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衝撃体験談

俺は当時24、彼女は28歳。

彼女は短大卒で、俺の会社の事務(一般職)でした。


うちの会社の場合、一般職で短大卒と言うと、大抵30歳前には結婚して退職してしまいます。

そういう意味で、彼女は退職を目の前に控えているのに、彼氏がいなくて焦っていたんだと思います。




俺は入社2年目で彼女のいる部署に配置換えになりました。

俺の仕事はいわゆる営業で、彼女は俺の下でコピーを取ったり、お茶を入れたり、と普通に働いていたんですが、ある日、人生相談ということで夜に呼び出され、酔った勢いで・・・。


その後、責任を取れ!と言われそのまま付き合ってしまいました。

実際、彼女は美人でスタイルもよく、家庭的で料理もうまく、まぁ、いいかな、と言う感じで特に不満も無く付き合い始めました。


今思うと、あんなに美人で家庭的な女が、28歳まで売れ残っているのだから、何かしら問題があるに違いなかったんですよね。

でも、俺も若かったし、年上の美人と付きあっている、と言うのにちょっと舞い上がってました。


問題は半年後におきました。

彼女が妊娠した。

といってきたんです。

「げ!マジで!!」と思い、彼女に何度も何度も確認しました。

そうしたら、彼女が病院で貰った「妊娠手帳」を持ってきて、そこに「妊娠4週目:問題なし」と書かれていました。


「本当に俺の子?」とはさすがに聞けなくて、しばらく悩みました。

でも、彼女は28歳で、昔から結婚したいと言っていたので、このまま結婚しないといけないのかも・・・。

と半泣きになりました。


はっきり言って、俺は結婚なんてしたくありませんでした。

でも彼女は妊娠をすごく喜んでいて、両親も孫が出来て喜んでいる。

とか言ってきたのです。


「もう話しちゃったの?」


というと、


「早く旦那さんを連れてきなさい、って言ってる」


とどんどん一人で話を進めて行っちゃいました。


そのうち


「仲人はどの人(上司の事)に頼む?」


と具体的になり、「だめだ、結婚するしかないのか?」俺が諦めかけた頃、びっくりするような話が俺の耳に入りました。


俺は彼女との結婚に悩み、彼女と同期の男の先輩に相談しました。

その先輩は同じく彼女と同期の事務の人結婚していました。

そして、奥さんはすでに退職しています。


俺が、○○(彼女の名前)と付き合っている、と切り出すと、即先輩と先輩の奥さんが


「別れなさい」


と言ってきました。

そして、


「このまま付き合うと、子供が出来たとか言ってくるよ」


と先輩が付け加えました。


「え??もう言われてるんですけど」


というと


「あ〜あ・・・」


と二人でため息をつかれました。


二人の話によると、彼女は昔、同じように付き合っていた人

(いずれも社内恋愛)に付き合って半年後に「子供が出来た」と嘘をつき、結婚話を進めたそうです。

結局嘘がばれ、結婚は破談。

ついでに、彼女にはブランド物を買うために作った借金がいまでも500万円以上はあるはず。

と奥さんに言われました。


でも、妊娠手帳を持っているし、親にも話したと言っているし、今度は本当っぽい。

というと、


「昔は、たしかお姉さんの妊娠手帳を見せていたよ。本当に○○の名前だった??」


と奥さんに言われました。

(この時点で、俺は絶対に結婚だけはしたくない。と思っていました)


でも、取り合えず、彼女が妊娠しているかどうか確かめよう。

と思い、彼女に連絡をして彼女の部屋に行きました。

でも、彼女が妊娠手帳をなかなか見せようとしないので、彼女がお風呂に入っているときに部屋を物色し、彼女のかばんに入っていた妊娠手帳を盗み見しました。


すると、なんと彼女の本名が入っているんです・・・。

しかも、日付も当時のもので、妊娠経過は現在進行形。

「やばい、今回はマジだ」と俺は頭の中が真っ白になりました。


その後、俺は彼女に何も言わずに部屋を出て、先輩の部屋に泣きつきに行きました(今思うと情けないが・・・)


先輩と飲みながら、


「24歳でパパかぁ」


などと先輩につぶやかれ、俺は半泣きになりました。

その時、先輩の奥さんが


「○○(彼女)とはいつから付き合ってるの?」


と聞いて来たので、俺が


「半年くらい前から」


と答えると、奥さんが


「ん〜〜?なんかへん〜〜。」


と言いました。


でも、先輩が


「これ以上話をややこしくするなよ」


と奥さんを止めたので

奥さんは奥にひっこんで、誰かと電話をし始めてしまいました。

その夜、俺は先輩の家にずうずうしくも泊り、次の日の早朝、一度自分の部屋に戻り、出勤する事になりました。


早朝自分の部屋に戻ると、彼女から山のように留守電が入っていましたが聞くのが面倒だったので全部消去してしまいました。

(携帯の電源は切ってあった)


そして、会社で先輩に再び会い


「面白い事があるから、今日また俺に家に泊りに来い」


と言われました。

その日、俺は上司に頼んで一日中外回りをし、彼女とは一度も顔を合わせることなく、夜また先輩の家に行きました。


先輩の家に行くと、奥さんがすぐに一枚の写真を見せて来ました。


「この人、見た事無い??」


と言われたので、よく見てみると、同じ人の写真が彼女の部屋に置いてあったのを思い出しました。


「これ、彼女のお兄さんでしょ?」


と言うと


「ちがうよ〜。やっぱりな」


と奥さんが言いました。


写真の人は、先輩達よりもさらに4歳年上の人で、今はヨーロッパの支社に派遣されている人だそうです。

そして、彼女のおなかの子供のお父さんだよ。

と奥さんが言いました。


先輩は


「まだ分からないんだから、変な事言うなよ」


と奥さんをしかりましたが、奥さんは


「絶対にそうに決まってるよ」


と俺に言いました。


奥さんの話だと、先輩の先輩の人(ややこしいのでAさんとします)は3ヶ月に一度、会議に出席するために本社に戻ってくるそうです。

そして、俺の彼女はAさんに昔から憧れていて、いつも


「結婚したい」


と言っていたそうです。


先輩の奥さんが友達(まだ退職していない)に聞いたところ、彼女はAさんと


「付き合っている、結婚できるかも」


と半年前に回りの人に自慢していたとのことです。


「半年前って、俺と付き合い始めた頃じゃん」


と俺が言うと、


「でしょ?なんか変じゃない?」


と奥さんも言いました。


それから、Aさんが最後に本社に戻ったのが一ヶ月前で、彼女の妊娠が今4週目。

計算もぴったり。

と奥さんは言いました。


先輩は呆れ顔で飲んでいましたが、俺は奥さんと日本酒で語り合っていました。


そして、これはやっぱり彼女を問い詰めるしかない!と言う事になり、酔った勢いで俺はその場で彼女に電話をしました。

始め、彼女は俺が酔っている事に腹を立て、すぐに電話をきってしまいました。

でも、奥さんが(かなり酔っていた)リダイヤルで彼女に電話をかけ、


「ちょっと、おなかの子供はAさんの子なんでしょ?」


といきなり本題をぶつけてしまいました。


「い、言ってしまった、いきなり・・・」と俺と先輩は、酔いが一気に冷めてしまいました。

でも、奥さんはもう止まらない、と言う感じで


「Aさんと付き合っているって自慢してたじゃない」

「Aさんが一ヶ月前に帰ってきたときに、仕込んだ子でしょ」


などなど、とにかく彼女に言いまくっていました。

そして、言いたい事を言うと、


「はい、タッチ」


と俺に受話器を渡してきました。

「タ、、タッチって・・・」と俺は心の中でつぶやき、彼女に


「もしもし?」


と言うと、彼女は泣いていました。


彼女はプライドが高い人で、俺はそれまで彼女が泣いているところなんて見たことが無かったので、うろたえてしまいました。

そして、彼女が


「誤解でこんなに言われるなんて、ひどい・・・」


とつぶやいたので、俺は「しまったーーーーー」と後悔しました。


そのときは「彼女の子供はやっぱり俺の子だ」と思ったのですが、先輩の家から彼女の家へ向かう途中、色々考え「でも、Aさんの写真が部屋にあったのは事実だし」とか「Aさんと付き合っているって自慢していたのも事実だろうし」とかとか、色々と疑問点がまた出てきました。


そして、「やっぱり、おなかの子供はAさんのだ!」と自分に言い聞かせ、彼女をもう一度問い詰める事に決めました。


彼女の部屋に着くと、彼女は少し落ち着いていて、俺のためにおでんを作って待っていてくれました。

彼女の料理は本当においしいので、「たべたい・・・」とかなり思ったのですが、そこはぐっと我慢して、彼女に


「もう一度子供の事を詳しく聞きたい」


と言いました。


彼女は少し怯えた顔をして、その怯えた顔が、ますます「俺の子じゃない」と俺に確信させました。


彼女は


「話す事なんて無いよ、子供はあなたの子だし、○○(先輩の奥さん)の言っている事は全部でたらめだよ」


と俺に泣きそうな顔で言いました。

でも、俺が


「じゃあなんで、Aさんの写真をお兄さんの写真だなんて嘘を言ったの?」


と聞くと、彼女は黙り込んでしまいました。


しばらく沈黙が続いて、俺がもう一度


「どうして?」


と聞くと、彼女は、


「Aさんと付き合っていたのは本当。昔から憧れていた人なの」


と言いました。

それから


「でも、Aさんにはすぐに振られたの。あの人は常務のお嬢さんと婚約が決まって、わたしは捨てられたの」


と言いました。

(その時俺は、常務のお嬢さんを手に入れた、逆玉男の噂を思い出しました)


それから、


「最後にAさんと会ったのはいつ?」


と俺が聞くと、しばらくまた沈黙し、ぼそっと


「一ヶ月前」


と言いました。


「え??一ヶ月まえ???で、Aさんと何かした???」


と俺は半ばかすれた

こえで彼女に聞くと


「何かって何?」


と彼女が逆に聞いてきたで、


「だから、その、俺と何かした?」


と俺が言うと、彼女はまたまた

沈黙し、


「したの?」


と俺が強く言うとコクリと彼女がうなずきました。


俺は、不謹慎かもしれないが「やった!!」と心の中でガッツポーズでした。


「じゃあ、やっぱりおなかの子供はAさんの子供なんだね?」


と聞くと、彼女はボロボロ泣き出し、


「分からないの」


と言いました。


実は、Aさんとした次の日、俺としたそうです(なんてこった)。


「分からないって言っても、そういうのって母親の勘とかで分からない?」


と間抜けな事を俺が言うと、


「分かるわけ無いじゃない!!」


と逆切れ(?)されてしまいました。


が、ここで俺はあるひとつの事を思い出しました。

それは彼女が手帳に俺といつしたか印を付けている事です。


「手帳見せて」


と俺が突然言うと、彼女は


「どうして?」


と怪訝そうな顔で聞いてきました(この時、彼女は怒りモードに入っていました)。


「俺とした日に○つけてるでしょ。生の日は×印だったよね。確かめたいから見せて」


と俺が言うと、当たり前だが彼女は物凄く嫌がりました。

俺は人生がかかっているので、無理やり彼女のかばんを引ったくり、手帳を奪い取りました。


俺が手帳を手にした時点で彼女は観念したらしく、大人しくなりました。

そして、手帳を調べると、○と×の印のほかに、時々ハートマーク(しかもシール)がついていました。

これがAさんとの日か・・・。

差別してやがる。

とかなりムカつきましたが、取り合えずそれは置いておいて、日にちを数えました。


彼女の妊娠は妊娠手帳に4週目と書いてあったので、4週間さかのぼると確かにハートのシールがついてました(しかも3つ・・・)

でも、その後一週間、○も×もついてませんでした。


そして、コメントで「○○(俺の名前)北海道に出張」と書いてありました。

あれ?と思って自分の手帳を見ると、Aさんと彼女がしている間、俺は確かに北海道に出張してました。

「しまった、忘れてた。」と思ったのですが、同時に「俺の勝ちだ」と思いました。


その後、彼女に


「やっぱり子供はAさんのだよね?」


と聞くと、


「そんなの分からないでしょ、その前後にあなたとだってしてるんだから」


と泣きそうになりながら言いましたが、


「でも、俺生でやってないよ」


と言うと、彼女は黙りこくってしまいました。


彼女が何も喋らないので、パラパラと手帳を見ていると、ハートにも赤とピンクの2色があるのに気が付きました。

これはもしや・・・。

と思って、手帳の最後のページを見ると、「○、赤」「×、P、なま」とバカ正直に説明が付いていました。

(Pとはピンクの事だと思う)


そして、4週間前のAさんとのは赤ハート一個、ピンクハート2個でした。

赤1、ピンク2って・・。

と俺は頭の中で色々想像してしまいました・・・・・。


「これって、やっぱり子供はAさんのだよ。絶対そうだよ」


と俺が言うと、彼女はなぜが逆切れモードに入り


「勝手に手帳見ないでよ!!」


と俺から手帳を奪い


「あなたとは別れてあげる。これで満足でしょ!!」


と俺は家から追い出されてしまいました。


俺はあの時焦ってたから気が付かなかったんだけど、彼女の妊娠手帳の4週目から、さらに10日くらい経ってたので、偶然俺の計算で会っていた事になったのです(良い偶然だった・・・)


で、後日談ですが、実はこっちの方がすごい修羅場かもしれないです。

彼女がAさんの婚約者とその親、つまり俺の会社の常務と常務の娘に


「わたしはAさんの子供を身篭っています」


と言ってしまい、役員を巻き込んで大騒動になりました。

(でも、俺たち下っ端にはほとんど害はありませんでしたけど。。。)


Aさんはあと半年ほどで本社に戻ってくる予定だったんですが、めでたく、アジアに左遷されました。

彼女は会社を辞めて、子供をおろしたと噂になりましたが、よく分かりません。

多分、実家に帰ったと思います(家にはもういなかったので・・・)


本当に、結婚させられなくてよかったっす。


あと、書き忘れましたが、彼女には借金もありました。

先輩の奥さんは500万位と言ってましたが、実際はもっとありました・・・。


結婚してたら、俺がそれを肩代わりしていたのか?と思うと、マジで鳥肌立ちます・・・。


今度は真面目な結婚相手を探しなね、と笑って言ってました。

でも、俺は結婚願望がまだ無いので、当分は遊んで過ごします。

って、まだ彼女いないっす。

結構さみしい。

 


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この記事のコメント一覧
1 . 名無しさん  ID:uRPvsnLz0編集削除
うわー不良債権ww
逃げ切れて何よりwww
2 . ななし  ID:SQanVfvb0編集削除
またつまらん馴れ初めか?と思って読み進めたら普通に面白かったでござる
3 . 名無しさん  ID:gvc4Sl.c0編集削除
妊娠4週間って受精じゃなくて最終月経から4週間って意味だぞ
4 .   ID:K8P2l6ph0編集削除
妊娠週数の数え方は、常識としてもっと知られるべき
5 . 名無しさん  ID:r2Hctm.20編集削除
※3
へええ!!!
知らなかったw ミステリーとかサスペンスのネタになりそうだな
女には全く通用しない作品になりそうだけどw
6 . 名無しさん  ID:1TtsTiAR0編集削除
痴呆老人もしくはそのドッペルゲンガーの行動を推理していく探偵みたいな主人公だな
7 . いそ  ID:FNEUnBBA0編集削除
この文章の書き手なら、不幸な結婚しても仕方ないかなって思ってしまった
8 . 名無しさん  ID:fYcIN5uW0編集削除
>>5
ええっとw
突っ込んだほうがいいのかな?
「へええ!!!」ってどんな気持ちで言ったのかなあ。
どうして女には通用しないんだろう。
あ、ちなみにね、妊娠週数の数え方は、最後に生理がきた初日を「妊娠0週0日」としてカウントするんだよ。
女性は大抵知っているんじゃないかなあ。
で、女に通用しないというのはどの部分かな?

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