私が居酒屋で一人飲んでいたらある席で若い方々がプチ同窓会みたいなものを開いていました
8人くらいいまして、皆それぞれ自信にあふれていて格好良い服を着ている中で一人だけちょっと浮いてる、どこか子供っぽいけど綺麗な顔立ちの青年がいました
周りは
「仕事が大変」
「お前は楽で良いよな」
と話していまして、どうやらその青年は無職らしく、周りは皆働いている構図でした
ストレスからか周囲は和やかさから、如何に仕事が大変で、青年が無能と責める流れになっていましたが
青年は何を言われても気にしてない様子で、それが彼らに腹を立たせたのか段々口調は乱雑になり
「働いていないお前はクズだ」
「将来を考えろ」
「まともな人生歩めない」
との罵倒になっていきました
そして次に話は女性関連に移り
「働いていないお前には良い女は来ない」
と断言し、スマホを取り出し彼女の写真を見せ付けていました
私は真面目に働いているのですが独身で悲しくはなりましたが、彼らは盛り上がり、青年を貶し倒していましたが
いざ帰るときになり「帰りはどうしようか?」との話になりまして代行タクシーで帰るという意見に決まりそうな中、青年が
「知り合いの車で良ければ送らせるよ」
との提案
周りは喜び「たまには役に立つ」等と言っていましたが、その場に8人いて、どうやって送るのかと気になっていたら、しばらくして店内にとても可愛らしく綺麗な女性が三人入ってきて彼らの元、正確には青年に近づきました
皆が呆気に取られる中、羨ましいくらいイチャイチャと抱きついたりキスをしたりしだし
青年は
「じゃあ、俺は帰るから二人は皆を頼むね」
と一人の女性の肩を抱いて店から出ていきました
まだポカンとしていた彼らの一人が、女性らに青年との関係を聞いたところ
青年と女性らの四人で暮らしているらしく、全員青年に惚れていてヒモ暮らしをさせているという内容を嬉しげに語っていました
あまりの内容に彼らはさっきまでのテンションを全て失い、羨ましそうに彼らを見るも何も言えずにいて最後は二人の女性の
「早く帰らないとセッ○ス出来ないから」
の一言に撃沈しておりました
そのようなハーレムが日本にある事実に私も撃沈してしまい、とぼとぼ店から出る彼らを見送ってから、同じくとぼとぼ退店し、薄い財布を握り締め風俗に向かいましたが酔いが回りすぎたのか立たずに、何も出来ずに帰宅しました
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