私は、吹奏楽部経験者でクラリネットを2本所持している。
ひとつはプラスチック製の定価2万。
もうひとつは木製の定価50万近いやつ。
どちらも高校生時代にバイトして買ったもの。
後者は特に苦労した。
だけど今はどちらも使っていなくて、実家に置きっぱなしになっている。
それを知っている母からある日電話がきた。
内容は、
「近所の子(母校の後輩にあたる子)が楽器を譲っていただけないかと相談にきた。
あんたの持ち物を勝手にあげることは出来ないから電話をかけた」
というものだった。
その場で判断しかねない状況(その子を知らないのが一番の要因)だったので、折り返し電話をかけるからまだ何もしないで待ってて、とだけ伝えて電話を切った。
そこから一晩経って、今度は吹奏楽部仲間の同級生から電話がきた。
そこで分かったのが以下の内容。
どうやら顧問が、近所のOBから無料で楽器をもらえと指示しているらしく、今回電話を掛けてきてくれた同級生のところには寄付金の話まできたそうだ。
ええーそんなにお金に困ってるの?と聞いたら、今の部内では子供たちの両親が高い部費に猛反発。
30年間、“月千円徴収”を続けてきたのに、それが取り下げになったのだと教えてくれた。
「でも、高校生なんだからやっぱ自分でバイトして買ったほうが良いよ。
一瞬あげようか迷ったけど、
自分たちのなかにだって先輩の楽器をもらおうとしてるやつなんて一人もいなかった」
と、それだけ言って電話は終了した。
確かにその同級生の言うとおりだと思った。
可哀想だけど、自分も楽器には思い入れがあるし断ろうと、母に折り返し電話を掛けた。
すると、あのあと何十人もが押しかけてきたらしく、母が何も言っていないうちからアミダくじを始めたらしいことを知った…
いくらなんでも非常識すぎる…
なんで私が2本持ってることを知ってるのかどうかは分からないけど、そのアミダをつくるうえで、
「△がプラ管で○が木だからねー」
みたいなやりとりまでしてたらしい…(私はこの△に腹が立ったw)
この、何十人もが押しかけてきたってのは、吹奏楽経験者だったら分かるかと思うんだけど、クラリネット奏者は部で一番構成人数が多く、場合によっては他の楽器奏者の三倍近くいたりする。
私のときは三学年合わして5人程度だったんだけど、今は20人ほどいるんだそうで…(少子化はどこいったんだ)
当然、楽器も取りあいになるってかほぼ三年生が独占しているんじゃないかなー
明日、実家に戻って楽器を死守&追い返してこようと思う。
あんな狭い家に大勢で押しかけるということは、多少なりとも近所に迷惑がかかっているだろうし。
学校から家が近いのはうちくらい(他のクラ奏者はみんな県外)だからターゲットにされたんだろうな…
場合によっては学校に文句言おうと思ってるけどどうなることやら…
まさか、貴重な休みがこんなくだらないことに消費されるとは思いもしなかったよ…
結論から話すと、学校には結局乗り込むかたちになりました。
楽器を取りに戻った際に母から聞いた内容がかなりひどかったので…
近所の方から
「学生の声がうるさい。何とか出来ないか」
などと苦情がきてて、その場はとりあえず母が謝ってまわったんだそうです。
母自身も、近所に迷惑がかかるから静かにしてほしいと訴えたらしいのですが、例の部員達は浮かれていて全く聞いてくれなかったとのことでした。
そしてそのようなことが今でも続いている、と。
学校側へ電話してアポを取ると、休日だからか校長先生は不在だったみたいなのですが、教頭先生が取り合ってくれるとのこと。
すぐに母と二人で学校に向かいました。
吹奏楽部は土日も活動しているので、顧問の先生を放送で呼び出していただきました。
そこで初めてお顔を拝見したのですが、私のときの厳しい男の顧問とは違い、若い女性の先生…
こんな優しそうな先生が?とちょっと疑問に思ったのが後々、後悔することになります。
ここからはその顧問先生とのやりとりの一部です。
私「何で個人の楽器を無償で譲らないといけないのですか」
顧「生徒がいきなり増えて楽器がそれに追いつかないんです。公立校なので予算が厳しいのです」
母「だからといって卒業生の自宅に大勢で押しかけてきていいのでしょうか。
静かにするよう訴えたのにおたくの生徒は聞きもしない。近所共々迷惑しています」
顧「大勢で押しかけてるのは知らなかったです(ここで謝罪が入る)」
私「寄付金を恵んで欲しいなどと書いた文書を卒業生に配っていると耳にしました。
正直、今の生徒さん達の演奏すら聞いたことのない私達からすると、
そんなものを突然配られても意味が分かりませんよね」
顧「外部演奏会なら定期的にやっています。ご存知ありませんか?(なぜか強気)」
私「招待状は?」
顧「…は?」
私「私達のころは自作の招待状にチケットを同封して、卒業された先輩達に配布していました。
招待状は送れないのに寄付金のお手紙は送れるんですね。何か順序間違ってませんか?」
顧「(ここで黙る)」
私「あと、親御さん達の声で、長年続いてきた部費制度を無くしたとも聞きました。
お金に困っているのでしたら尚更、部費制度を無くすべきではなかったのではないでしょうか」
顧「そのことについては副顧問と検討しなおします」
と、こんな感じでした。
卒業生を頼る前にまずは部内でどうにかする、を約束。
教頭先生からも謝罪を受け、例の生徒達からも謝罪を受けました。(母にも謝罪)
だけど顧問の先生が本心から謝ってる感じがしなかったので良い気がしなかったです。
生徒達もそれを察してか、ちゃんと謝罪している子は少なかったです…
吹奏楽部といえば上下関係が厳しく礼儀を重んじる部。
その心が失われつつあるようで元吹奏楽部部長としては、今回のことはとても残念に思いました。
(ちなみに楽器は無事でしたよー!
|
|
ウンコ食べるお
ゆとりスパイラル?
ゆとり量産モード?
量産がたゆとり?
30年前とあまり変わってませんね。
クラリネットやサックスの希望者は多いのに
オーボエはあまりいなかったとか。
有名奏者がみんなハゲだったのが原因だ、と冗談を飛ばしてた記憶があります。
ヒヤヒヤしたじゃん。
音大じゃ数万程度の楽器はゴミなんだろうけど音大の常識は世間の常識じゃないからな
自分で苦労しろよw
普通に20万とか30万だわ
そんなものを譲れと言うとか基地外だろ
今じゃ管楽器マニアで大人買い、ヤフオク買い、その他で入手して楽団ひとつ分くらい
楽器を持ってるけれど。
誰にもあげないよっ。
どいつもこいつも老いも若きもゆとりだ
とはいえ、使われもせず手元にも置かれず死蔵されてるだけの楽器に価値があるのかねえ。
それに礼儀はいざ知らず上下関係に厳しいとか、何時代の人間だよ。
どっちもあほらしいとしか思えんな。
何十万しようと木管楽器ってのはメンテしなければ内側からカビが生えて腐っていく。
タンポはボロボロになり、キーは緑錆。
乾燥したところに置いておくと胴がひび割れする。
ハードオフに金管楽器やサックスは置いてあってもクラリネットが少ないのは、そういうい理由もある。
「大騒ぎした」「本気には見えなかった」ってのも全て投稿者の主観。
面倒なOBに声をかけてしまったんだろうな、ってのが今でも楽器やってる俺の感想。
仮に譲る気持ちがあっても非礼な奴にはやりたくないと思うわ
よいしょして持ち上げまくった挙句に涙を見せながら
「貧乏な家庭でどうしても購入することができない。バイトも生活費にすべて消える。
体が弱くいつ逝くか知れない両親に、彼らの夢である私のクラリネットの演奏を聞かせてあげたい」と
渾身の演技を見せつけるぐらいはするんだがな。貰うまでは浅知恵とバレない程度の。
貰う側が傲慢だとかどこの隣国だよ。
オマエは絶対そんなことしないよ
こんなとこで偉そうなこと言ってるオマエが、欲しいもののために媚びへつらい、泣き落としまでするなんて、絶対ないよ
そんなことオマエのちんけなプライドが絶対させないよ
|