カテゴリー:

ほのぼの体験談

 TUTAYA駐車場にて


俺「あ、あの・・・ 俺、あのステージアの者です」


嫁「あっ、これ私のヴィッツです。初めまして」


お互いの車を先に覚えた俺と嫁の初めての会話でした。




通勤時、隣町まで通うのに小さな山を越えたほうが近道になるんだ。

道が狭いから対向車が来ると少し広い所で待ってすれ違うような道路。

そこでよく出会うようになったのがが白いヴィッツだった。


道を譲ると小さくピョコンと会釈していく女性

譲ったり譲られたりしているうち手を振るようになり、なんだかいい人だな〜と思うようになってた。

毎日出会うわけではなく、週に2、3度くらい。

どこにいってるんだろ、何の仕事してるんだろ?

と気になっていた頃 ある日曜日TUTAYAで買い物して出てくると白いヴィッツ発見。


で、しばらく車の持ち主が帰ってくるのを待ってたら若い女性と年配の女性の二人連れがヴィッツのカギを開けたんだ。

え、もしかして母親と一緒?

一瞬ためらったが、一世一代の勇気を出して声をかけたのが上の会話だった。


母親は気を利かしてくれたのか さっさと車に乗り込んでしまった。

彼女(嫁)は


「いつもありがとうございます」


と頭を下げ、気さくに話してくれた

俺はすでにテンパってたから何を話したかよく覚えてないんだけど

彼女の仕事やら、住んでる町やらは聞き出していた。

GJ俺。


それからまあ、連絡先交換して1年とちょっとでケコーンにいたった。


俺は男ばかりの工場で働いてるから女っ気なし。

嫁は看護師なもんで、やっぱり男っ気なし。

そういえば俺の町にクリニックが出来てた。

そうかそこに勤めてたのか。

早出とか遅出とかあるし、交代で平日休みとかあるから毎朝出会うわけではないことも分かった。

メアド聞きたいな〜と思ってたら嫁のほうから


「連絡先交換しましょう」


と言ってくれたのが救い。


それから朝になるとよく嫁のほうからメールが来るようになった。


「今日は休みだよー」

「今日は出会うよー」とか


車ですれ違うとパタパタとせわしく手を振ってくる嫁が可愛い。


「緊急、緊急!」というメールが来た。

「今日○○橋のところで警察がスピード取り締まってる!」

おお!俺がスピード出すところじゃないか!

「ありがと、今度ラーメン奢る!」と返したその日の夜「ラーメンいつ奢ってくれる?今週土曜は空いてるよ!」

なんか楽しみにしてくれてたみたい。


ラーメン食いに行って、素直に言えたんだ


「付き合ってください」


って。


ラーメン食いに行って、仕事のこととか家族のこととか話した。

嫁には弟がいて、弟には彼女がいてクヤシイとか笑いながら言う。

その時には俺もまだ嫁を好きで好きでたまらないってほどじゃなかったけど


「もし俺でよかったら付き合う?」


と言ってみた。

そしたら嫁、ニコニコしながら


「付き合ってくれます?」


それで俺たちは付き合うことになったんだ。


なんていうんだろう。

将来どうしても結婚したいっていうんじゃないけど、彼女が欲しかったんだと思う。

なんとなく友達以上、恋人未満…

これが初めて話をしてから2ヶ月ほどのことだった。


それからドライブに行ったり祭にさそったりしてたかな。

嫁にいろいろ気が付いたことがあって、食事の仕方がきれいで残さず食べることとか

ケチじゃないけど節約が上手なこととか

なんか俺、コンプレックスを感じたよ。


そうそう、デートの費用は嫁の発案で財布を一つ買い、お互いお金を出し合ってその中に入れておくんだ。

俺のほうが少し多めに出しておいて、二人で使うお金はその中から出す。

もちろん個人的な買い物はそれぞれのポケットから。

だから奢ったとか奢られたという意識はまったくなかったな。


あるとき俺が風邪をひいて熱を出した。


「風邪ひいたから今日は仕事休む」

とメールしたら

「クリニックに来なさい!」

と命令文で返事が来た。

普段病院には行かない俺だから、医者なんて大嫌いなんだけどね。


しぶしぶクリニックに行ったら、当然嫁が待ってた。

ナース服、か、かわえぇぇ!

俺のそばに座り、てきぱきと病状の質問をして問診票に書き込み、熱を測って


「しばらく待っててね」

「気分悪かったら、ベッドが空いてるから寝ててもいいよ」


いや、それほどのこともないし。


待合室の他のお年寄りに声かけられたり、若い男性患者と話してる嫁をみてると

なんかモヤモヤした気分に・・・

自分がヤキモチ妬いてるのがわかった。

俺、こんなに嫁が好きだったんだ。


自分の気持ちに気がつくと手が付けられんね。

嫁からもらった過去のメールを読み返し、好きという言葉がないのを確認して絶望したり

やさしい言葉に舞い上がってみたり・・・中坊かよ俺は。

家に帰って布団にもぐりこみ、悶々としていた。


夕方になって嫁から電話があり、


「どう?熱下がった?」

「なにかあれば私に電話してね」


違う意味で熱が上がってるんだけど。


「風邪が治ったらメシ食いにいこうや」


「ウン、薬はちゃんと飲みきらないとダメよ。またぶり返すからね」


こんどこそプロポーズしようと心に決めた夜。


メシ食いに行って


「嫁ちゃんて患者に人気あるんだね」


「そうよw 患者さんは病気が辛くてクリニックに来てるんだから明るい顔してないとね」


「プロだなーって思った」(本当は妬いてました)


「お年寄りの患者さんにね『息子の嫁にーっ』ってよく言われるww」


Σ(゚Д゚;)エーッ!


「そ、そのことなんだけどさ・・・ あのさ、俺と さ・・・」


「!?」


「け、けっ結婚してくれ・・いや、 してください!」


「!!」


その時の嫁の反応、よく覚えてないけど 満面の笑みで小さく胸の前で拍手してたような気がする。


「はい、私でよければ」


俺のほうが泣きそうになった。


帰りの車の中で


「やっと言ってくれたね〜w」

「私のほうから何度もサイン出してたのにさ」

「知らん顔してるんだもんねw」

(いやまったく気が付きませんでした)

「いつもどこかよそよそしくてさ、『好きだ』とも言ってくれないしさ」

(お互いさま)


「俺、嫁ちゃんが大好きだ」


「あ、今頃言った! なんでもっと早く言ってくれないのー!」(嫁、泣き笑い)


当時、俺28 結婚なんてまだまだァー と思ってたところがあった

         嫁27 女としては焦り始める頃(らしい)


嫁の弟に彼女がいて、弟よりは先に結婚したいと思ってたらしい

そこにのこのこと現われたのが俺

話しやすくて波長が合うので好きになってくれたようだった


そこからは大きなトラブルもなく、嫁両親=娘が行き遅れにならずにすんだ感謝 俺両親=こんなバカ息子の嫁になってくれる感謝

式場探しに奔走したり 二人で住むアパートを探したりバタバタとしてゴールイン

出会ってから1年と4ヶ月という速さでした。


あれから7年、嫁の薄味料理にも慣れ、喧嘩もせず、2人の子に恵まれ、仲良くやってます。

先日クリニックに行ってインフルエンザワクチンを嫁に注射してもらいました。


少しだけ補足させて下さい


嫁母は、俺と嫁がTUTAYAで初めて話をしたときに車の中で待ってた人

俺と嫁が長話してて連絡先交換してるのを見て、根掘り葉掘り聞いてきたんだそうな。

それから嫁は俺と会うたびに嫁母に報告してた。

プロポーズされたと聞いた嫁母はさっそく嫁父を陥落させてくれていたそうだ。

それで俺が嫁宅に挨拶に行ってスンナリといった理由。

嫁母GJ!


俺両親には何も言ってなかったので


「結婚する」


といったとたん( ゚д゚)ポカーン 

嫁を連れて帰ったら、俺母はクリニックに行ったことがあったらしく嫁の顔だけは知っていた。

俺父もこんないいお嬢さんなら、と両親そろって(心の中で)万歳三唱

俺両親、俺に似ておバカ。


おれの友人たちには結婚式の日取りが決まったところで、そっと招待状を渡した。


「てめー!いつの間に!! 最近付き合いが悪いとおもったらww」


と俺フルボッコ 

 


コメントの数(8)|
コメントをする
コメントの注意
名前  記事の評価 情報の記憶
この記事のコメント一覧
1 . 名無しさん  ID:O4mN.66i0編集削除
俺もステージア乗ってたんだけどな
2 . 名無しさん  ID:d7.VfdCK0編集削除
長い
3 . 名無しさん  ID:sQ9MxQR80編集削除
>>1
お、おれヴィッツだけど…どうでしか!?(///)
4 . 名無しさん  ID:N3JdEXEO0編集削除
俺はヴィッグですが出会いはあるかな?
5 . 名無しさん  ID:hBwjF93F0編集削除
落とし物を拾わせ、出会いのきっかけとせよ。
6 . 名無しさん  ID:rrkYialy0編集削除
※2おまえ頭が弱い
7 . *  ID:kFEDhf4N0編集削除
※3 ポークヴィッツかな?
※4 隠し事をする人は嫌い

8 . 名無しさん  ID:crbAVOWn0編集削除
結婚話からハッテン場になってんじゃねーか

コメントを書き込む

今月のお勧めサイト



週間人気ページランキング
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

人気ページランキング
過去30日間の人気ページランキングです。


以前のはコチラ↓


このカテゴリー内ネタの情報求む!
タグ

ブログパーツ ブログパーツ