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おもしろ体験談

各自のスペック

(年齢は当時)


俺:

34歳 転職したばかりのリーマン 

元嫁:

29歳 専業 子蟻


間男:

30歳 小商人

間嫁:

30歳 専業 子蟻


前提:

・リストラされる直前あたりから元嫁が近所の店にパートに出る

・間男はそこのオーナー

・しかも立地が良かったのでそこそこはやってた

・元嫁は元々社交的だったので、店内のムードメーカー(だったらしい)




リストラされてから、俺は昼は転職活動と、夜は不定期でガードマンのバイトをやっていたのだが、この時期から元嫁の帰りが急に遅くなり始めた。


「バイトの子が休んじゃって」とか

「棚卸が」とか


色々と言い訳はされてはいたが、当初の俺はそれを信じた。


何より、自分が職を失ったことで、元嫁が家計を支えてるという負い目と、高校生とか大学生のバイトに「お姉さん的に」慕われて元嫁が楽しそうだったから。


とりあえず飲み会も、俺はすべて許した。

帰り時間は日付が変わるまでを門限としたが、だいたい2時とか3時になることがざらだったとしても。


浮気がわかったのは、はっきり言って元嫁がバカだったからw

間男に自分ちのアパートの角まで送ってもらって、車降りて運転席の間男にキスしてるところを、コンビニから帰ってきた俺目撃ww


膝が震えた。

腋と背中に脂汗が出てきた。

色んなものが繋がった。

ここんとこずっとレスだったというか拒まれてたし、当時はスマホなるものがまだ普及していなかったが、なぜか急に携帯を新しくしたがったし、何よりも俺や子供を煩わしくする態度がずっと目立っていた。


パート先の若い子たちが、休みを合わせて遊びに行くのをしきりに羨ましがったり、それに行けない自分を嘆いたり。


それから一週間くらい、放心状態でほとんど眠れず

昼はハローワークにも行けず、夜のガードマンのバイトもぼーっとした状態が続いた。


元嫁は、もうその頃には午前様で帰るのが当たり前になっていた。

店の閉店は8時だってのに。


明日が子供の遠足だってのに、何も用意してやらず


「もう3年生だから自分でできるよね?」


と言って出かける元嫁を、


「ママ忙しいんだよね」


と言った娘の顔を見たとき離婚を決めた。


ヘタレの俺が何よりも優先したのは、慰謝料でも制裁でもなく親権だった。

男親が親権を取るのは難しいのはわかっていたけど、どうしたらいいのかずっと考えた。


まず、離婚はどっちが有責になるかをはっきりさせるために証拠だけは揃えなくてはいけないと思い、興信所を雇った。

興信所はメチャクチャ高かったが、定期を解約したところで後払いなことを告げられて拍子抜けしてしまった。


「後払いなのをお伝えするのを忘れてました」


と平謝りされたが、


「その代り気合入れて調査します!」


と言われ、実際気合入れて調べてもらった。


「奥さんの携帯のメールのログと通話履歴持って来れます?」


と言われ、通話履歴は支払を俺のと一緒にしていたから、明細があるけど

携帯は元嫁が風呂場にも持って行ってるから難しかった。

しかも寝るときは、どこかにしまっていて、それがどこかわからず

調査員に相談したら簡単だった。


「奥さんが寝たらワン切りすればいいじゃないですか」


はい、台所の食器棚にありました。


「もうすぐiphoneってのが出るらしい」って言われてた時代


携帯にはもちろんロックがかかってた。

いろいろ暗証番号を入れてみた。


俺の生年月日(んなわけない)

元嫁の生年月日

娘の生年月日


どれも該当しない。

ダメ元で元嫁実家の番号を入れてみたら末尾4桁でビンゴだった。


メールはどれもこれもまあ、目を覆うばかりの内容だった。

よく聞く行為の写真とかそういうのは無かったが、ツーショットはバッチリあった。


とりあえず関係は少なくとも約半年前には始まっていたことが間違いない


元嫁を一か月泳がせた。

興信所の報告書はずっしりだった。

写真はA4くらいの大きさのものがバッチリ。

車の中でのキス、車でホテルに入る所、車から降りてくる所

何月何日何時何分から何時何分まで、しかもこいつらその界隈のラブホをラリー感覚で制覇しようとしてるみたいだった。


間男は既婚で、うちと同じ歳の子供がいた。

割と商才があったのか、早くから商売を始めており、今の店も二店目(これは俺も知ってた)で、若くして郊外に一件家をローンで購入していた。


そして何よりも衝撃的だったのは、間男は店の近くに元嫁とのヤリ部屋としてアパートまで借りてやがった。


興信所の調査員が


「実にユルユルでしたね。まったく警戒してなくて簡単でしたよこりゃ弁護士さん楽ですよぉ」


と笑った。


そういえば弁護士っていう発想はなかった。

弁護士っていうと、即裁判ってイメージがあったから

証拠だけ集めて自分で突きつけることを考えていた、恥ずかしながら調査員に訊くと、裁判はもちろんそうだけど

交渉事に同席するのは常識といわれた。


俺はバカだった。


もう恥ついでに弁護士の紹介も頼んだ。

知り合いにも友達にもそんなつてはなかったし。

調査員は、


「いえいえ良くあることですから」


と、紹介してくれた。


「ちなみに弁護士も報酬は後払いですよw

 着手金っていうのを5万くらい用意すれば大丈夫」


「あの人たちは住民票取る感覚で訴訟起こしますから速攻ですよw」


ちょうど定期を解約した金があったので、着手金は即金で払える。

後から考えると、興信所にキックバックとか発生してるだろうから

割高だったのかもしれないけど。


紹介された弁護士は女性だったので、最初ちょっと嫌な予感がした(後にこれは杞憂だったが)。


弁護士が争点を決めようと言うので、こちらの希望は親権だけだと伝えた。

すると彼女は、財産配分とか慰謝料とかも決めなくてはいけないと言った。

俺は自分の無知さ加減がどんどん情けなくなってきた。


親権に関してはいろいろ難しいかもしれないと言われ、俺と元嫁の育成環境について訊かれた。


俺;実家に両親と、すぐ近所に姉一家が在住


元嫁:両親が離婚しているため、いわゆる実家は存在せず

    母親のアパートが強いてあげればそれに該当


それを聞いた弁護士が


「うん!うん!いける!」


と言い出した。


まず、保健所に行って一人親世帯(母子ではない)の育成手当に関する相談に行くこと。

これを2回くらい行って既成事実を作る。


次に、母親に引き取られた場合の育成環境についてネガティヴな面をまとめると


・父親を失ったばかりの子供に、母親の恋人が出入りする光景を見せることになる

・昼間母親が働いているとき、祖母も働いているので子供は一人になる


一方父親の育成環境は、祖父母がおり、すぐ近くには叔母夫婦がいて従兄妹もいる

育成環境として子供のためになるのは明らかに父親の方である


しかも母親は不貞を働いており、母親に引き取られた場合の子供への影響は推して知るべし


的な立論で、証拠もこれだけ揃っているから裁判になっても大丈夫

さあ慰謝料いくら取りましょうかね♪


みたいな感じだった


みっともないけど、俺はその場でボロボロ涙が出てきた。

遠足の用意を、「ママ忙しいんだね」って言いながら俺と一緒にやってた

娘の顔を思い出した。


「泣かない泣かない!」


と弁護士に慰められてしまった。


俺の育成環境で、唯一ネガティブな面を挙げるなら、当時俺がまだ無職だったことだったが


「そんなの押し切れますよ、お父さんにはご実家におじいちゃんおばあちゃんがいて

 おじちゃんおばちゃんと従兄妹たちまでいる。家族という単位としてこの上なく理想的ですから」


あと、もう一つ気がかりな点としては、裁判所は「母親原理主義」が根強いので、裁判そのものが長引くとちょっと不安かも知れないということだった。


「これだけ証拠が揃ってるから、いきなり戦意喪失するようなすっごいの作りますね」


と弁護士が内容証明を書くことになった。


「すべてお任せしてよろしいでしょうか」


「はい♪とりあえず、ご実家がお近くならしばらくお子さんをご実家に避難させる準備をされて下さい。

 奥さんに、こちらの動きを悟られないのが理想ですが、まあ悟られても大丈夫ですけどね」


興信所の書類封筒一杯の証拠は相当強力なものだったらしい。


予定としては、明後日内容証明を出す予定だったが

弁護士と話した次の日に、俺の家に内容証明が届いた。


俺も内容証明というのを出すのも初めてなら受け取るのも初めてだったが、


「俺乃元嫁子さんに、間男乃嫁実さんから内容証明郵便です」


と郵便配達に玄関先で言われて元嫁がパニックになった。


間男乃という間男の苗字と嫁実と言う名前で、さすがの俺も全て察した。


「おい、早くサインしろよ。郵便屋さん待ってるよ」


「ううううううう受け取りを拒否します!」


「あ…拒否ですか?」


初めて俺は今回大声を出した。

郵便屋さんも玄関先にいるのに。


「全部わかってんだよ!!!いいからさっさとサインしろ!!!」


元嫁は死ぬほどびびっていたけど、それは間嫁に対してだった。

俺に対しては見事に開き直ってみせた。


・あなたとは離婚するつもりだったから平気

・間男さんと別に再婚するつもりはない

・とにかく離婚するからガタガタ言うな


とか、一切言い訳せず極限まで開き直る様は

清々しくさえあった。


ただ、きつかったのは「夫婦生活が苦痛だった」と言われたこと


俺は実は嫁が初カノで、25歳にして初めてできた彼女があまりに美人(これは事実で、元嫁は顔だけは最高に良かった)で、勢いで結婚まで押し切ったから、かなり嫁の言いなりな部分があった。


それでもこんな美人と結婚できたんだから、と満足してるつもりだった。


あ、あと元嫁も「女=無条件に慰謝料もらえる」と思ってたバカの口で、早めに現金で欲しいとか言い出したのには笑ってしまった。


開き直りってのは凄いなと思った。

俺が取り上げた内容証明も


「返して」


「ダメだ」


「返して」


「ダメだ」


「じゃあいい」


と言って、平然と当事者である間男のいる店に出勤して行った。


弁護士に電話して、内容証明が来た旨を伝え

それをぶん取った現物があると言ったら


「現物ぶん取るのはまずいのでコピー取って原本返して下さい」


「むこうから先に来ると、何か不利になりますか?」


「い い え 全 然 !こちらが取る分の慰謝料残しておいてねーって感じですw」


その日は内容証明のコピーを弁護士に届けに行って、帰ってきたら

まるで強盗が入ったかのように、家の中の色々なものがない。

主に白物家電とテレビが無くなっていた。


たぶん間男だけじゃない。

バイトの高校生なんかも使ったのだろう。

俺と鉢合わせしたらどうするつもりだったんだろう。


たぶん店の中で、二人は公認で俺は他の従業員も含めてなめられ切っていたんだろうな。

俺のパソコンの上に署名捺印済みの離婚届が置いてあった。

弁護士に電話したら、まさか嫁から出されるとは思ってなかったようで


「まだ出してないですね!?出しちゃダメですよ!」


と言われた。


この日から子供は俺の実家に行かせることにする。

ここから子供の修羅場があるのだが、本題とそれるので割愛


その日から嫁は帰って来なかった。


それから弁護士から連絡があり、間嫁が会いたいとのことで俺、俺弁、間嫁、間弁の四者で、俺弁の事務所で会った。


間嫁の第一印象は、間男のDQNっぽさに負けず劣らず

DQNな風貌で(まさかこれが後に今嫁になるとは夢にも思わず)、逆上して掴みかかられるんじゃないかと俺はビビッてすらいたw


元嫁に内容証明を送った後、子供を連れて実家に帰っているという

この間嫁は、(俺にとっては)威圧的な風貌とは対照的に、口を開くと非常に冷静に淡々と喋る人で、


「このたびは夫が大変なことをしでかしまして」


と深々と頭を下げられたのは意外だった。


まず先方の希望は


・間男との離婚

・元嫁・間男への慰謝料請求

・親権の確保と養育費請求


俺の希望は


・元嫁との離婚

・親権の確保(と養育費請求)

・元嫁・間男への慰謝料請求(と面会権の制限)


と当たり前だがほぼ一致。

他にも財産分与の件もあったがそれは省略

俺は何分失業中なため分与する財産がそもそもなかったが


なぜ俺の希望に( )があるかと言うと

それはのちに放棄したから。


「面会権の制限は母親にはたぶん無理」っていうのは

俺弁が言っていたのと、養育費に関しては何で放棄したのかは

今思うと我ながらヘタレ過ぎなんだけど、たぶん早く終わらせたくてしょうがなかったんだと思う。


内容証明が届いた日の元嫁の開き直りが俺の中で何回もフラッシュバックして、とにかく終わらせたかった。

明らかに追い詰めてるのは俺なのに、精神的ダメージがガンガン来てるのは俺の方だった。


そうしている間にも、平然と元嫁は間男と店では夫婦気取りでイチャイチャしていたのだから。


「あたしがこんなこと言える立場じゃないのはわかってますけど

 俺さん、大丈夫ですか?しっかり最後まで戦いましょうよ」


なぜか俺ここでまた、遠足の準備の娘を思い出して涙ボロボロww


「むっ…娘が可哀想でっ!」


「うんうん…優しいパパだぁ、がんばりましょう」


出勤前のキャバ嬢みたいな恰好の間嫁がボンボンっと俺の腰を叩いたのを憶えてる。


内容的にはほぼ同じの内容証明が、間男の店に届いた。

間男も弁護士を立てたwwwwww


俺不在、間嫁不在、間男不在で弁護士同士で話し合いが行われ、間男弁問答無用で退場というか戦意喪失。


「無職の俺の元嫁へのDVがひどく、自分はシェルターのつもりで

 アパートを貸しただけで、肉体関係は無く、この請求は不当である」


という言い分だったのだが、俺側と間嫁側とで共有していた

興信所の報告書(の一部)と、アパートからごっそり無くなっていた

家電の形跡の写真を見せたら


「依頼人と相談する」


と表情変えずに言った。

(このあたり弁護士ってさすがだと思った)


元嫁はヤリ部屋に住んでることがわかった。


(この後、義母が突然介入してきたり、間嫁が店に乗り込んで行ったりあったのだけどメチャクチャ長くなるので省略)


そして俺&元嫁、間男&間嫁の組み合わせで話し合いの場が持たれる。


元嫁の要求は


・慰謝料は払うお金ない

・親権はよこせ


だったのだが、慰謝料に関しては払えないとか言っても

裁判所の命令で、給与差し押さえとか簡単にできる旨伝えると


「親権渡したら慰謝料払わなくていい?」


と言い出した。

わが耳を疑った。


「間嫁さんからの請求に関しては知らんぞ」


「いいよ」


と言うのがやっとだった。


貯金はほとんど無かったし、家電は今更返されても困る。

結局俺が元嫁から取ったものは親権だけだった。

がっつり息の根を止めるはずが、ぐだぐだになった。


俺弁は不満そうだったけど、間男から取る方向に切り替えた。


間男&間嫁側の話もまとまり、最後に当事者全員で弁護士をまじえて認識を共有する。

それぞれの弁護士は、その内容を書面にまとめ

公正証書にすることで、各自への法的拘束力が発生する。


「払えない。お金ない」


と言い続ける嫁に対して、慰謝料と養育費に関しては、それぞれ〇〇〇円の支払の義務があることを認識しており、振込の場合は明細、手渡しの場合は俺の領収書を以てその証拠とする旨が盛り込まれた書類に署名捺印させた。


たぶんもらえないだろうけど、これは後々色んな意味で「効く」と俺弁の言葉。


間嫁への慰謝料は裁判に持ってってでも請求するとのこと


ちなみに間男弁は完全に空気。


間男は(俺への慰謝料含め)完全降伏だったようだけど、俺に頭を下げることは絶対にイヤだったようで、


「元嫁さんは俺さんに満足したこと無かったんですってね」


「あんたはあたしを満足させたことがあるんだ、あ?このサル野郎」


間嫁がものすごく静かに、ドスの効いた声で言った。

俺が彼女と再婚してこの声を聞いたのは、大雪の日に車で立ち往生して携帯の充電も切れて翌朝まで帰らなかったとき


「どんだけ心配させたかわかってんの?あ?」


と言われたときだけ。

とりあえず、色々事後処理も含め全部終わったのが夏の終わり。


そうとう端折りましたが離婚完了まではこんな感じでした。


ちなみに元嫁は、間嫁からの慰謝料請求に関してはゴネにゴネましたが、どこからお金を都合したのか二回にわけて支払いました。


間男は店を間嫁が襲撃した一件で、近隣の目が気になったらしく

店を人に任せて自分は出て来なくなった。

店は今でもあって、あの界隈であの業種の店はあそこだけだから

たぶん繁盛してるんだと思う。


元嫁と間男は大ゲンカになり、元嫁はあの調子で開き直りと居直りで引っ込みがつかなくなってヤリ部屋を出て行った。

間嫁に分割とはいえ、支払った慰謝料をどうやって捻出したかは今もって謎のまま。


親権はこっちが持ったとはいえ、面会権は存在するので

子供に会いたがるとイヤだなあと思ったのだが、俺はずっと携帯の番号もメアドも変えていないのに

ものの見事にむこうからの接触はなかった。


その代り離婚直後に義母が俺の実家に連絡してきて、最後に一度だけ孫娘を泊まりに来させて欲しいと言われ、押し切られてしまった。


義母宅に元嫁はいなかったのだが、義母は娘にみっちりと俺の悪口を仕込んだらしい。

曰く


「パパはママが一生懸命働いているのをいいことに仕事もせずに怠けていた」


それを娘が俺に言ったのは、何年か経ってからだった。

ずっと胸にしまっていたらしい。

呼ばれてもいない運動会に現れたり、他にも細かい嫌がらせもあった。


離婚が片付いて、生活も落ち着いたころ

ようやく俺も就職が決まった。

11月くらいになって、間嫁から電話があった。


「あれからいかがお過ごしでしょうか。」


「はい、おかげさまで元気です」


「お仕事の方は…」


「はい、おかげさまで無事就職できました」


「それは良かったです!!」


とあたりさわりの無い話をしたあと


「実は私の娘で着ない服が結構あるので、俺さんのお嬢さんはうちの子と歳が近いですし、

 お父さんもしも女の子の服を選ぶのにお困りのようでしたら、差し上げたいのですがいかがでしょうか」


正直「渡りに船」の申し出だった。

娘もそろそろ服の好みとか出始めていたが、俺のお袋の選ぶ服は、どうしてもお袋の好みになっていたから。


それで会うことにした。


待ち合わせのファミレスに現れた間嫁は、どんな格好だったかは忘れたけど、キャバ嬢というよりはホステスって言う感じで、派手なんだけど、少し派手さ抑え目って感じだった。


なんとなく、それぞれの元配偶者の話題は避けてたような気がするが、間嫁は俺の痩せっぷりに驚いていて、ひどく心配していた。

確かに仕事は結構ハードで、あまり食べてないのもあったが、無職時代に結構太っていた分、ちょうどいい位に思っていた。


あのときの、俺に向けられてたわけではないとは言え、狼のような殺気と威圧感が嘘のように、このときの間嫁は穏やかでにこやかだった。

恰好は水商売のそれだったけどw


渡された大きな紙袋には、何着かのセーターとカーディガンとコートが入ってた。


俺は新しい職場で売られているんだけど在庫過多で困ってた

とある消耗品をいっぱい入れてお礼に渡したら、間嫁が


「きゃー!」


と喜んだ。


「またこういう時間を作っていただけますか?」


と間嫁に言われて、


「正直女性の方とちゃんと話すの久しぶりなのでぜひリハビリさせて下さい」


的なことを俺は言った(らしい)ら間嫁が笑った。

間嫁は笑うと目が無くなるw


自宅に帰ってから袋の中の服をよく見ると、これどれも新品だ。

タグとか値札とか切ってあるんだけど服の匂いが店の棚の匂いなのだ。


「これ新品ですよね?」とか言うのは野暮も野暮なのは

さすがの俺もわかったので、娘が大喜びではしゃいでいる様を多少誇張して間嫁にお礼のメールで送った。


それから年内何回か間嫁は「おさがり」とやらを俺にくれるため

俺を呼び出しては、あきらかに新品の服を俺にくれて、俺は自分の店で社割で買ったいろんなものを渡す物々交換をしたが、いつも会ってたファミレスでは、やはり元配偶者の話題は極力避けた。

ちなみに年末には煮物をくれた。


年末年始は俺は元旦以外は仕事だったので、元旦に子供と初詣に行って、あとは仕事をしていた。

たぶん正月気分が抜けた時期だから10日くらいだと思うのだが、間嫁が連絡してきた。


いつも会ってるファミレスで間嫁に会ったら、開口一番


「俺さん今日は一日大丈夫ですか?」


と訊かれ


「やっと僕は遅い正月休みです」


と答えると、間嫁は突然ビールを頼み、ぐいーっと飲んで、


「あーうっかり車で来てるのにビール飲んじゃったぁ(棒」


「wwwwwなんでまたwwww」


「俺さん今日、うちまで送ってって下さい」


「わかりましたw」


このときに知ったのだが、中ジョッキ一気飲みしたくせに

間嫁メチャクチャ酒弱い。

なんか目に見えてフニャフニャフヒヒヒになったので、早めに送ろうと店を出た。

確かこの人の実家は、俺の地元から某私鉄で一本のあそこだ。


運転してると、助手席の間嫁が


「俺さーん、今日うちの娘は私の両親と夜まで出かけてるんです」


「はい」


「なので、俺さんに私が拉致られても誰も気づきませーん」


「あ、はい」


「みんな帰ってくるのが8時くらいだから

 それまでは俺さんに私が拉致られても誰も気づきませーん」


やっと俺も気づいて、そのままインターのホテルに入った。

夕方近くまでがっつりしてしまった。

間嫁は優しかった。


ただ、酒の勢いだったのかなという疑念はどうしても拭えず、帰宅してからメールがなかなか出せずに、さんざん推敲した挙句に「お疲れ様でした」みたいなあたりさわりのないメールを出した。

速攻メールが来て「もしかして私が酔った勢いでとか思ってるでしょ」という見透かされた内容の返事だった


俺はそれから間嫁と付き合い始めたけど、お互いルールを設けた。


・お互いの子供最優先

・子供にも家族にも秘密にする

・いかなる場合も門限は19時

・出すお金は半分ずつ


そのルール守って付き合い1年後、間嫁が俺の家の近くに引っ越す。

お互いの友達として子供たちに紹介し、極力自然に(子供の前でイチャイチャしないという意味で)付き合い、その1年後

再婚して間嫁は今嫁になった。


最初は子供たちの気持ちのケアを最大限考えてたから、正直落ち着かない家庭ではあったけど、近年やっと落ち着いた気がする。


間男にはバレてる。

というか、間男からの復縁メールに対して

俺とのツーショット送ったら発狂したらしい。

元嫁もたぶん知ってると思う。


親族は知ってる。

でもあまり積極的に歓迎はされない馴れ初めなのをお互いわかっているので、お互いの親族からは疎遠になりました。

長女が嫁の連れ子になるんだけど、二人とも仲はいいとは思う。

ただ、長女が色んなことを、かなり努力しているのが伝わって

胸が痛いんだけど、次女はわりと要領がいい。


>元汚嫁からの接触は離婚後一切無いのですか?


正確には2回ありました。

卒業祝いを送りたいので会わせろ。

(ニュアンスとしては会わせてじゃない)

一応、本人に言ったところ「絶対に行かない」と言ったが、どうせ俺が妨害してるって思うだろうから

ここは悪者になるべく「法的措置を取ってきたらそれに従います」と返事したらそれっきりです。


>何故間嫁(今嫁)さんはくっつく気になったんだ?


「娘が可哀想で」


と鼻水垂らしながら泣いてた俺さんに、間男が


「元嫁さんは俺さんに満足したこと無かったんですってね」


って言われたときの顔が忘れられなかった。


痛々しいくらいに真面目な人で、力になってあげたいって思ってたら

好きになってた


あと笑いのツボが同じで、同じことで笑える人だって思えた


おおよそこんなことを言ってました。


それから今嫁のヤンキー説が出てますが、今嫁は世代的にコギャル世代で、その中でも今嫁はバンギャルだったそうです。


たぶん自分たちの子供が生まれたら、今の子供たちの心のバランスが乱れそうな感じがしたので、今いる二人を大事にしようと決めました。


中学に入ったタイミングで再婚しましたが、二人ともクラス違いますし、似てない双子みたいな感じで通せたみたいです。

少なくとも友達に話したことはないそうです。


初めて今嫁とホテルに行ったときのことを、実は俺は克明に憶えてる。

ソファで1回、ベッドで2回、最後にバスルームで口で1回、最初のソファで始めるとき、今嫁は


「なにしてもいいからね、なんでもしてあげるからね」


って言ってくれた。

今の若い男だったらそんなセリフはビッチ認定だろうけど、嬉しかった。


1回目は物凄い久々だったのと頭に血が上りまくってたので

たぶん1分かそこらしかもたなかった。

それでも今嫁は


「すごいよかったぁ…もうどうしよう…バカ」


って言ってくれた。

もちろん嘘なのはわかってたけど、その嘘が嬉しかった。


ベッドで2回目の前に、俺は生まれて初めて口でしてもらった。

身体のあちこちにキスしてもらった。

終わった後に、腕枕というか脇枕しながら、


「自分の女房を寝取った男の女房を犯して少し溜飲下がった?」


って言われて「犯して」と言う言葉に緊張した俺を察した今嫁は


「違うの違うの!そういう意味じゃないの!誘ったの私でしょ?

 でも、悔しかったでしょ?気持ちが元気になれた?っていう意味なの!」


って言いながら俺の上に覆いかぶさってキスしてくれた。


>ホテル行ったとき、今嫁が優しかったというのはそういうこと


俺は40過ぎて、今嫁も30代半ばを過ぎたけど

いまだに今嫁は誘ってくれる。


俺は平日が休みなのだが、子供たちが学校に行かせて、突然猛然と洗濯だの掃除だのをすませると、


「大きいお風呂入りたいなあー(棒」


って言うのが、ラブホ連れてけのサインww


元嫁を本当に顔だけで選んでしまったばかりに

最初の結婚生活は、ただ使役されるだけの生活だったから、料理だったり、具合の悪いときにお互い心配し合ったりってのは

おそらく普通の「仲のいい夫婦」としては当たり前のことばかりなんだけど、それが有難くて当初はよくウルウルしては今嫁に抱きしめてもらってた。


確かにこの家族の成り立ちには、人に言えない秘密や、子供たちが大人になるまで伏せておきたい闇があるんだけど本当に本当に守りたい。


のろけおしまい


服と雑貨の、最初の物々交換のときに好感は持ち始めてたって。


ちなみに間男の店は、今でも繁盛してるんだけど

周りの商店街とか、近所の住民には評判が悪い。


「あそこのオーナーは店の従業員に手を出す」


というのが完全に認知されてしまった。

これは今嫁が当時、店に乗り込んで大暴れしたからなのと

元嫁の、いわゆるママ友が広めたため。

なので、店を繁盛させてるのは一見と、一人暮らしの客じゃないだろうか。


俺も引越しを余儀なくされたけど、返り血は浴びせたと思う。


元嫁は本当シラネw

どうも埼玉のあたりに住んでるらしいけど。


元嫁と今嫁は対照的で、元嫁はスレンダー貧乳のモデル体型で、今嫁はチビでロケットおっぱいどどーんのちょっと樽体型w

今嫁も美人だと思うけど、特に似てる芸能人ってのは思いつかない。

とりあえず目つきは、竹光侍って漫画の主人公みたい。


今嫁は自慢の女房です。

せっかく離婚して痩せたのに、今嫁の再婚したら

飯がうますぎてまた太り始めてしまった俺を、飯の内容変えてまた痩せさせる名調教師でもありますw

 


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この記事のコメント一覧
1 . 名無しさん  ID:X5KRI.nb0編集削除
だらだらと長いばかりで面白くない・・・というかむしろつまらない
2 . 名無しさん  ID:OTjtdYdy0編集削除
割と面白く読んだよ
3 . 名無しさん  ID:Fhe3BsDD0編集削除
ところどころにある助詞の間違えにここまでイラッとしたのは久々だ
なぜだろう?
4 . 名無しさん  ID:5SjX6nYZ0編集削除
この話は、ウザいけど好き。
5 . 名無しさん  ID:x600fuqr0編集削除
弁護士ルートじゃない・・・

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