保育園の時の話
当時の私は無表情で動作も他の子より鈍かったため担任の保育士(以下H先生)に嫌われていて、おやつの時間になるとH先生が毎回私の分のおやつを取り上げて、かわいい子や出来のいい子に
「○○ちゃん(君)は私ちゃんと違っていい子だからあげようね〜」
と献上(?)していた
子供ながらに、ああ。私は食べたらいけないのかと思っていたし
周りの園児もそういうふうに認識していた
ある日H先生が休んだ時があって、H先生の変わりに年配の先生が私のいる組の面倒を見る事になった。
そしておやつの時間になり、みんなでおやつを食べようとしたその瞬間、
「おい!お前は食べちゃだめだろ!!」
近くに座っていた男児に怒鳴りつけられ、物凄い勢いで顔面を引っかかれる私。
悲鳴をあげる年配の先生。
私の顔は流血していた。
私の顔をタオルのような物で押さえながら、
「どうしてこんなことするの!!」
と男児を叱る年配の先生。
自分がどうして叱られているのかわからず
「だって私ちゃんは食べちゃいけないってH先生が…」
と泣き出す男児
その後の事は記憶があやふやだけど、数日後にはH先生が別人のように優しく接してきて
子供ながらに衝撃的だった。
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