姉のウエディングドレスを作った。
とはいっても、飾り無しの、超シンプルな既製品ドレスをベースに
ちょっとウエスト詰めて、レースやビーズ刺繍、裾飾りなどを、姉の要望に合わせて加えた程度。
結婚式では司会に
「新婦の妹さんのリメイク作品です」
と紹介された。
そしたら、二次会で参加者のひとりが
「同じのを作ってくれ」
と言ってきた。
本職じゃないし、どうも材料費を出す気も、ベースになるドレスを用意する気もないらしい。
嫌だ、無理、出来ません、と断ったら、いけしゃあしゃあと
「お姉さんのドレスをリメイクしたやつでいいから」
とか言う。
怒りそうになるのを堪えて、その場は、姉に聞いてみないと、で乗り切って、後日姉に報告。
その人、姉の友人の知人だとかで、姉にも「ドレスよこせ」みたいなメールが沢山来てた。
おまけに、姉の友人たちにはすでに「○○(姉)がドレスくれる。バージョンアップしてくれる」というメールも回している始末。
で、姉と話し合った結果「姉のドレスが着れるなら」ということにした。
リメイクの打ち合わせ、という名目で知人宅に姉と二人でお邪魔。
私、おもむろにメジャー取り出して
「じゃあ、採寸しますね。そこに立ってください」
と言うと、ホクホク顔だった知人、目を見開いて驚く。
知人「え?何で?」
私「採寸するに決まってるじゃないですか。
特にウエディングドレスなんて、細かいサイズ調整しないと作れませんから」
採寸無しでぴったりドレスが作れると思ってた知人にはちょっとビックリした。
姉にも急かされて、採寸開始。
どんどん顔が曇っていく知人。
採寸が終わったあと
「すいません。私、服を少し詰めることは出来ても、2倍にすることは出来ないんです」
と言って、頭を下げて帰ってきた。
姉のドレスがSサイズとすれば、知人の体型、どう見積もってもLLはあったんだ。
もう、姉のドレスやるやらないじゃなくて、誰が見ても、姉のサイズじゃ着れない。
「ドレスくれる」メール貰った姉友人たちも、それ知ってたので真に受けてなかったみたい。
「いや、あんた着れんでしょ」
と指摘もしたけど
「ちょっときついかもしれないけど、大丈夫、私、着太りするタイプだから」
って言われちゃあしょうがない。
2倍、と明確な数値を提示したら、しょんぼりしてた。
性格悪かったかもしれないけど、他の人達に「よこせ、くれ」って言ってたのがぱったり無くなって平和になったということで。
ちなみに、知人に結婚の予定はなかった。「今後の備え」だとか。
姉曰く、結婚式じゃなくて、コスプレ用?に使いたかったみたいです。
でも、私には説明しにくかったようで、「今後の備え」と言ってました。
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今年こそ頑張るぞ…。
・゜・(ノД`)・゜・。
てっきり元単だとばかり…
安芸府中店!おまえらのことだ!
そこのマックに即電話して、クレーム言えば新しいポテトもって来てくれるか、
次回、ポテトサービスしてくれるぞ
と言う前置きは別にして、個人的には前開きか後ろ開きにして、これなら着れますね!
って渡してあげたい気はする。


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