近距離別居のウトメ。
バス旅行から帰ってくる予定の日、夜7時ぐらいに電話があって
思ってたより遅くなった、帰りに寄るから晩飯用意しておいて
とだけ言ってさっさと切れた。
夫は職場の歓迎会で外食だったので
昨夜の残りカレーを温めて食べきった所だったし
明日買出しに行く予定だったから冷蔵庫も空っぽ。
かろうじて、しなびたトマトとキュウリが入ってるだけ。
仕方ないので、トマトとキュウリを炒めてカレーが入ってた鍋に投入。
カレー粉少し足して適当にスープカレーっぽいのを作った。
ウトメが到着したので
「今日は近所の○○さんに料理を教わったんです。
○○さんは主婦だけど評判の料理上手で
このドライトマトとズッキーニのスープカレーは
コンテストに応募したら、和の鉄人も、岸朝子さんも
美食倶楽部の海原先生も絶賛だったらしいんですよ〜。」
って説明して料理を出したら
「なるほどなぁ〜。トマトにコクがある。」とか
「さすがね〜」
なんて、感心しながら食べてた。
帰りにトメが
「その方に今後もお料理習ったら?あなたは料理が下手だから…」
とか嫌味言ってたけど、気分よく聞き流せた。
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