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衝撃体験談

イブといえば思い出す、当時の俺としては修羅場だった話。

俺は義務教育中、チビで喘息で鼻炎で運動音痴で、おまけに親が共働きで預けられっ子だったから
ちと清潔方面がいきとどいてなくて、いじめられていた。
同じくいじめられていた、アトピーで好き嫌いが多くてよくゲロを吐くAだけが友達だった。

でもいい薬に巡り合ったらしくAは中学でアトピーがきれいになり
背もいきなり伸びて、バスケ部に入りレギュラーとなり
逆に俺をいじめる側にまわった。


そりゃもうかつて俺の親友だったわけだからこっちの秘密を知りまくってて
いじめるネタには事欠かないわけよ。

両親のこととか、隠してた家庭の事情とか
当時好きだった子とか
嫌いでAと一緒に悪口言いまくった教師とか…ぜーーんぶバラされた。

便所に呼び出されて殴られたあげく、俺が以前Aにあげた誕生日プレゼントwを

「こんなクセエもんいるかバーカ!!」

と口に押し込まれて

「噛み砕いて飲め!!」

と言われたり
俺がずっと好きだった子の前でパンツおろされて

「オナニーしろ!」

って言われたり
(もちろんできなかった。んで殴られた)

「自殺用の遺書書け!」

って言われたこともあった。

俺の親は子供がそういう弱い立場にいることを望まない人だからとても相談できなくて
遺書書いたあとは自分で自殺してしまわないよう耐えるだけの日々だった。

とりえといえば成績がまあまあだったことだけだから
勉強して勉強して、うちの中学からは1〜2人しかいかない
寮付きの高専に進学した。

高専は男ばっかで臭くてむさかったけど
俺と同じようなタイプばっかで、すごい楽で楽しかった。

背はたいして伸びなかったけど部活やってガタイは良くなったし
一度もハブられることなかったしで、普通に友達できて、合コンなんかも誘われたりした。

20歳になる直前に参加した二度目の合コンで彼女に遭遇した。
彼女は高専の近くの短大に通ってる子で、ルックスは地味めだけど周囲に気を使える優しい子だった。
俺の方から好きになってメアド交換し、一年近くメル友して、やっと付き合いましょうということになった。

そして初のクリスマスイヴ。
だが女慣れしてない俺たちが彼女たちに何か粗相があってはいけない。
というわけでWデートならぬ集団イヴデートをすることにした。
メンバーは同じクラスの友達4人+それぞれの彼女。

プレゼントも、普段買わないような雑誌を買って4人でまわし読みし
女の子の好むアクセサリーだのブランドだのを研究し、もともと勉強や研究や推論を好む奴らばかりなので
ときおり研究し過ぎたりしながらも、お互い「お前それは考えすぎだ」と牽制し合うなどして
それとなく各々の彼女にリサーチしつつプレゼントを決めた。

俺は4℃というブランドのネックレスを買ったww恥ずかしい。
本当はペアリングに憧れていたが

「それはまだ気が早い」

と4人の会議で止められた。

食事はまず彼女らの短大近くにある、結婚式の二次会とかにもよく使われる
地元でそこそこ有名だけどあまり高くないフレンチを予約した。
そこでみんなでコースを食べて
盛り上がりようによって二次会へ行くorその場で解散して
二人きりになり各々彼女にプレゼントを渡す
というのが予定だった。

食事は滞りなく平和に終わり、軽くカラオケでも行ってからそれぞれのカップルに分かれようということになった。

で、店の前で皆で

「どこ行く?」

なんて話し合っていると…
背後から

「あれ?あいつ俺男じゃね?」

なんて声が聞こえてくる。
背筋がビキっとなった。
Aの声だった。

俺らのグループの女の子からも

「あー、×子来たんだ?彼氏と?」

なんて声があがる。
彼女らと同じ短大の子は、いろんな大学と合コンしている。
だからけっして不思議じゃないんだが、それまで考えもしてなかった…

Aも彼女らと同じ短大に通う子と付き合っていたらしかった。
振りかえると、Aと、後輩のくせに俺をいつもケツ蹴りしてやがったBがいた。

A「おーやっぱ俺男だ、なに、デート(笑)かよ」

俺「……うん、まあ」

A「どれよ、どの女?うわ何wwwモッサwwwブスばっかwwwww」

俺「…やめろよ」

A「ヤメロヨー(裏声)だってよwwお前なんかが俺に命令デスカーwww
    なあ、聞いてよ、こいつなんかさ、毎日俺に(以下略ww」

背後にいる女の子二人に、意気揚々と俺へのいじめの日々を語るA。
それ聞いて手を叩いてわざとらしく爆笑するB。

でも気づけばあたりはシーンと静まりかえっている。

A「なになに?どした?」

女の子たち、引いてる。

そりゃそうだ。
お嬢様短大だもの。
Aと俺がいた中学のDQN女子と人種が違うもの。
そりゃ便所の水飲ませたとか、誕生日プレゼントを食わせようとしたとか
そんなのを武勇伝と受け止める女の子たちじゃないもの。

泣きそうな顔でじりじり逃げる女の子たちを、

「×子ちゃんたち、こっち来て!」

と呼び、避難させる俺らグループの女の子たち。逃げる×子ちゃんたち。

キャーカッコイイーともてはやされるはずだったのにアテがはずれてオタオタするAとB。
それでも俺は過去のトラウマがあってAには強く出られなかった。
Aに

「お前、俺の女になんのつもりだコラ!」

と胸倉つかまれた。
ヒョロいAが今やゴツい俺を掴んだところで
びくとも動かなかったんだけど、どうしても口で言い返すことができなかった。
あいかわらず対人スキル低いし。

でも「あわわわわ」な俺の横から、友人三人が

「いいかげんにしろよお前」

と出てきてくれて旗色が変わった。
二人は俺と同じラグビー部でプロレスラーより強そうな体型。
もう一人はアマレスで、体はごついけどそれ以上に顔がヤクザ。

顔色を変えるA

「なんだお前ら、関係ねーべ」

「関係ないことあるか、俺男は友達だ、難癖つけるならここでまとめてヤるか」

「は?難癖とかつけてねーし」

ここで女の子たちの激しいブーイング

「イヤな奴!帰れ!」
「かーえーれ!かーえーれ!」

女の子たちの帰れコールに動揺したA、

「ブスどもが!」

と捨て台詞を吐いて去る。
俺いいとこなし。
いいとこなしだけど皆になぐさめてもらった。

結局Aの彼女?たちも含めてカラオケに行き、日付が変わる頃解散して、しょぼくれながら彼女にネックレスを渡した。

「あんな俺を見て幻滅しただろうなー」

と思いつつ翌日メールしてみると
彼女が

「変なのに会っちゃって災難だったね、飲み直そう」

と誘ってくれて、俺は酔っ払い今までAにされたいじめを彼女に打ち明けてしまい

「こんな弱虫な俺でもでいいですか」

と泣く俺と彼女は

「つらかったね」

と一緒に泣いてくれた。
そっから本格的にちゃんと付き合えました。

あとで彼女が言うには4人の中で俺が一番ヤバそうな怖い顔とガタイなのに
Aにいじめられて耐えてる姿に母性本能をかきたてられたそうです…

もちろんその後Aはフラれ、
AとBは「要注意人物」として短大の中で人相書が回覧されたそうです。
風の噂で、就職したけど上下関係が無理で
研修期間中にブッチし、その後ニートだと聞いた。
Bがどうなったかは知らない。


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この記事のコメント一覧
1 . 名無しさん  ID:JgwO0BG.0編集削除
最後まで読んでないけど、結論的には
スパゲッティーなのかスパゲティーなのかスパゲチーなのか
いまいち判んないから、結局みんなパスタって言ってるんだよね?
ってことなの?
2 . 名無しさん  ID:.zlpeo5B0編集削除
伊太利麺です
3 . 名無し  ID:oSh4S65h0編集削除
スパゲティのことをかっこつけてスパって呼んでたらスパは温泉だって気づいて恥ずかしかったって話でしょ?
4 . 名無しさん  ID:0mgwaJjj0編集削除
Bを探して読み直すハメになった
5 . 名無し  ID:T54cX8km0編集削除
おれはパスタの下りよりイタメシを炒めしだと思ってたってところに共感したわ
6 . 名無しさん  ID:3OXF8GiM0編集削除
この手の武勇伝っていつも「風の噂でなんとやら・・・」オチだよね。
7 . 名無しさん  ID:7JC6rZDk0編集削除
x子が突然現れてAをぶちのめしたって話?
SEXマシーンはよ

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