嫁と出会ったのが大学1年の時だった
嫁は他の大学に行ってたのを中退して入り直したので
出合った時が俺18歳、嫁21歳
大学の時間割をガッチリ組んで初めて出た講義に嫁と隣同士になった
マジメに取り組む俺と横で眠たそうにしている嫁
しばらくして嫁がノートを写させて欲しいと言ってきた


俺は快くノートを渡そうとしたら
嫁の

「どうせだったら私の部屋に来ない?」

という誘いをしてきた
チェリーの俺には刺激が強すぎて断ろうとしたが
嫁は俺の手を引いてグイグイと連れて行く始末
ビビリながら嫁の部屋に入って行った

嫁の住むマンションは高級が付くような部屋で
家賃を聞くと父が前の大学の合格祝いに買ってくれたから知らないという
俺の住む15000円の築60年近い風呂トイレ共同のボロアパートとは大違いだった
聞いてみれば嫁の父親は広島の警察官で結構偉い人らしい

娘の安全が買えれば数千万は安いという発言に俺は圧倒されっぱなしだった
嫁にノートを渡して写している時間に色々話が出来て
モテ無い俺が女の子と仲良くなれた・・・と俺は思っていた

ノートを写し終わって、俺は帰ろうと支度しようとすると
嫁が

「お礼させてもらえる?」

と言ってきた
俺は夕飯か何かかと思っていたら
服を脱ぎインナー姿になる嫁
俺が

「ちょ…おま…何やって…」

とテンパっていると
嫁は机の上に置いておいた自分の携帯を取って
俺の顔に自分の顔を近づけて写真を撮った
ここから嫁はとんでもない要求を出してきた

嫁「そういえば、週の半分は講義が被ってたよね、来週からあたしの代返していてよ」

俺「何でだよ、講義くらい出ろや」

嫁「だったらいいわ、この写真バラまいてやられたって言うから」

嫁が撮った画像を見ると2ショット写真で上手いこと俺と嫁の服が写らないような
構図で撮られていた
一気に背筋が凍る俺を見た嫁はさらに続けた

嫁「お父さんにもこの画像送ろうかしらね、多分全力で潰しに来ると思うよ。
    何せ広島県警の捜査4課だからねー、知ってる?捜査4課」

俺「そ…捜査4課?確か…1課が強行犯で、2課が知能犯、3課が盗犯、4課は…暴力犯か」

嫁「そう、正解★お父さん曰く、暴対の刑事は警察公認の暴力団みたいなものだからね」

地獄に落とされ泣きそうな俺、それを見てニヤニヤする嫁
あんまりにも絶望する俺を哀れんだのか、嫁は嘘だと慰めるように言ってきた
ちなみに、嫁の父が暴対の刑事なのは本当

この一件で俺は完全に嫁の支配下に置かれた
講義の代返に始まり、嫁の買い物やらなにやらに呼ばれてはコキ使われた

まぁ、そんなこんなで色々と付き回されたんだが
俺が嫁の笑ってる顔や授業中に寝てる顔を見ているうちに好きになっていった
強気でSっ気の強い嫁だけど、無邪気に笑うし何より可愛かった
最初は従者みたいな感じだったのが、いつの間にか付き合っている様な感じになっていた
代返も最初だけで、後は嫁も講義には参加していた

4年になって卒論の話になると、俺と嫁で共同して進める事になった
結局嫁が俺に卒論を丸投げしたんだけどなw
8月末に教授からOKを貰って、お互い就職も決まっていたので自然と結婚の話になっていって
9月の夏休み後半にお互いの実家に挨拶に言って話はトントン拍子で決まっていった
暴対の刑事やってる嫁のお父さんを見るまでビビリまくっていたが
人当たりの良い優しそうな男性だったので一安心

年明けには嫁の住むマンションに俺が転がり込む形で同棲し始めて
大学の卒業式の帰りに友人達が勝手に付いてきながら区役所に婚姻届を提出しに行った
その夜に友人が俺たちの結婚を祝って飲み会を開いてくれた
というよりも、俺たちを口実にして自分たちが飲み会をしたかっただけで
酒が無くなると買いに行かされるのは祝われる立場の俺と嫁だった

式は会社の始まる前に身内だけで挙げた
学校卒業したばかりの俺たちが披露宴なんかを開く金は無いので
結婚披露宴は出来ず終いだった
もうちょっとお金が貯まったら披露宴をしようかと考えている
相変わらず嫁の言いなりだけど、嫁も聞くべき意見はちゃんと聞いてくれるから幸せだ

最初は隣に扱いやすそうでマジメに受ける奴がいたから書かせればいいと思ってたのが俺をロクオンした理由
用が済めばポイする計画だったみたいよ、後に随分と計画が狂ったみたいだがなw

嫁が代返せず講義に出ても結局ノートは俺が書いてたんだ
嫁は試験前に俺のノートをコピー機で写せばいいって思ってたらしいんだけど
俺は嫁を見返そうと思って嫁に渡す為のノートを自分のとは別に書こうと決意したのね

嫁のノートも書くとなると勉強する時間が長くなりそうだから
普通の字で書いてた俺のノートは講師が口にした大事な言葉を含めて速記
(高校時代に部活動で習得したもの)で書くようにして
講義の空いた時間や家に帰ってから
勉強の復習も兼ねて普通の文字で嫁に渡すノートを書いてたのね
受験生の時からノートは人一倍使ってた俺だから、ノートをまとめるのだけは得意なんだ

そのノート渡したら嫁がびっくりして、感動しているのを必死に押し隠しながら

「よくやったわ、これからも続けなさい」

って女王様チックに言ったんだけど
嫁はこの時に将来結婚するのは俺とかも知れないと思ったらしいんだ
まぁ、自分のわがままに付き合わせても文句一つ言わないし
俺もはっきり言うときはガツンと言ったから、今まで知り合ってた男と全然違うって思って
俺を男としてだんだん意識するようになったそうだよ

まぁ、ノートで嫁の虚をついた俺の勝ちって所かなw

1年の後期末試験の時に、嫁が1科目(物理学)だけ追試になって
学校の講義も無いから俺が嫁の部屋に行って嫁が理解できるまで教えたんだ
この時が嫁の部屋に行ったのが2回目だった
追試が終わって即日採点で満点合格だと分かったので
嫁が部屋で飲もうって言って夕飯をつっつきながら飲んでたんだ

俺は年齢もそうだが体質上も酒が飲めないので
結果的には嫁だけがグイグイ飲んでいった
ある程度飲んだときに、結構酔ってた嫁がいきなり俺の横に座ってきて

「今まで奴隷扱いしてゴメン…、あんたがここまで出来る男だと思わなかった…」

なんて言い始めて、俺にキスしてきたんだ

チェリーの俺はもちろんキスも初めてでもうパニック状態
嫁は俺のパニックお構いなしで何度も貪るようにキスをしてくる
それからはもう俺の理性もすっとんでチェリーは置いてきましたよ
女の子の服を脱がすのから何から全て初めてだったなぁ…

この一件以来嫁の部屋には頻繁に出入りしてたよ
嫁の飯がまた美味いんだ、完全に餌付けされたなぁw
週末・連休にはかなりいたような覚えもある

 


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この記事のコメント一覧
1 . 名無しさん  ID:zhiMVQbW0編集削除
…という夢を見た
2 . 名無しさん  ID:iYN3oM.O0編集削除
なんだこれ?
妙に羨ましくも悔しくもない
はあそうなんだと言いたくなる
どっかピントがずれてる感じ
3 . 名無しさん  ID:vmotrpYH0編集削除
一般人が1課2課地下普通に答えてる時点で・・・
4 . 名無しさん  ID:zu13cZUX0編集削除
これは皆を幸せにする良い創作ですねぇ
5 . 名無しさん  ID:WCzHfb0b0編集削除
イマイチ
6 . ウヘェ  ID:n.8Hz6DS0編集削除
いやいや、この女はクズだろ?
美化してるが最悪な性格だよ・・・
7 . 名無しさん  ID:F2eqx.zd0編集削除
[萌え] ではないだろ?
8 . 名無しさん  ID:x85jyiC.0編集削除
果てしなくどーでもいい
9 . 名無しさん  ID:Sw.GrS.h0編集削除
妄想をこじらせてますな。
10 . 名無しさん  ID:dUpltDzI0編集削除
あほらしくて途中で読むのやめた
もう少しうまく創ってくれないと読む気起こらないわ
11 . 名無しさん  ID:bPavXAub0編集削除
嫁が金持ち・親警察設定なのに結婚式やらんとかないだろ。ひどい創作。
12 . Passing fat man  ID:3TUIld7L0編集削除
県警の刑事(嫁父)は数千万のマンションをポンと買えるほど、給料高くはありません。
13 . 名無しさん  ID:ZGruiIvk0編集削除
>>12
地方の名家なんじゃないの?
14 . 名無しさん  ID:7ZN.Pxbi0編集削除
最低な女だな
胸糞悪い

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