ウト定年時、当時独身の旦那に、生活できないから支援してと泣きついた。
被虐待児の旦那、同居されるのよりはマシと渋々了承。
最初は、年に数回金を送ってた。
しかし、別居でも送金受ければ→旦那の扶養に入れる→旦那の保険証が使える→何よりきちんと金が入ると気付いたトメ。

「旦那は独り身。経費として落とす物が何も無い。
 仕送りすれば、私達は扶養に入れる、
 息子ちゃんは、扶養者が増えて税金控除が受けられる。
 息子の為に私達が扶養に入ってあげましょう、これは、息子の為なのよ。」

とウトに進言。



真に受けたウト、旦那の会社に電話。
扶養に入れさせた。
そして、トメ、旦那口座を作り、旦那に強制送金させ、まんまとウト口座に金が流れる仕組みを作り、旦那会社の保険証を手に入れた。
送金の際発生する、手数料さえ、旦那持ちにさせる事は、トメ忘れなかったよ。
こうして、僅かな所得税を減らす為に、年72マソも仕送りする事になってしまった旦那。
もう、かれこれ15年以上、総額は、1,000マソを超える。(続く)

日頃からエラぶるウト

「お前達に世話なんかなっていない。
 仕送りは、受けているが、それはお前が、税金控除を受けたいからだろ。
 俺達は、お前の扶養になってやっているんだ、感謝汁、ガハハ。
 将来は、この家・土地を売り飛ばして、施設に入る。
 俺達は、子供に世話を掛けない良い親だ。」

とふんぞり返る。

トメ「嫁子さんも、働いてお可哀想に。
      私は、専業主婦だったから、分からないわ〜。生活が苦しいなら、別に仕送りしなくても、良いのよ。
      あなた達さえ、良ければね〜。ウフッ。」

と馬鹿にする。
その言い草が鼻についた。
とうとう、去年の夏休みに帰省した時、切れたよ。

「ウトさん、トメさん、何か勘違いされているようですね?
 私達、ウトさん達を扶養に入れてもなーんにも得しないんです。
 私達も苦しいので、仕送りは止めさせて頂きます。
 急では、お困りでしょうから、今年いっぱいで止めさせて頂きます。」

みるみる顔色が変わったウト。
引きつるトメ。

「私達から、援助を受けておきながら、世話になってないなんて良く言えますね」

と私。
すると、アル中の手と、頬っぺたプルプル震わせて、

「何を言うか、嫁のくせに出しゃばるなー」

とウトが私の胸倉つかんで、首をぐらぐらさせた。
慌てて止めに入る旦那。
もう、帰ろうと促した。
悔しい私、玄関先でこう言った。

「仕送り止められて、困るなんて言っても知りませんよ。
 月々10マソの年金暮らし、せいぜい生活保護でも受けて下さいな」

トメ「その必要はありません。貯えはございますから」

その鼻先にバタンとドアを閉めて来た。

年末の帰省時。
約束通り、仕送り止めると旦那が言った。
苦虫を潰したような顔で、

「仕送りはもういい。だが、保険証は返さんぞ。」

「それは、困る。仕送りがあってこそ、俺の扶養に入れるんだ。
 仕送りを止めれば、扶養から外すし、保険証も返してもらう。国保に入れ」

「いーえ、息子ちゃん、大丈夫よ。仕送りしなくても、する振りをすれば良いの。保険証は返さなくて良いのよ」

どうやらこういう事らしい。

a.トメの口座より50マソ引き出す
b.旦那の口座に入金→
c.旦那口座から月々6マソ、ウトへ送金→
d.ウト口座へプールさせる→
e.プール金が50マソ溜まったらトメ口座に戻す

「これを毎月繰り返すのよ。
 これなら、仕送りしたように会社も思うでしょ?
 それに、あなた達も今まで通り、税金控除を受けられるのよ〜、
 良い案でしょ?」

と目を潤わせる。

ウト「・・・(頷く)」

口あんぐりの私達。

「仕送りしてないのに、あたかもしていたように振舞い、税金控除を受けるのは、脱税ですよ?私達に脱税しろと?」

これを言うのが精一杯。

「あら、大丈夫よ。分かりゃしないわ。」

あまりの展開にその時は、スゴスゴと帰って来てしまったが、後日、ウトより1枚の手紙。
そこには「念書」と書かれた紙が。

「これからは、お前達は仕送りをしなくても良いこととする。
 平成・年・月・日名前○○ ○○印」

と書いてあった。
そのエラそうな態度に腹が立ち、念書を握りつぶして誓ったよ。
絶対にウト達が欲しがる保険証を奪取してやるってね。

保険証の奪取方法は、意外と簡単だった。
脱税は出来ない、会社にも、お前達の企みを話した。
親に脱税しろと言われて困っている、警察、税務署に相談に行くぞと旦那がウトを脅す。
それに追い討ちを掛けるように、

「国保に切り替えるのが、心配なんでしょ。お母さん?
 保険料払わなくちゃいけませんものねー、お可哀想に。
 なんなら、私が、保険料払って差し上げますわ。
 どーぞ、こちらに払い込み用紙を回して下さいな」

と、ヒマラヤよりプライド高いトメに言った。

「あなたの施しなんて、受けないわ」

とトメが保険証投げてきた。
ウトがまたプルプル震え出したので、早々に退散いたしますた。

それから、すぐに保険証は会社に返した。
ウト達は国保に入らなければならない。
切り替える為には、旦那会社からの「返還証明書」っつーのが要るらしい。
だけど、うっかり、会社に証明書頼むのを忘れたよ。
また、頼んでも別の部署に請求してしまったものだから、証明書は待てど暮らせど来ない。
その間、ウト、トメ、国保に入れず無保険状態。
医者に掛かるのが趣味のウト、トメ。

「どーなってるの?」

の電話がじゃんじゃんあったが、全てガチャ切り。
医療費は実費で払えっつーの。


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この記事のコメント一覧
1 . 名無しさん  ID:2jdk7bYk0編集削除
感情で文書を書くな
2 . 名無しさん  ID:NQQPVkVR0編集削除
無理に決まってんだろ
3 . 名無しさん  ID:NO.WMV8p0編集削除
創作に決まってんだろ
4 . 名無しさん  ID:WajkBHijO編集削除
全くおもしろじゃなかった。
5 . 名無しさん  ID:Mj3REsON0編集削除
国保に加入するのは国民の義務なのにそれを阻害するなんてDQN以外の何者でもないな。それにある程度の会社なら請求しなくても健康保険喪失証明は送付されてくるよ。
6 . 名無しさん  ID:atLP5nSi0編集削除
その前に仕送り止めない時点でアホ

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