私が中学校から高校に上がる頃の話です。
私には2つ年上の又従兄(以降A)がいるのですが、このAとその家族が一度、私が中学2年生に上がる前に私の家に訪ねてきたことがありました。
ちなみに私はその時初対面で、目立たないようにおとなしくしていました。
その家族が我が家に来た理由が
「うちのAがT高校(私が住む県内で4番目位の偏差値の進学校)に受かったからお祝い頂戴。」
というものでした。
そして、家に上がってからは、
「うちのAはものすごく優等生で〜!!」
「あのT高校に入学出来るうちのA!!」
とムチュコタンLOVEなご様子…
Aも相当天狗で自意識過剰でナルシストでした。
しまいにはA両親、
「あらやだ!自慢みたいになっちゃってごめんなさいね〜!
あなた方にはご縁の無い話でしたね!」
などといい始める始末。
しかし、両親もこの時は我慢していたし、まあ馬鹿にされてるのも私の事だけだったから我慢していた。
そして、長々と続いた自慢話もようやく終わり、ようやく帰る事になった。(この時夜中の11時30分…)
私の両親は私達がいたし、相手は一応来客者だったので怒鳴りこそしなかったものの相当イライラしてる様子だった。
帰り際に私の父が、
「また、時間のある時でいいので遊びに来てくださいね。」
と、言った。
よくこの相手にそんな大人な対応が出来るなと私が感心していたら、Aが
「いえ、もう来ることはないと思います。別にこんな所に用事無いんで。」
と言い放った。
両親はこれにもなんとか大人な対応をしようとしていましたが、私が我慢の限界に。
Aの両親がこの発言に怒るかと思いきや、デレデレの猫なで声で
「こらこら、Aったら本当のことしか言えないんだから!ごめんなさいね〜!うちの子嘘がつけなくって!」
と言ったところで私がプツンいってしまいました。
「あらあらAタン(本当にこう言った)!Aタンは我慢っていう言葉と礼儀って言葉を知らないんでちゅか?
習わなかったのかな?ん?ん?あ、ママとパパに教わらなかったのかな?
調べたら分かるからおうちに帰ったら調べてみてね!ググれカス。」
と、Aの母に負けないレベルの猫なで声で話してやった。
(私は当時すでに身長175cmの大女だったので結構気持ち悪かったとあとで弟に言われた。)
その後のやり取り。
A「は?黙れよ低学歴が!」
私「あらあら言葉使いが悪いわよAタン!低学歴って言葉の意味知ってるの?
お前より年下のまだ受験も経験してない中学生にはまだ学歴がないよ?
え?バカなの?死ぬの?(2ちゃんねるで覚えました。(笑))」
A「お前なんて、所詮お前なんて低偏差値高校にしかいけねーよボケ!」
私「え?高校でお前の人生全て決まるの?え?バカなの?死ぬの?」
A「死なねーよボケ!」
私「じゃあそんなAタンに言っておいてあげるね!
今までの会話ぜーんぶ録音しておいたから、2年後に私が高校に入学する前に一緒に聴こうね!」
A「…は?」
ここで私が胸ポケットからペン型のボイスレコーダーを取り出す。
普段から2ちゃんねるを見ていた私はいつかこんな日が来ないかと夢見てペン型のボイスレコーダーを購入していました。
(弟にはお前真性のDQNだなと言われましたが…)
そして、A両親によるムチュコタン自慢が始まった段階で「夢展開キターーーーーーーーーーー!!!」と思って自分の部屋に戻ったフリをしてレコーダーを胸にイン!アンドスイッチオン!
Aはそれを見て何を思ったか、
A「いいよ!じゃあお前が俺よりいい高校に入ったらそれ一緒に聴いた後、
○○公園で全裸で千の風になって熱唱してやるよ!」
私「いや、あなたの包茎短小汚チ○ポなんか見たくないんで。(笑いながら)」
と言ったらA家族、プルプル震えながらふじこふじこ叫んで帰って行きました。
その際玄関の戸を壊されました…orz
二年後、私は、県内2位の進学校に入り、さらにその二年後、弟が県内1位の進学校に入りました。(私涙目)
その後会ったAに会った時、土下座して
A「千の風になってだけは勘弁してください。」
と言われたので、
私「私への謝罪はいいから私の家族全員に謝ってこい。一人一人土下座でな。」
と言ったら少し不満気だったのであの時のボイスレコーダーを出したら、速攻で謝りに行きました。
そんな私も今年でJK卒業です。
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