うちの両親の馴れ初め。
親父:元警官で大学教授の父、茶道の家で有名な家の娘で大学教授の母。
お袋:親父の実家から数代前に嫁入りして親戚関係に。体育教師の父、水泳選手が母。
親父とお袋は元々同級生・幼馴染で、親父はお袋の従兄弟って関係。
小学生の頃は親父とつるんでいる悪ガキが遊べない時はお袋と遊んでいたそうだ。
時々お袋連れて、悪ガキ仲間と一緒に野球やサッカーしたり、反対に、お袋・お袋の妹と親父の妹(二人共よくお年玉くれた叔母さんw)に連れられて、女子グループとトランプとかあやとりをしたこともあると言う。
お袋の実家がスポーツに関わってるだけあって、水泳・陸上・バレーボールと、しょっちゅう運動をさせられたらしい。
小学6年になると親父は中学受験の為に勉強するも、受験に落ち、お袋はお袋で水泳で有名な中学から声かかってたらしいけど、ドタキャンで結局地元の中学に。
中学に入ると、親父とお袋はお互い、気にするようになってたらしく、体育の時間とかに水泳の時間になると
「(親父)と(お袋)、ちょっと実演して」
と言われる時にも意識してしまってたとか。
親父の家もお袋の家も地域では有名な家の末裔なだけあって、その教師に限らず
「(親父)君と(お袋)さん?仲いいし、親戚同士だと聞くし、何より許嫁でしょ?」
親父は怒って両家の両親に向かって
「何勝手に決めてんだよ!あいつにはあいつのしたい事があるんや。
俺には俺でしたいこともあんねや。勝手に結婚決めんじゃねえよ!」
それを言った数日後、悪ガキ仲間に
「(親父)のアホ。(お袋)さんが弁当作ってくれんのも、
手作り洋菓子作ってくれんのも、お前の事が大好きやからや。お前もあいつの事が大好きなんだよ。」
親父は
「知っとるよ。せやけどな、あいつはしたいことがあるらしいからさ、俺が居ったら可能性のうなってまうやろ?
だからアホや言うとんや。。あいつが一番したいことは、お前に一生寄り添うことや。
あいつの気持ちに気づけや。」
「そうか、やけど、俺はな、国家の為に命削るつもりでおるんや。あいつに何かあったらあかん。」
数分ほど静かな時を過ごした後、
「せやったな、お前は警官志望やもんな。まあ頑張れや。」
と言われ話は終わったらしい。
その数日後、お袋に
「あの時、ああ言うてもたんやけど、俺、絶対お前と結婚したい。」
お袋は
「馬鹿。何であんな事言うたん?でも、許嫁やで。一生あんたと一緒に居る」
中2の夏、親父とお袋は恋仲になり、近くの遊園地やデパートにデートに行っていたらしい。
高校はややこしい学校で、普通科・家政科とか、色々な科目にわかれる学校。
親父は普通科、お袋は家政科。
親父はとにかく東大京大を見据えたコースに、お袋は家政をしつつも体育の時間が多いコースに。
高1の夏、部活で忙しい中、休みをとって、わざわざ地元を走るローカル線で旅行をしに行ったらしい。
部活・勉強で疲れていたのと、デートも兼ねていた。
高2のクリスマス、二人でデパートに行って、これまで貯めたお年玉をお袋が欲しそうにしていた
高そうな洋服をプレゼントするのに使ったらしい。
高3の頃、大学進学の時期、親父はいきなり受験勉強をやめ、就職担当の教師に
「いろんな所で暴れとるアホ(サヨ)と一緒に勉強しとうない。警官になりたいんや。」
両家の両親、担任・部の顧問・お袋の猛反対を押し切り、地元の警察の採用試験を受け、合格。
その時、お袋に
「やっぱり、お前をああいう奴らから守るんなら警官かなって。」
お袋が大学や成人式で楽しんでいるのとは反対に、成人式の日も
「お前はこういう時でも休暇取らずに仕事しとるなぁ。」
と上司に言われていたらしい。
ヤクザの組長の胸倉掴んで
「何しとんじゃワレェ!」
と怒鳴りつけた挙句、検挙したり、事件の捜査をしたがらない、階級も年齢も上の刑事に
「いい加減にしろ!お前しか頼れる奴が居ねえから言ってんだろうが!」
と叱責したり、大物政治家の息子に手錠を掛けたりと、問題児扱いされても不思議ではないのだが、幹部や同僚からも評価してもらえたらしい。
お袋が大学を卒業する頃、親父が上司に
「ずっと付き合っとる幼馴染の奴と結婚しようと思うんです。」
と言って結婚。
結婚後は、休みの日の昼間は俺や弟・妹と遊んでくれ、お袋に夜食作ってもらいながら昇進試験を受け続け、20代後半で警部補に。
50代前半で県内で規模の大きい警察署の署長になった後、県下最大級の警察署の署長、警察本部で部長をして、定年退職。
「天下り?面倒だし、家族と老後を楽しみたいんでね。」
と断ったらしい。
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文章下手すぎて気持ちが悪い
ごめん、ここの時点で訳分からなくなってやめた。単にいとこ同士ってんじゃ駄目な話だったの?
どの辺が感動話かグダグダ過ぎてよう分からん
私の祖父母も親戚同士だったそうなので。
従姉なら大丈夫だろ
本部長は階級でいうと警視長、場合によっては警視正がなる
警視長は一応ノンキャリアの最高階級
警視正以上は国家公務員で、ノンキャリアがなるには推薦により警察庁に国家公務員として中途採用されることでなる。
父は母を守る男になるため、東大や京大に行ける位置に居たのに、親の反対を振り切って警官に
そして、努力を重ねて署長、さらには警察本部長を務めあげた
そんな父は、「天下り?面倒だし家族と老後を楽しみたいんでね。」と断った
でOK?
「」くらいちゃんとかけよう。
どう見ても没落の一途です。本当にありがとうございました。
ノンキャリで本部の部長なったってんだから2代目は相当優秀
3代目は…うん…
父ちゃんが優秀なのはわかるんだけどさ・・・
「嫁を守るなら警察官」って小学生みたいなノリで就職決めてる時点で残念というか何というか。。。
むしろ優秀な父ちゃんに大学出て警察庁に入ってもらいたかったところだわ


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