体験談：夫が１年前にリストラにあった [衝撃]

「これはもう決まった事だ！！」

とわめき、部屋にこもってドアを開けない。
なので泣きながら夫に手紙を書いた。
資格もないただの事務員の私の給料は手取り１７万。
それで二人で暮らし、来月のトメのヘルニア手術の金も私が出す。
その後のヘルパーさんも私が出す。
そのために私は休日も出勤してるのは知ってるだろう。
そんな金も出せないのも知ってるだろう、と…
夫がこもってる部屋の前にその手紙を置いた。
朝起きたらいきなり夫にビンタくらった。

「俺の母親の為にそんな金も出せないのか！」

だって。
リストラ当時は家事をこなし、私のお弁当も作っていたのに、今じゃ帰ったら洗濯物は山積み、夕飯はおざなり。
それに不満があったので言えば

「お前だってして無いだろう」
「俺は求職活動で忙しいのに、お前は全部俺にやらせっぱなしだ！！」

んで、

「お前が反省するまで俺は実家に行く！女だったら誰でもすることだろう！！
 その間お前がお袋に対してどれだけ酷い事をしようとしていたのか考えて反省しろ！」

と、出て行ってしまった。
口の中切ったから診断書書いてもらったよ…あ〜あ…

ウトは退職金よりも支払いの方が大きくって、それは私も書類で確認してる。
で、夫は手紙を渡す前にすでに荷造り完了してて、私を殴って実家に行った。
ウトはゴニョゴニョ…と言うがトメは

「あなた私の息子であり、あなたの旦那様に向かって…」

てな感じだった。
ウトが止める感じはしたけど、

「○○がそんなひどい目に！」

とか聞こえたな…
もうね、入院費とか知りませんって。
払う訳が無い。
あと弁護士探してこのアパート引き払うか…
それとも夫名義のままだし、ただ自分の物だけ持って行こうかな。
あと夫の携帯も私名義の私支払だったけど解約しよう。
夫が持ち出した（飛行機のチケットも買った）私のカードは止めた。
つかれた…ちょっとビール飲んでもう寝よう…

ちゃんと探してたのかどうかわからないんだ…
探してたとしても、本人に働く気があるかどうかは…
半年ほど無職期間が続いて

「つなぎにバイトでもしてくれ」

と言ったら

「でもそれは俺がしたい事じゃないし、正社になるのが分かってるのに行けない」

って言って

「俺は今専業主婦の様なものだろう」

と今回の帰省もごり押しされた。
自分の実家に帰る事は当たり前、もし２ｃｈでこれを言った時、反対意見が出たら

「それは性差別だ」

と。
専業主婦の女だって生活費ギリギリなのに何万もかけて実家にはいかないって言ったら

「ほら、それがもう性差別だ！」

って話にならなかった。
携帯から

「お前が反省するまで帰らない。俺達は夫婦だから全ての問題は二人で解決しなくてはならない。
 だけどお前は俺の話を聞こうとしなかった。
 それが俺にとって今一番つらい事だ」

ってメール来た。
この人お金が無いってこと分かってるのになぁ…
貯金は今動かせるのが１９０万、婚前の貯金だけどｗ
これで弁護士頼むかｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
泣けるｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

↓

夫、私のカードでお土産買おうとしたらしいｗ
トメから

「旦那様に恥をかかせるなんて！」

って怒りの電話がｗ

「恥も何も私のカードで、支払は私ですが？ｗ」

と笑いながら言ったら

「私は自分が食べなくても夫にお金を持たせて飲みに行かせた！」

だって。
これがエネスレ名物鳩旦那か！！！

「あんな所で…」
「もう私行けない…」

って言う所を見ると三越か？ｗ
トメ三越信者だからｗ

↓

弁護士決まりました。
一軒目の人だったけど、ピンと来たしこっちの言い分も聞いてくれる人だったから。
そして私が持ってる証拠になりそうな物を全部渡して検討してもらって
夫の実家に電話してくれたそうだ。
弁護士さんから連絡が行った夫は怒って私に電話をよこした。
まあ要約すると

「ふざけるな、帰って来い、金払え、離婚しない」

って位だったかなｗ

「今後の連絡はすべて弁護士さんを通して下さい。それからその携帯私のです。
 解約しますので、新規に自分でご購入ください。お支払もご自分で」

（弁護士了承済み）と言ったら、泣き落し。

「本気じゃないよな…今更言うのも…チッ照れるな、愛し合って結婚して家庭を築いてきたんだぞ、俺達は」

気持ち悪いのですぐに切り、携帯解約。何かホッとした…
弁護士さんが電話で

「直接会ってお話した方がいいんですけど」

と言ったら

「あいつが離婚なんて単なる脅しですよ！話したいならそっちが来ればいい！！来れる物ならね！！」

と啖呵を切ったそうだけど、

「分かりました。それでは伺いますよ」

と言ったらあっさりとくる事を承諾したらしいｗ
でまあ戻って来て、当然家に行ったら家の中はさっぱりした物。
約束の日よりも前に事務所に来て

「どういう事なんですか！」

と半泣きで詰め寄ってきたらしい。

で、夫了解のもと、録音しつつ淡々とここ数週間の私の動きを説明し、離婚の意思が固い事を言った。
そしたら

「何度電話してもつながらないし、実家にも居ないし！これは悪意の遺棄ですよね！」
（２週間以上連絡もよこさなかったくせに…）

でも

「DVを受けた女性が逃げる事は遺棄には当たりません」

とバッサリ。

「そんな…DVだなんて…」

とまた半泣き。

「今まで支えて来てくれた事は本当にありがたいと思ってます。
 職を探す間、あいつには本当に苦労をかけました…
 でも俺は俺なりに頑張ってきたんです！」

と言うので

「え〜、ハローワークに行って求職活動をされていた間、何度面接に行かれました？」

夫「えーっと…あの○○の所と…えっと…」

「ああ、記録を持って来てください。何度面接に行ったか、何度相談に来たか残ってます」

この時夫が赤い顔になったそうで、弁護士さんいわく

「怪しいなって思ったんですよ」

と苦笑いしてました。

それから畳みかける様に家の家計簿と通帳のコピーなどをみながら

「正直あまり裕福ではありませんよね？
 特にあなたのご実家への送金が今まででｳﾝ百万円、収入の約半分ですね。
 生活費以外の出費はこれあなたですね。
 何にお使いになりました？
 これはカードの支払いで、あなたが使った物ですね。
 ま、この辺はおいおい調べさせていただきます…えーっと、それからこちら診断書です」

夫は叫ぶように

「これから！これから頑張ります！どうかお願いします！！」

と頭を下げてきたそうだけど、

「うん、まあそれもこれからおいおい…」

と言うと、今度は逆切れ。

「あいつは俺が離婚したら経済的に困る事を知っててこんな事するんですよ！
 俺がDVならあいつは経済的DVでしょう！
 俺は携帯もカードも止められたんですよ！！」

「いいえ、一年間これだけあなたたちに出費して、
 ご実家のご両親の入院代も、病院代もすべて私さんが払ってますよね。
 その間、あなたは家事もせず、仕事も探さずにいた。
 経済的DVと言うならあなたの方です。
 （仕事探さず、に反論なかったので、確信した（弁護士談）
 携帯も、カードも、名義支払共に私さんの物。
 離婚に向けて話し合いをする相手が使ってる方がおかしいんです。何の問題もありません。
 それと思い通りにならないからと言って暴力ふるう。十分です」

夫「でも誕生日も近かったし…それに今度手術するんです…行ってあげたくて…」

「…それは生活の全てをなげうってまでやるべき事だったのですか？」

「全てだなんてゴニョゴニョ…」

「母親を慰める事は大事です。でもね、夫さん。もっと他にやれる事があったんじゃないでしょうか？」

すすり泣く夫。
心から情けなくなる…
あとは何か促されて帰って行った。

聞き終わったとき、何と言うか心から疲れたのと、弁護士の凄さに感服し物凄く安心した…
ちなみにこの話し合いが始まる前、たっぷり３時間待たせたそうだｗ

「アポ入れてから来い」

って言ったら

「待ってる！」

って頑張ったそうでｗ
忙しいのにアポ無しで行くから…馬鹿だね〜。

「疲れました…」

と言ったら

「離婚は結婚の１０倍は疲れますよ。
 一気にたたみかけましょう。長引いてもいい事は一つもないし。
 しばらくは任せておいてください。取りあえず大まかな所まではまとめておきます。
 その後はやはりあなたにも出て来てもらう事もあるかもしれません。
 そうなったらもう覚悟と気持ちと根性ですよ」

でも本当に良かった。
あの弁護士さんになら安心して任せられる。
安心できないのは弁護料だけw
ちょっと調べ物したらドラッグストア行って、後は寝ようｗ
何かちょっと疲れたし…

あ、あと私の電話も番号変えた。もちろんメアドも。