近所に住んでるのにさ」

ベ「ふん。オレは地球人となれあうつもりはない」

出木杉はベジータのことが嫌いではなかった。
もともと敵だった相手だが、
その誇り高き生き方、そしてあくなき強さを求める鋼の意志。
好感すらもっていたのだ。

出「ねぇベジータ。ぼく仕事終わったんだ。よかったらこれから飲みにいかない?」

ベ「なに? ノミ? それはなんだ?」

出「いや、ただ食事して、お酒飲むだけだよ。よければ」

ベ「なぜオレが貴様なんかと」

出「そういうなよ。一応一緒に戦ったこともある仲じゃないか。それに、いろいろ
話もしてみたいし。
ベジータはないの? 僕にききたいこととかさ。
あれ? それともベジータ王子ともあろう漢が、お酒飲めないのかい?」

すこし挑発してみる。

ベ「そんなことがあるか!! ふん。いいだろう。つきあってやる」

ベジータも実は出木杉に興味をもち、また一目おいてもいた。
戦闘力をもたないくせに
、あのフリーザを倒した男。
それに酒というものにも興味があったのも事実だ。
2人で近くのダイニングバーへ移動。
出木杉チョイスの食事が旨い店だ。

出「僕はビール。ベジータは?」

ベ「なんでもかまわん。知るか」

出「じゃあ、ビール2つ」

運ばれてくるビール

出「ふぅ。おいしいね」

ベ「なんだこれは。苦いぞ」

出「そんなチビチビ飲むからだよ。ぐいっといかなきゃ」

ベ「ちっ…。ぐぃっ。さぁ教えろ。どうやってフリーザをやった!?」

出「まぁまぁ、夜は長いんだ。どんどん行こう。生中2つ追加お願いします」

数時間後。

ベ「おい!ビールはまだか!? 月見はんばーぐジューシーふんわり焼きとお肉たっぷりチンジャオロースも
きてないぞ!このオレをまたせるとはどういうことだ!?」

出「さすがサイヤ人。20杯飲んでもまだイケル。やるねぇ」

ベ「ふん! さぁデキスギ、貴様も飲め。もっと飲め。そしてさっきいってた重力トレーニング
の新しい方法とやらの話を続けろ」

出「よしきた」

ごめん。
日常パートだと退屈かもしれぬ。
しかしがまんしてくれ。
これもあとあとの策略のため。

出「よしきた! 従来の部屋型の重力室だと、エネルギーの問題があって、200倍が
限界だけど、今ぼくが開発してる小型設置式は手のひらサイズの制御版を地面におくだけで
半径数メートルの重力を変更できるんだ。
これはエネルギーさえ調達できれば
3000倍までの負荷が可能なんだよ!…まぁ、そんなネルギーはちょうたつできないけど。

完成したらぜひ使ってくれよ」

やはり酒は国籍・星籍とわず、抜群のコミュニケーションツールだった。
また、出木杉の話術が卓越していたこともある。

女性A「あのぉ、すいませーん。ひょっとして、カプセルコーポレーションの
『知の勇者』出木杉さんじゃないですかぁ?]

出「うん。そうだよ。知の勇者っていうのはちょっとおおげさだけどね」

女性A・B「うそー。すごーい! 握手してください! わたしファンなんですぅ」

出「あはは。別に芸能人じゃないんだから」

ベ「…」

女性A・B「あ、すいませぇん。お邪魔しちゃって。こちらの方はお友達ですか?」

出「うん。かれはトっプアスリートなんだよ。ほらこの筋肉」

ベ「!?」

女性「うわー。ほんとだー。すごーい! かっこいいー!(サワサワ)」

ベ「おいっ、キサマら。やめっ。おいどこを触っている!…あっ」

出「照れるなよ。ベジータ」

ベ「このオレが照れているだと…!」

にぎやかな夜だった。
ちなみにこの日の会計は大食漢で大酒のみのベジータがいたことで
200万ゼニーにのぼった。
これは天下一武道会の優勝賞金に匹敵する額だが、
世界で三人しかいないスーパープラチナカード所有者の出木杉にとっては
はした金であったのはいうまでもない。
そして出木杉にとってうれしいことがこの数日後におこった。

またも偶然あったベジータがこう言ったのだ。

ベ「おいデキスギ。今日も行きたいならつきあってやっておいいぞ。ノミとかいうやつにな」

出「今日は用事が」

ベ「ふんっ。そうか」

出「うっそー。じゃあいこうか。ベジータ。そういうの僕のいた世界ではツンデレって言うんだよ
知ってたかい? じゃあきょうはベジータの女性経験でもきこうか」

圧倒的な戦闘能力差があるにもかからず、まったく自分にものおじしない出木杉。
ベジータはそんな彼といることが新鮮だったのかもしれない。
また別の日
出木杉はクリリンとともに悟空の家に招かれていた。
平和とはいいものだ。

日中、クリリンは悟空と釣りへ。
出木杉はチチの激しい要望で悟飯の家庭教師
をすることになった。
夫の友人でただひとりの知性派の彼は、チチにとって歓迎すべき
客だったのだ。

出「この考えを、デデキントの切断っていうんだよ」

飯「なるほど! すっごくわかりやすです」

出「しかしすごいよ。悟飯くんはその年でもうこんなにハイレベルな数学を」

飯「えへへ…出木杉さんにはまけますよ」

出「そんなことないさ。僕がオイラー予想を証明したのは16のとき。悟飯くんなら
いけるかもしれないよ。
そうだ。
もう少ししたらぼくの大学にくるといい」

チチ「裏口入学させてくれるだか!?」

出・飯「……」

そんな会話をしつつ日がくれ、食事。
チチの自慢の手料理に舌鼓をうつ

クリ「しっかし、悟空はいいよなー。嫁さんも、子供もいてさぁ」

悟「うめぇメシが食えるしな!」

出「あはは。そうだねぇ。でも、たしかにぼくらももう落ち着く年頃だよね」

ク「出木杉はモテモテじゃないかよ。よりどりみどりなのに、なんで彼女つくらないんだよ
このやろう」

冗談まじりにひがみをもらすクリリン。

出「うーん。ぼくはいまは科学が恋人…ってのは冗談さ。ホントはずっと好きな
子がいるんだよ」

悟「スキ? スキってなんだ?」

クリ「おい! まじかよ!? いつからなんだよ。どんな子だ? 水臭いな
いえよおい」

出「子どものころかだよ。かわいい子だったよ。よく下手くそなバイオリンを聞かせてくれたっけ。
もうずっとあってないけど、もしかしたらもう結婚してるのかもしれないな」

チチ「ホントだか? 出木杉さにほれられるなんてたいしたもんだべ。なんでふられちまったんだ?」

出「ライバルが強力でね。純粋で、やさしい男の子だったよ」

そのとき、ほんの一瞬だけ、昔の世界を思い出したが、後悔はない。
今では
ここに、素敵な仲間たちがいる。

しかし、平和は長くは続かなかった。
このあと、新たなる脅威に出現によって、出木杉は再びその知略を武器に
仲間たちとともに戦うことになる。
そして時は流れた。

ある日、研究室にいた出木杉はサイヤ人襲来時に造成していた外宇宙
レーダーに巨大なパワーが反応・地球に接近していることに気づく。

戦闘力は測定不可。
このレーダーは理論上53万までは観測可能なはずだ。

地球の戦士たちは、まだこのことに気付いていない。
彼らの気の探知能力では
集中しているときをのぞけば、外宇宙までは感知できないのだ。
危機を感じた出木杉はすぐに仲間の戦士たちに事態を伝え、午後休を取得。

翌日到着予定の謎の巨大パワーの離陸地点で全員に集合を呼び掛けた。

ヤム「なぁ、出木杉。ホントにそんなのがくるのか?」

出「こないならそのほうがいいけど‥。あのレーダーは完璧なんだ」

ベ「ちっ。カスが、お前はまだあのパワーの接近に気付かんのか。よく気を
感じてみろ。
あのナメック星人はとっくにそうしている」

飯「はっ、この気‥似てる」

ヤ「な、なんだよ。そんなやべぇヤツなのか‥」

クリ「これは‥フリーザの‥気だ」

出木杉には彼らのような能力はない。
だがフリーザならたしかにこの手で
コナゴナに葬ったはずだ。
謎の敵が到着。

あらわれたのはフリーザによく似た気をもつその父。
コルド大王だった。

対面する両者。

コ「これはこれはお待ちかねか。さて聞いておこう。フリーザをやったのは、
どの男だ。
そっちのサイヤ人か? それともナメック星人か?」

緊張が走る。
クリリンが一瞬出木杉をみた。

悟「フリーザをやったのはオラだ!」

悟空の発言。
これは出木杉をかばったものだ。
いつでも知略で相手を圧倒できるとは
かぎらない。

出「悟空。大丈夫だよ」

一同「!?」

出「フリーザを倒したのは、僕だ。あなたが父親だというなら心中お察しする。
でも、アナタの息子は討たれても仕方のない男だった」

コ「ほう‥。貴様か。戦闘力はわずか85。そうか変身タイプというわけか」

出「それで、アナタの目的はなんだ。仇討かい?」

コ「そうだな。だがお前の力が本物なら、かわりに私の息子になるがいい。
ともに宇宙を支配しよう。
さぁ、力をみせてみろ」

出「なるほど、悪い話じゃないね」

コ「物わかりのいい男だ」

出「もう一つききたい。『就職前』にね。フリーザ軍は世襲制というわけかい? アナタが先代
だとすれば、今フリーザなきあと、軍はどうなっているんだ?」

コ「チリヂリになった。ハンパな力をもった連中だ。各地で暴れまわっているらしいな。
もっとも、今でも最高指揮権はわたしにあるがな」

出「なるほど。では条件がある」

コ「生意気な。ここで殺されたいのか?」

出「あんたには無理さ。それに僕を味方に引き入れたいのは、不安があるからだろ?
フリーザを倒した謎の男、自分はそいつに勝てるのか、とね。
僕のほうはアナタを
確実に殺せる自信はあるけど、無駄な闘争は嫌いなんだ。
めんどくさいからね。
それに宇宙の支配にも興味はある。
せっかくアナタ方親子が築き上げた地盤だ。
無駄にしたくはない」

コ「‥よかろう。条件というものをいってみろ」

天「出木杉。おまえ、なにを」

クリ「どうしちまったんだよお前‥」

悟・
ベ「‥」

出「条件は簡単だ。各地で暴れまわってるアンタの部下すべてに撤退命令を出せ。
そして、この地球に衛星である月に1か月に全軍集結だ。
僕は部下の管理は完璧にしたい
タイプでね」

このとき、ピッコロと悟飯だけは、出木杉の狙いに気付いた。

コ「簡単なことだ」

出「今やってくれ。そのスカウターでできるんだろ? 指示が」

コ「せっかちなやつだ(中略)これで満足か」

出「やっぱりアナタの息子になるのはやめるよ。宇宙は支配するものじゃない。
理解するものだ」

コ「なんだと。貴様なにを言っている」

出「アンタはここで死ぬんだよ」

コ「そうか。なんのつもりかは知らんがよかろう。フリーザのようにいくと
思うなよキサマ!!」

激こうするコルド、高まる戦闘力

コ「さぁ、かかってこい!!」

出「なにを勘違いしてるんだ。ぼくはアンタとやりあう気はないよ。
自慢じゃないけど、格闘は弱いんだ」

ここまでくれば、一同、出木杉の狙いがわかっていた。
悟空・ピッコロ・ベジータが前面に立ちふさがる。

出「餅は餅屋さ。僕にはとても頼もしい仲間がいる」

すでに超サイヤ人に覚醒した悟空を有する戦士たちにとって、もはやコルドは
絶望的な相手ではなかった。

また、ここから一ヶ月後
月は一度、悟空のかめはめ波によって一度破壊され、DBにて再生されることとなった。

被害
フリーザ軍残党による宇宙の混乱・犯罪・紛争の多発→フリーザ軍残党全滅。
その直後、謎の少年があらわれ、一同と対面。

少年「申し訳ありませんが。お話があります。悟空さん、それと出木杉さんだけ
来ていただけますか?」

少年、トランクスが話したことは
〔ね茲任RR軍の生き残りの科学者Drゲロの作った人造人間によって人類が
壊滅的な被害を受けているということ
△燭茲蠅旅砲慮膓は心臓病で死亡、戦士たちは全滅
トランクスはブルマとベジータの息子で超サイヤ人になれる
だ篷湘な未来をかえるため、心臓病の特効薬をもって過去にタイムトラベル
してきたトランクス。
イ修鵑覆錣韻妊茱蹇

ということだった。
トラ「‥と、いうわけです。アナタがた二人にだけ話したのは。母から
人類でもっとも頼りになる男たちだったと聞いていたからです」

出「あれ? その未来ではぼくはどうなってるの?」

トラ「出木杉さんは、そのころには地球にいません。外宇宙探査船で往復
15年の旅に出ています。
母はあなた方のどちらか一人でも生きていれば、
世界は変わっていた、と言っていました。
どうか、未来を変えてください」

トラ「それから」

出「わかってるよ。歴史がかわって君の存在がなくなるかもしれないから、
君についてはほかの人には秘密に、だろ?」

トラ「さすがですね」

出「昔の知り合いによくにたケースがいてね。わかったみんなには僕からうまくいっておくよ
それから僕が銀河の果てを目指すのは、地球の混乱がおちついてからにするさ。
ここは大事な故郷だからね」

悟「ああ! オラたちが未来を変えてみせるさ。くー。ワクワクすんなぁ!! あのフリーザより
強い相手か!」

トラ「おふたりとも、僕の思ってた以上の方でした。未来を頼みます」

その後、出木杉はうまくトランクスのことをかくし、仲間たちに危機を伝えた。
半信半疑の仲間たちだったが、トランクスがタイムマシンできえるのを目撃。

全員が未来の危機を理解した。

なお、このとき、出木杉だけは別のところに着目していた。

出「あのタイムマシン‥」

話に聞いていたドラえもんの所有するそれとはすこし違うようだ。
形も原理も。
ドラえもんのものは超空間にもともと設置されており、その内部を移動するもの。
トランクスのものは通常空間から直接タイムトラベルをするものらしい。
彼が未来へさったとき、タイムマシンの屋根部分に付着していた土までも消えてしまった
ことも実に興味深い。

これは、なにかの役にたつかもしれないな。
天才の頭脳はすでに、次の戦いへと高速で稼働を始めていた。
そのあと、戦士たちはおのおの修行へ。
出木杉もまた、独自の準備をすすめた。

まず、心臓病の特効薬をひとつもらい、成分を解析、予備を15個作成。
副作用が少ないことも確かめ、症状が出なくても予防として悟空に服用を支持。

そしてタイムマシンの構造の解析。
もともと着想はあったがトランクスのそれを
目撃してから、より具体的なイメージがわいたのだった。

さらに重量室をさらに強化、ほかにも空気圧や荷電などさまざまな負荷による
トレーニング法を開発。
ベジータとは二人三脚で準備を進めることとなった。

また、人造人間開発前のDrゲロを説得することも考えたが、
なんとDrゲロは資料にある研究室にはおらず、消息不明だった

※これはなぜかというと、当然ゲロは出木杉の存在も知っているため、自分の研究が
どこかから流れて科学者である出木杉に知られることを恐れて雲隠れしたからだ。
原作と違うのはここ。
そして時は流れ、人造人間が現れる。

ここはちょっと割愛。
出木杉の支持した『予防』によて心臓病が発症しなかった
悟空、さらにハードなトレーニングによって原作より強くなっていたベジータ
の手によって人造人間19号は破壊された。
残された20号は17号・18号
を起動させるべく、逃亡をこころみる。

悟「追うぞ!!」

出「そっちはまかせるよ。ぼくは少し気になることがある」

出木杉は敗北した19号の部品を回収。
ひとり研究所にもどった。
Drゲロは人間的には外道だが、このテクノロジーはすぐれた部分もある。
その後、出木杉不在のなか、17号、18号さらに16号までが覚醒。

出木杉は遅れてきたトランクスとともに人造人間と仲間たちの戦う場所へと急いだ。
このあと原作準拠が続くから飛ばします。
その後、セルが目覚め。

出木杉の必死の説得むなしく、思い上がったベジータの手によって完全体へと覚醒。

セルゲームの開催が決定する。

悟空、悟飯、ベジータ、トランクス、ピッコロは精神とときの部屋で修行。
出木杉もまた、精神と時の部屋に研究室ごと移動し、劣悪な環境と引き換えに得た
1年という時間で、策を練り、準備をすすめた。

セルゲーム開催まであと二日。
精神とときの部屋からでた出木杉はその二日の間に最後の準備を完了。

もちろん、悟空やベジータの手によってセルを倒すことができればそれがベストだが
、万が一のときは自分が戦うしかない。
そしてセルゲーム開催。
ここもおおむね原作準拠。
悟空の狙いが悟飯の怒りによる覚醒であることを
見抜いていた出木杉はあえて静観を選んだ。

覚醒した悟飯はセルを圧倒するも、そのおごりから、セルに自爆の機会を与えてしまう。

膨らむセル

セ「ふはは自爆してやる!」

飯「させるか!」

セ「おっとそれは」

出「駄目だ!! 悟飯くん!! 刺激をあたえると爆発する!!」

戦士たちに絶望が走る。
だが天才は即座に回答を導き出す。
一瞬の間もなく声を上げる。

出「悟空!! 瞬間移動だ!! セルをつれて界王星へ!! ほかのみんなはできるだけ気を
高めるんだ!! 一刻を争うぞ!! 早く!!!」

この一瞬が大事なのだ。
少しでも逡巡すれば、地球、あるいは悟空の命が失われてしまう。

出「移動したらセルだけおいて、界王と猿をつれてすぐに戻るんだ!! 気を察知する手間はみんながなるべく省いてくれる!」

悟空の反応も速かった。
それほど、出木杉の言葉には信頼があったのだ。

悟「わかった!! 」

そして作戦は成功。
気を極限まで高めた仲間のおかげで、それを探知するのが容易
になり、悟空は見事セルを残して戻ってきた。

しかし
セルは戻ってきた。
しかもより強くなって。

さらに悪いことに。
勝利に浮かれ、油断していた一同を襲った不意の一撃で
仲間の一人が死亡。

これはただの偶然なのだが最悪にも命を散らした戦士は
この場でただひとり戦闘力でセルに対応できる

孫 悟飯だった。

※ここも原作と違うところ。歴史はちょっとしたことでかわる(ドラ談)
そして勝ち誇るセル

セ「ふはは。まさか孫悟飯とはな。こいつはラッキーだ。いや、残念というべきかな?
今の私はすでに孫悟飯を超えている」

一同「‥」

セ「もうこの星に用はない。おまえら全てとともに破壊してやる」

気を高め、最大出力のかめはめ波の態勢にはいる。

ベジ「もう‥おわりだ」

クリ「結婚したかった」

悟「すまねぇ。みんな、こんなはずじゃ」

鍛え抜かれた戦士たちですら、絶望せずにはいられなかった。

そう、たった一人の知恵者を除いては。
出木杉は前に出る。
戦士たちは道着や戦闘服だが、出木杉はスーツ姿だ。
ネクタイとジャケットをはためかせ

かめはめ波の矢面にでる。

一同「しぬ気か!? よせ。どうするつもりだ!!」

出「みんなの力もかりたい。全員、最大出力のエネルギー波をセルへ」

ベジ「おまえにはわからんかもしれんが、俺達全員のネネルギー波程度では
セルのかめはめ波をとめられやしない‥! もう終わったんだ‥」

クリ「それにお前、今セルとおれらの間にいるじゃないか。けし飛んじまうぜ」

出「ぼくはけして絶望しない。銀河の果てを知るまでは」

力強い言葉。
それにいち早く反応したのが、出木杉とは別の道で頂点を目指す
男、悟空だった。

悟「いいから出木杉の言う通りにするんだ!! コイツはいつでも答えてくれた!!」

セル「フハハハ、すでに地球どころか、太陽系すべてが吹き飛ぶほどの気がたまっているぞ!!」

一同「‥わかった。

セル「‥ん。なんだデキスギ。まっ先にしにたいのか? データでは銀河一の
知恵者とのことだったが。
終末を悟るのも一番早いというわけか」

出「やってみろ。この借り物だらけの昆虫野郎。ぼくは戦士を尊敬している。
悟空も、ベジータも、クリリンも餃子も。
それは彼らが鉄の意志と不断の努力で
その強さの高みにいるからだ。
だがお前は違う。
お前には誇りも意志もない。
他者の命によってしか自らを高められない。
そんなか弱い存在に、ぼくが、いや僕らが負けるはずがない。

セル「おもしろいたわごとだ」

出「うってみろ!! セル!!!」

今位置関係わかりにくいかな?
セル→出木杉←他

ってことね。
打ち出されるセルのかめはめ波・そして仲間たちのエネルギー波

その両方が出木杉に迫る。

これでは細胞ひとつ、残りはしない。

誰もがそう思った。

しかし

数秒後彼らがみたのは、あとかたもなく消滅したエネルギー波と
その進路上のえぐれた地面。
そしてその中心に無傷でたつ科学者の姿だった。

両の腕を開き、それぞれのエネルギー波がきた方向にむけている。

出木杉にエネルギー波をけすことなどできるはずがない。

だが、科学の力がそれを可能にした。

人造人間19号に使われていたエネルギー吸収装置。
出木杉はそれを小型の板状に再設計し、スーツのポケットにいれておいたのだ。
極端なダウンサイジングによって、使用限界はたったの一度。
個数は二個。

もちろん、反射速度におとる出木杉がいつでもこれを使って身を守れるわけではない。

確実に、ここに、確実に今、そのタイミングでしかこれは使えない。

出木杉はあらわれたその決定的瞬間に、これを用いたのだ。

事態が理解できず、呆然とする一同。

だが出木杉はその間に次の行動にでる。
セルは動きは速いが、思考速度までがそうではない。
この領域で出木杉に
勝るものなど、いないのだ。

出木杉はすばやくホイポイカプセルを投げつける。
セルの前方数メートルだ。

あらわれたのは小型のスプリンクラーのような器具、これが大地に接着した。

事態の異常に気付いたセルがそれを破壊しようと思った。

しかし、それはかなわない。
体が、動かないのだ。

出「見覚えがあるかい? ベジータ?」

ベジータの脳裏にあの夜の記憶がよみがえる。

従来の部屋型の重力室だと、エネルギーの問題があって、200倍が
限界だけど、今ぼくが開発してる小型設置式は手のひらサイズの制御版を地面におくだけで
半径数メートルの重力を変更できるんだ。
これはエネルギーさえ調達できれば
3000倍までの負荷が可能なんだよ!…まぁ、そんなネルギーはちょうたつできないけど。

出「そう。これはエネルギーが問題でね。莫大な量が必要なんだ。本当に莫大な。
それは大変優秀な先行研究が解決してくれたよ。
まぁ、これも資源の問題でたったの
一度しか使えないんだけどね。
さっきいただいたみんなのエネルギーを無線で送っている」

3000倍の重力、それがどういうことかわかるかいセル?

体重が3000倍になる。
実はこれは間違いだ。
なぜならそこには大気があるからね。
実質君がいま感じてる
重さはその比じゃあない。
ぼくならあとかとも残らないだろうね」

セル「ぐぅっ‥。きさま‥! だがこの装置。永遠に作動可能というわけではあるまい。
一度しか使えない、といったな。
この重さではたしかに動けないが、わたしは
死にはしない。
効果がきれたときが貴様らの最後だ」

出「よく気づいたね。その装置はわずか3分しか作動できない。そしてそれっきりだ。
でも問題ない。
君は3分後にはここに。
いや失礼『今』に、いないからね」

さらに次のカプセルをなげる出木杉。
これはトランクスが乗ってきたタイムマシーンの複製だ。
重力の影響を受けない
ギリギリの位置までセルに近付けている。

出「無から作るのはさすがに無理だけど、お手本があれば、一回だけで故障する
不良品はつくれるさ」

出「そしてこのタイムマシン。トランクスも話してたけど、莫大なエネルギーを使う。
まぁ、それも優秀な先行研究者の君(セル)の父上のおかげでさきほど解決した」

セル「‥なにをするつもりだ。なにを」

事態の異常に気づくセル。
だが動けない。

出「トランクスがタイムマシンで移動するのは高度のある空中だった。これはなぜか?
それはこのタイムマシンが周囲にあるものも巻き込んでタイムトラベルをするからだよ。

土が消えたときにそれにきづいた」

セル「‥なにをする。なにを」

出「なに。ちょっと昔に行ってもらうだけだよ。長生きできたら、
また会うかもね」

セル「正気か!? いつに送るつもりかは知らんが。私はそのさきの世界を滅亡させるぞ!
それでもいいのかああああ!?」

出「ほんの。ていうのは大きな視点からの意見だよ。
50000000000年ほど昔だね」

セ「!?」

出「知ってるかい? この世界の地球ができたのは60憶年前、太陽系は120億年前
そして銀河系は300億年ほどまえだそうだよ

君がいまからいくところは文字通り『何も無い』どんな世界かみてみたいよ」

セル「そうだ‥そんなことをすれば歴史が変わってしまうぞ」

出「わかってないな。それはパラレルワールドの話だ。実際このトランクスのいる
未来はなにもかわってないだろ。
今だって」

セル「しかし‥しかし‥!!」

出「そしてこれも教えてあげるよ。知性のある動物は無音・無視覚の状態でいると
ストレスで一か月で発狂・死亡するらしい。
とってもつよい君ならその12×5憶倍くらいは
耐えられるかもしれないね?」

セルは必死にうごめいた、だが重力で体が動かない。

出「でも君は生後まもない赤ちゃんだ。そんな図体でもね。どのくらい長いのか
その身をもってたしかめるといい。
おっと、あと20秒しかないね。
急ごう」

出木杉は手持ちのノートPCにタイムマシンの機動シークエンスを入力しはじめる
セルはもはや絶叫していた

「やめろ! やめてくれ!! わたしはただ、強い人間と戦いたかっただけだ!!
それを‥それを‥」

出「望みは叶ったろ? ぼくに、いやぼくらに敗れて君はいなくなる。これは僕だけの力じゃない
みんなの、鍛え上げた力の勝利だ」

セル「きさまごときに!‥力なき人間ごときに‥!!」

出木杉はセルに背を向け、歩き始める。
タイムマシンの効果範囲から離脱。
だが、後ろは振り向かない。
背を向けたまま淡々とコマンドを入力、あとは
エンターキーだけだ。

出「違うタイプかと思ったけど、同じことを言うんだね。やっぱり細胞を借りてるからかな?」

セ「!?」

背をむけたまま、さらに続ける。

出「だからぼくはこう答えるのさ。

『知は、力なり』」

背をむけたままエンターキーを入力。

人類を恐怖に陥れた人造の最強生物ははるかな時の果てへ。
その姿を消した。
ってな感じです。

一応とんでも道具ではなくて、DBの作中に存在する科学のみで
セルを葬りました。

フリーザのときとは少し違って、アレ?って感じかと思いますが。
DBを求めたフリーザにはDBで
科学技術で生まれたセルには科学技術で、
って感じを狙っていたりいなかったり。
セルとの戦いは終わった。
いままで一度も死んでいない悟飯はすぐにDBで復活
トランクスは未来へと帰った。
ここで出木杉の出現によって変化したこれまでの死亡回数を整理
餃子2→0
天1→0
クリ2→0
ベジ1→0
悟飯0→1
悟空2→1
トランクス1→0
ナメック星人多数1→0
宇宙でフリーザ軍残党にやられた人多数1→0
ピッコロ大魔王に襲われた一般人多数1→0

倒した敵一覧
初代ピッコロ→悟空
マジュニア→悟空
ラディッツ→ピッコロ、悟空
ベジータ→(おもに)悟空
フリーザ→出木杉
コルド大王→(おもに)悟空
19号→悟空
セル→(おもに)出木杉
あとは原作と一緒。

さてここから6章スタートです。
ドラゴンボール異伝 道を極めし男
それからさらにときは流れた。
出木杉は延期にしていた外宇宙探査へ出発。
当初往復15年の予定だったそれは、
セルとの戦いでさらに高まった出木杉の知恵と技術によって、わずか数年に短縮
出木杉は多くの仲間に見送られ、星の海へと旅たった。

出木杉は宇宙の神秘を数多くその目にし、またその謎を解き明かした。
銀河、宇宙、次元、その真理はバラバラのようで根源はひとつ。
出木杉は
知を深め、その極みへと着実に近づいていたのだ。
ときおり交信ができる地球の状況。
それもまた出木杉の心を和ませた。
孫夫妻に次男の悟天ができたこと、ちびトランクスがすくすくと成長していること、
クリリンが念願かなって結婚したこと、あいかわらずフラフラしてるヤムチャ、高校に入った
悟飯、地球になじんでいくベジータ。

そしてもっともうれしかったことは、悟空がかつての悟飯すら超え、超サイヤ人3に
覚醒したことだった。
自身と同じく、まっすぐに道を進み続けている友がいる。
少年の日誓った二人の夢。
それぞれの試練に負けず、逃げず、あきらめず、誇りをもって戦い
続けた。
固い信頼と友情が二人にはあった。
知と武。
少年だった二人の男。
それぞれの道の頂が、すぐそこに見えていた。

出木杉の宇宙船は通常運航とワープを繰り返して進む。
一度通過した座標はデータが
あるため、少ないエネルギーでワープが可能だが、開拓領域へのワープには莫大な
エネルギーを消耗する。
つまり戻りは比較的ラクで早いが、進むのは難しいということだ。

もう少しで宇宙の果てへとたどり着く、帰りのエネルギーを考えると先へのワープは
あと一回しかかなわないだろう。
だが、出木杉には確信があった。
あと一歩、たったの一歩
で己の夢、宇宙の果てへとたどり着く。

だが、運命はそれを許さなかった。
出木杉はワープ前にあたり、しばらく忙しくて聞いていなかった仲間たちの通信を
確認してみた。
声が聞きたかったのだ。

悟「おっす。オラ悟空! 出木杉、げんきか? こっちでは今度、みんなでひさしぶりに
天下一武道会にでることになった。
ベジータもオラも悟飯もピッコロもだ
ワクワクすっぞ!!」

クリリン「明日が武道会だ、誰が優勝すると思う? やっぱ悟空かな?」

ピッコロ「出木杉。一応連絡しておく。なにかが起こっている。界王神様がこちらにきている。
いやな予感がする」

ヤム「邪魔はしたくなかったけど、今こっちは大変なことになっている。悟飯とベジータが…
死んだ。
魔人ブウというやつの手でな。
悟空でも勝てるかどうか…わからない…
俺たちは今神様の神殿にいる」

ブルマ「出木杉クン。戻ってくるわけにはいかないの?」

悟「さっきのブルマのはきにすんな! オラたちだけでなんとかなるさ。
おまえはおまえのほうをがんばれよ!」

ブルマ「魔人ブウが神殿ザザザツザっみんなころザザッ、ザー」

通信記録はそこで途絶えていた。
地球側の受信機が破壊されたようだ。
カプセルコーポレーションから神殿に移されたそれが。
それがどういう事態を意味するのか、わからない出木杉ではなかった。

新たなる敵の出現、そして敗れた悟飯とベジータ。
途絶えた通信、破壊された
神殿、信じがたいことだが、あの屈強な戦士たちの守る地球が、壊滅的
な被害を受けていることは間違いなさそうだった。

それはつまり、敵が非常に強力で、この危機は宇宙的規模であるということだ。

出木杉不在の地球で、事態は風雲、急を告げていた。
考えなくては、そう思った出木杉にさらなる事態が起こる。
不意に宇宙船内に出現するドア。
それが開き、ふたりの人物、いやひとりはロボット
だが、が現れた。

忘れもしない。
ドラえもんとのび太くんだった。

ドラ「やっと迎えにこれたよ。三日もかかっちゃった」

のび「ここどこ? 出木杉はどこにいるの? このお兄さんだれ?」

おそらく、二つの世界では時の流れが違うのだろう。
一人だけ青年になった出木杉は、それを悟った。
ドラ「この人が出木杉くんだよ。長いあいだほんとにごめんね」

のび「ええ!?」

彼らは出木杉が異世界に転送されたことをつきとめ、迎えにきてくれたのだった。

のび「でも大人になっちゃってるし、戻ったらみんなびっくりしない?」

ド「タイム風呂敷で子供に戻ってから戻ればいいさ。さぁ出木杉くん、ぼくらと
帰ろう。
この世界には30分くらいしかいれないし、もう二度とこれないんだ。
急ごう」

いきなりの申し出だった。

出「ドラえもんくん。お願いがある。離れた場所の過去の映像をみる道具が
あればかしてほしい」

ド「え? あるけど。どうしたの?」

すこしのやりとりがあり、ドラえもんのだした道具によって地球の状態をみた。
一部を除いて全滅した人類、敗れた戦士たち、残された希望はゴテンクスのみだが、
その力も不安定。
絶望的にも思われた。

のび「ひえー。なんて怖い怪物だ」

ドラ「まにあってよかった。さぁ出木杉くん、はやくタイム風呂敷を」

出木杉は目を閉じ、考えた。
もとの世界に未練がない、とはいえない。
父と母、そして初恋の少女。
銀河の果てまでもう少し、その夢。
新しい世界でできたたくさんの仲間。

葛藤をおえ、出木杉は目をあけた。

ふたたび開かれし天才の瞳に映りしは、決意の炎。

出「ドラえもんくん、迎えにきてくれてありがとう。でもぼくは戻らない」

ドラ「でも」

のび「ばけものもいるんだよ!! 怖くないの!?」

出「怖いよ。でも、僕は行く」

ドラ「まさか、あの地球にもどるつもりなの?」

出「もどるよ」

静かな、だが力強い言葉。
知の勇者と呼ばれ、誇りある人生を貫いた男だけ
に宿る、すごみがそこにはあった。
ドラ「わかったよ…。きみはもうオトナで、この世界の人なんだね」

出木杉の気持ちを理解する猫型ロボット

のび「え? なに? なんで!? ぼくわからないよドラえも〜ん!」

出「握手だ。のび太くん」

そういって手を差し出す出木杉。
とまどいながらもそれを受けるのび太。

出「ちょっとくやしいけど、しずかちゃんのことは頼むよ」

のび「え?」

出「ふたりにまたあえてうれしかった。じゃあ、さよなら」

それだけいうと、二人に背をむけて操縦席に座る出木杉。
地球へのワープ
の準備だ。

ドラ「よくみておくんだよ。のび太くん。あの背中を」

の「…どうして?」

ドラ「きみにもああいう背中のオトナになってほしいから」

のび太にはよくわからなかった。
だけど出木杉の背中が、たまらなくかっこいいこと
だけはわかった。
のび太とてこれまで、魔境、地底、宇宙、海底、過去、未来
雲の王国、さまざま世界で英雄や恐ろしい悪人をみてきた経験がある。

オトナになった出木杉はその誰よりも、強く、かっこよくみえた。

の「…うん。わすれないよ」

そして二人はもとの世界へ。
出木杉は地球へと戻った。
ワープにかかる時間は数十分。
地球へ戻り、高性能スカウターを頼りに
現場に直行する出木杉。
そこでみたのはさきほどの映像でみたのとはまた
違う形状の魔人ブウの姿(ゴテンクス、悟飯、ピッコロ吸収バージョン)
相対するは孫悟空ただ一人。
ワープの間になにがあったのかわからないが、
どうやらゴテンクスはやられてしまったらしい。
残された戦士は悟空のみのようだ。
静かに歩を進め、悟空にならぶ出木杉。
道着姿の悟空、白衣に短パン(膝たけくらいのショートバンツね)

悟「出木杉、おめぇ…」

出「戻ってきたよ。悟空」

悟「でも、おめぇは」

出「いいんだ。改めて出発するさ。あの敵を倒したら」

悟「…あぁ! おめぇがいれば、百人力だ!!」

出「ぼくのせりふさ。君と僕なら何者にも負けやしない」

しばらく黙ってみていたブウが口を開く。
ブ「なんだそいつは? まったく気を感じないが。それで悟空とともに私
に挑むというのか? 状況がわかっていないの愚かな」

悟「わかってねぇのはおめぇだ!! コイツの強さをな!」

ブ「ほう?」

悟「おめぇだけは絶対にゆるさねぇ」

出「みんなはかならず取り戻す」

悟「オラたちが!」

出「ぼくたちが!」

悟・出「おまえを倒す!!!!」

立ちはだかるは最恐の魔人。
立ち向かうは二人の男。

知と武、二つの道を極め続けたそれぞれの『力』

幾多の強敵を退けつづけた二人の勇者。
その知恵と勇気と力と技を、鍛え上げたすべてを賭けて

全宇宙の存亡をかけた最大の決戦の幕が、あがる。
そして戦いがはじまった。
裂帛の気合とともに超サイヤ人へ変身し、空中でブウに肉弾戦を挑む悟空。
両者の激突によって巻き起こる爆風と轟音。

出木杉はそれを大地からみる。
眉間に手をあて、ただじっと。
これが彼の戦いだった。
はげしくぶつかりあう悟空とブウとは対照的にただ立つ。

しかし出木杉の頭脳ははるか高次元で稼動していた。

どうすればいい? どうすればあの魔人を倒せる?
セルのときとは違い、装置の準備はない。
宇宙船につんでいた
いくつかのホイポイカプセル
が数個あるだけだ。

また、あの魔人はおそらく純粋な生物ともいえないだろう。
バラバラに破壊しても、それで倒せるのかどうか、わからない。

情報がほしい。

出「界王神様。ぼくの声が聞こえますか?」

天をあおいでよびかける出木杉。

界「聞こえます。あなたのこともしってます。なにか、手がありますか!?」

出「これから考えます。まず僕にブウのことを教えてください。どう生まれ、
どのような経緯で現在の姿にいたっているか?」

界「え? な、なぜですか?」

出「いいから早く!」

手短にブウのことを伝える界王神。

なるほどね。

上空では悟空が激しい戦いを繰り広げている。
出木杉の目では姿を捉えることすら
できないが、吹き荒れる爆風がそれを物語っている。
さらに高性能スカウターで
戦況も知ることができる。
悟空の数値が減っている。
ブウは変わらない。
どうやら
押されているようだ。

悟空の超サイヤ人3をもってしてもきびしい戦いのようだった。
それでもここまでもっているのは、パワーに劣るとはいえ、悟空に歴戦の
経験と技があるからだが、それでも、限界は近い。

ブウ「ふん!」

悟「ぐわぁっ!!」

吹き飛ばされる。
だがすぐに体勢を立て直して立ち向かう。
勝機が見えなくても

だがそれでもかまわない。
今戦っているのは自分だけじゃない。
頼れる仲間がいる。
戦闘に集中する悟空は出木杉をみてもいないが、彼ならではの方法で、戦っているはずだ。

負けない。
絶対に負けない。
だから限界を極め続け、闘う。
なんどでもだ。

界王神からいざというときのためのポタラももらっているが、
それを使うときは今ではない。
あの世でこの戦いを見ている男がいた。
己の誇りのために、そして家族のために
自爆して散ったべジータだ。

占いババァ「いいのか? あの場にいかなくて」

ベ「かまわん。あの二人にまかせる。万が一、デキスギがやられるようなことがあれば
オレがいってやる」

ベジータもまた、力以外の「力」
の存在を認めていた。

一方さらに思考を進める出木杉はある仮説にたどりついた。

だが、これは危険な賭けだ。
そもそも、この賭けに挑むにいたる条件すら、
出木杉は満たしてない。

どうすればいい
出木杉もまた、自身の思考活動に没頭していた。
すでにスカウターで悟空の状態
を確認することもやめた。

やられはしない、悟空がやられるはずがない。
悟空はいつだって限界を超えてきた。
だから信じる。

ぼくにできることは一つだけ、考えることだ。

いくつかの策をおもいついた。
だがどれも成功確率は低い。
たとえば宇宙船のワープ機能を利用して外宇宙へ放り出したとして、おそらく
ブウは戻ってくる。
ウイルスや毒物での殺害も不可能だろう。

フリーザのときのようにDBを利用するにしても、ブウの「了承」
が得られなければ
ヤツの体に危害を加えることができない。

ならばどうする。

答えは決まっていた。
危険な賭け? 
それがどうした。
この身はただの脆弱な人間。
だけど心は違う。
幾多の
試練をくぐりぬけてきた。
パワーではるかに勝る強敵にも一歩も引かず、
氷のように冷静に、炎のように熱く戦い続けた。

今まで一度だって、膝を屈したことはない。
逃げたことはない。
けして己の意志
を曲げたことなどない。
そしてこれから先もそれは変わらない。

守るべき仲間、進むべき未来、それは誰にも譲れない。

出「界王神様、今すぐドラゴンボールの用意を! ナメック星ではすでにあたらしいドラゴンボールがある。
すぐにそれを集めてください!」

出木杉は宇宙の旅の途中、(フリーザに破壊されなかった)ナメック星へも立ち寄っている。

界「え? でもDBでブウを倒すことは」

老界「ばかもん! あれはそう簡単に使っては!」

出「いいから早くしろ!! 悟空がやられたら宇宙が終わるんだぞ!! 説明
している時間はない! ぼくのいうとおりにするんだ! かなえる願いはひとつ
○○だ!」

もはや、うやうやしく話してなどいられない。

こんなことはナッパ戦でヤムチャに「死にたいのか!」
と怒鳴ったときいらいだ。
そして僕には、誰にも負けない知恵と知識がある。
宇宙の多くを理解して、そのすばらしさ
を知っている。
それを壊すことがどれほど愚かなことなのか、ほかの誰よりも
深く深くしっている。

この僕が、賭けにまけるはずがない。
悟空にも出木杉の言葉は聞こえていた。

悟「へへっ」

ブ「なにがおかしい。死の恐怖で狂ったか」

悟「そんなことねぇさ。どうやるのかオラにはさっぱりわからねぇけど、
おめぇはもうすぐ倒される」

ブ「あのデキスギという男の手でか? 笑わせる」

出木杉は準備を始めた。
白衣のポケットから11個のホイポイカプセルを取り出し
セッティングを行う。

出「悟空! 今から4分33秒後に強力なエネルギーの爆発を発生させる! 銀河系
もろともブウを始末する! 地球はDBで戻す! それまでブウをとめてくれ!」

悟空には戦闘力をもたない出木杉が、どうやってその爆発を起こすのかわからなかった。

しかし出木杉がそういうなら、そのためにブウを食い止める。
そしてそのときがくれば
瞬間移動で出木杉をつれて離脱だ。
出木杉の言葉を受け、その実行のために本気で闘う悟空をみて、ブウにも
あせりが生まれた。

あのデキスギとかいう男、なにかを狙っている。
それがなにかわからない。
だが確信めいた雰囲気がある。

そういえばほかの戦士を始末したとき、「出木杉がいれば」
と言い残して
倒れたものもいた。

あの男には、なにかがある。
パワー以外のなにかが。
得体のしれない不気味さが
あった。

以前のブウならきにならなかっただろう。
だが、今、ピッコロを吸収したことでブウには
知性があった。
その知性が、警鐘をならしていた。
ブ「ふん!」

悟空を弾き飛ばすブウ。
はるかかなたへ悟空は飛ばされた。
すぐに立ち上がろうとする悟空だった。
だが

界「悟空さん。ここは出木杉さんにまかせてください」

そうした言葉が脳内に響き、悟空は戦況を見守った。

パワーで劣る悟空なら、いつでも殺せる。
それよりはまずはあの男だ。
そう考えたブウは出木杉の前におりたった。

ブウ「残念だったな。なにをしようとしていたのか知らんが、おまえはもう死ぬ」

両者には圧倒的な戦闘力の差がある。
その差は蟻と獅子よりも大きい。
ブウがそのきになれば、出木杉など一瞬で100回は殺せる。

だが、ブウはそうしない。

この時点で、第一関門は突破だ。

甘いね。
ぼくが君なら、うむをいわさず殺す。
好奇心か、それとも別の欲求に
基づくものか。
いずれにしろ、徹しきれていない。
それはぼくが不可解な
存在だからか。
それとも、その身に捕らえているピッコロや悟飯の記憶と
知識が無意識に「出木杉」
という男を警戒しているからか。

出「仕方ない。まだ途中だけど」

両手の五本の指に挟む形で8つのカプセルを取りだす

出「銀河系すべてってわけにはいかないけど、このカプセルにはかなりのエネルギー
がこめられている。
ぼくが死ねば自動で発動するよう設定してある」

背中にじっとりと汗をかくのを感じる。
だがそれを悟られてはならない。

ブ「わたしを倒せるほどの力には思えんがな」

出「デモンストレーションをしてあげるよ」

少年時代に開発し、ピッコロ大魔王に一撃を加えたエネルギー充填カプセル。

あのころよりはるかにエネルギーの変換効率がよく、またただの爆発ではなく。
レーザー状に照射も可能。
いわば人口のかめはめ波だ。

だが、このカプセルは資源の問題でそういくつもつくれはしない。
宇宙へ旅たつ前に、当時最強の力をもっていた。
悟飯のエネルギーを入れたもので
実は一個しかもっていない。
8個構えたが、うち7個はカラだ。

その虎の子の一個を、空に向かって投げ捨て、エネルギーを開放。
超サイヤ人2のエネルギー波が大気圏外へと発射される。

出「みたかい? あれはぼくの持ってるカプセルのなかでももっとも威力が低いものだ。
ぼくはあと7個もってる。
うかつに僕を殺すのはやめたほうがいい」

ブウの表情が一瞬だけ曇ったがlすぐに安堵の笑みを浮かべる。

ブ「所詮、その程度か」

ブ「なるほど、たしかにそのような道具を作り出し、操るというのは優れた点だ。
ずいぶん頭がキレるようだな。
このピッコロというやつよりはるかに上だ。
だが、その程度の力ではわたしにとってはまったく脅威ではない。
それどころか」

ブウの頭部の一部がちぎれた。

そのあとおこる出来事を悟空は知っている。

悟「出木杉! 逃げろ! 逃げるんだー!!!」

ちぎれたブウの一部は巨大なアメーバ状に広がり、そして

銀河一の知恵者を、丸呑みにした。
立ち尽くす悟空のまえに、さらに形状を変化させたブウが降り立った。

ブウ「どうかな? さきほど前のパワーに究極の頭脳が加わった。すばらしいぞ。
ありとあらゆることを理解できる。
もはや、私は究極の存在なった。
さて、遊んでやろう」

ブウの強さは、まさに圧倒的だった。
パワーそのものはさきほどよりもむしろ
わずかに落ちていたが、その攻撃は正確無比、また悟空の動きを完璧かつ神速で
予測。
あさっての方向に放つエネルギー波は、その後の攻撃を回避した悟空の
急所へと、定まっていたかのように突き刺さる。

まさに最強だった。
もはや状況は絶望的に思われた。
悟空はあっというまに追い詰められた。

ブウ「さて、そろそろとどめをさしてやろう」

悟「…」

最大のパワーで星ごと悟空を消滅させるべく、気をたかめる。
そして頂点へと高まった。

ブウ「さらばだ。孫悟空」

??「それは無理だよ。君はあと3分44秒後に、死ぬ」

この声は、まぎれもなくあの青年の声、鋼の意志で知を極め続ける男の声。

悟空はあたりを見渡した。

みあたらない

「ぼくはここだよ。悟空」

おどろくべきことに、この声の主はブウ、いやさきほどまでブウだった者から
発せられていた。

ブウ「バカな! なぜだ!? なぜ吸収されたものが意識を保てる!?」

表情がブウに戻って叫んだ。

すぐに出木杉の声がおもてに現れる

出「わからないかい? 簡単なことだよ。君よりも、ぼくのほうが遥かに賢くて
意志が強いからさ」

まるで一人二役のように話すブウ。

出「よくよく自分の生い立ちを考えてみるといい。君は最初、もっと純粋で
そして極悪な存在だったそうだね。
だけど、太っていて優しい界王神の一人を
吸収したことで、あの丸い姿に変化。
すこし穏やかになって、制御可能な存在に
なった。
それに君はさっきピッコロを吸収して知性を手に入れた。

これはどういうことか?
セルの吸収とは違って、君のそれは、取り込む対象の人格や知性んも影響を
うけるということさ。
そういう宇宙生物を研究したことがあってね。
変化の仕方が似通っていた。
性質も97%の確率で同じとの分析も出た。

ところで、
きみはわかっていない。
この僕の知性と人格を吸収するということが、
どういうことなのか、をね」

出「わかるはずだ。宇宙の真理が。そして感じるはずだ。黄金率をはじめとする
宇宙のさまざまな美しさが。
それを破壊することが、どれほど邪悪で、そして
死すべき存在であるかということが。

だから君の意志はさらに弱くなった。
ぼくが表にでれるほどにね。

さて、邪悪な君はどうしたらいいと思う?」

ブウ「…ぐ…ぐ!」

出「そう、死ぬべきだ」

冷徹な一言を放つ出木杉。
確信があった、自身の意志が、この邪悪な魔人にとりこまれても在り続けると。
鍛え上げた知性が、闇を拒否することを。

出木杉は賭けにかったのだった。

出「悟空。かめはめ波だ。ぼくはこのまま自爆する。同時に君の一撃。
ブウは完璧に消滅する」

悟「でもそれじゃ、おめぇまで、それに吸収されたほかのみんなまで…」

出「手はうってある。ぼくを信じてくれ」

悟「わかった!」

そしてかめはめ波の体勢に入る悟空。
対するブウは自爆へむけて気を高める。

悟「ブウ、おめぇはすげぇよ、よくがんばった。
     たったひとりで…今度はいいやつに生まれ変われよ…一対一で勝負してぇ…」

ブ「やめろぉおおおおおお!!」

悟「波ーーーーーっ!!」

全宇宙を壊滅の危機へと追い込んだ最恐の魔人が、こうして破れさった。

その2分後。

悟「手は打ってある、っていってたよな。デキスギのやつ」

界「はい! DBの願いは『ブウにかかわったことで死んだ人間をすべて6分22秒後に
よみがえらせてくれ』というものです。
今頃、きっと…

出木杉はあの世、閻魔の門の入り口で、門にもたれかかってたっていた。
どうせすぐに戻るのだ。
入り口に入る必要はない。

すこし遅れて、ブウが門にやってきた。
魂の状態では、ブウとてなにもできはしない。

同時に、出木杉に神龍からのおよびがかかる。

入り口から立ち去る出木杉、入り口へ向かうブウ。
すれ違ったところで出木杉は
声をかけた、振り返らず、背をむけたまま。

出「君はきっと、生まれ変わる。もっと良い存在としてね」

ブ「…」

出「次の人生のために、いい言葉を教えてあげる。覚えていられるかはわからないけどね」

ブ「…なんだ。いってみろ」

幾度となく、出木杉を支えた言葉、人生をかけて証明した言葉。
幾たびも人々を救い、そして悪を討ってきた男が、誇りをもって述べる言葉。

それは魔人の心にも、真実味をおびて聞こえた。

出「人の知恵は、意志は、力だ」

知と武を極めた二人の男は、こうして全宇宙を救ったのだった。

そのあと、生き返った仲間との再会を喜びあった。

そして、ふたたびときは流れる。
出木杉はふたたび宇宙の果てへ出発。
そして、ついにたどりつき。

無事にもどってきた。

出木杉の帰還に重なり、再び天下一武道会。
そこでウーブとであった悟空は
喜び勇んで、ウーブとともに飛び去った。

出「君らしいな。悟空。ぼくも、負けてられないな」

その日、出木杉はカプセルコーポレーション社長の座とともに
あらゆる肩書き、地位を放棄。
宇宙の果てにたどり着いた天才は知っている。

別の世界があることを、それはひとつだけじゃないかもしれない。

この世界のすべて、別の世界のすべて、それらすべてを知る。

強い意志で、夢を果たす。

出木杉は、翌日、新たな旅に出発することにした。
おおくの女性ファンと、大事な仲間たちに見送られて。

さて、ドラゴンボールと悟空と出木杉の大活劇。
いかがだったでしょうか。

ホントはGTまで構想があったんだけど、ごめんなさい。
ちょっと立て込んできて、定期的にかけそうにないので、ここで終了です。

ブウの倒し方も当初の策略めいた感じから変更しました。

「これは、7つの不思議な玉に導かれし強者たちが覇を競う世界をその知恵と勇気で駆け抜けた、
 一人の男の物語」

最初にいったのと違うじゃん! とかいわないでください。

コメントの数(0)|
コメントをする
コメントの注意
名前  記事の評価 情報の記憶

今月のお勧めサイト



週間人気ページランキング
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

人気ページランキング
過去30日間の人気ページランキングです。


以前のはコチラ↓


このカテゴリー内ネタの情報求む!
タグ

ブログパーツ ブログパーツ