実母から聞いた話なんだけど。
20年くらい前。
祖父母が末娘の独立と自分達の定年を機にとある地区に家を買った。
そこそこ広い庭もあったせいか、近所の小学生達が遊びに来るようになった。
放課後や休日に数人の小学生が常に出入している状態で、祖父母も茶菓子を出したりして楽しんでいた様子。
とある日からその集団に加わってきたほかの子よりちょっと小さめの子。
聞くと一年生だそう。
他の子とも仲良く遊んでいるので祖父母も分け隔てなくその子を接待。
そのうちその子は毎日のように来るようになり
(他の子は大体2〜3日おきくらいでローテーションを組むように来る)、真っ暗になるまでいた。
20年くらい前。
祖父母が末娘の独立と自分達の定年を機にとある地区に家を買った。
そこそこ広い庭もあったせいか、近所の小学生達が遊びに来るようになった。
放課後や休日に数人の小学生が常に出入している状態で、祖父母も茶菓子を出したりして楽しんでいた様子。
とある日からその集団に加わってきたほかの子よりちょっと小さめの子。
聞くと一年生だそう。
他の子とも仲良く遊んでいるので祖父母も分け隔てなくその子を接待。
そのうちその子は毎日のように来るようになり
(他の子は大体2〜3日おきくらいでローテーションを組むように来る)、真っ暗になるまでいた。
「お母さんは?」
と聞くと
「仕事でいない」
「今寝てるから」
とモゴモゴ。
そしてある日、その子が母親と一緒に家に来た。
(その時母は子連れで遊びに来ていた)
「いつもこちらせ遊ばせていただいているようで〜www」
と濃い化粧とクネクネ腰。
「すみませんけど、これから出かけなくちゃならないのでぇ〜この子一週間くらい預かっていただけません〜?
ウチ母子家庭なんですよぉ〜頼れる親戚もいなくてぇ〜家に一人残すのも心配ですし〜
ここなら高学年の子もいるからいじめられないってうちの子も喜んでいるんですよぉ〜」
と何か場末のバーのママみたいな感じで(母談)祖父に上目遣い。
「いじめられないって、この子は普段学校でいじめられているんですか?」
と表情を曇らせた祖父。
そうすると母親は「しめた」とでも思ったのか
「そうなんですよぉ〜この子小柄ですからクラスの子にオモチャにされてるらしくてぇ〜
先生に訴えても駄目なんですよぉ〜若い先生だから経験浅いみたいで〜
お宅みたいなちゃんとした方に見ていていただけると助かるんです〜お願いします〜」
とベラベラまくしたて。
それを聞いた祖父は祖母に目配せ。
奥に行く祖母。
そしてずっと黙って俯いていた子に
「○君。クラスと担任の先生の名前言える?」
と聞いた。
そして祖母が持ってきた冊子を開いてその場で電話。
「あ、△さん?休みの所すみませんね。×ですが。
いや、今ね、君のクラスの生徒の親御さんが来ていて、子供がいじめられてるって言ってるんだよね。
ちょっと双方の話聞きたいから来てくれる?」
母親、真っ青になって
「なっなんで!?」
とパクパク。
いきなり目の前で一般人のジーサンに担任の自宅にかけられたらビビルわな。
しかもかなり上から目線状態で。
「すぐ来るそうですよ。すみませんが少しお待ちいただけますかね。
何でしたら私の方から同伴される方に遅れる旨連絡致しますが」
「△先生と知り合いなんですか?」
とワナワナする母親。
それを外から見ていた小学生達が笑いながら
「おばちゃん知らないの〜?このおじいちゃん、去年までうちの学校の校長先生だったんだよ」
「もう校長じゃないんだから先生って呼んじゃだめって言われてたからおじーちゃんって呼んでただけなんだよねー」
「ねー」
「もし深刻ないじめなら上の方にも報告させていただきますが」
と追い討ちをかける祖父の台詞を聞いて
「そういえば勘違いだったかもしれません!それじゃ失礼します!」
と子の手を引いて帰っていったそうだ。
その後△先生も来て、既にその母子はいなかったが話を聞いた。
(ちなみに△先生はどちらかというと年配だった。若くないじゃん)
今で言うネグレクトで、子を置いて一晩留守とか普通にしている母親だったらしい。
今回の話で1週間放置される可能性もあるので担任がその子の家を毎日訪問する事になった。
(今回に限っては母親が単に羽を伸ばしたかっただけらしくちゃんと在宅・登校してきたとか)
それからその子は遊びにも来なくなり、卒業はしたようだったがその後はわからない。
先日の彼岸で久しぶりにばーちゃん家に行った時に母が
「そういえばこんな事あったよね」
と話を始め、wktkして詳細聞いてきただけなんだ。
その子は今30くらいのはずだからもしかしたら結婚して子供もいるかもしれない。
当時のその子みたいにされてないといいねーという話で〆られたよ。
ちなみにじっちゃんは当時の教育委員長とも友人だったからもし当時
放置母の言う事が本当だったら場合によってはそっちまで話が行ったかもしれない。
今ほどいじめに敏感じゃなかったからそこまではならなかったかもしれないけどね。
と聞くと
「仕事でいない」
「今寝てるから」
とモゴモゴ。
そしてある日、その子が母親と一緒に家に来た。
(その時母は子連れで遊びに来ていた)
「いつもこちらせ遊ばせていただいているようで〜www」
と濃い化粧とクネクネ腰。
「すみませんけど、これから出かけなくちゃならないのでぇ〜この子一週間くらい預かっていただけません〜?
ウチ母子家庭なんですよぉ〜頼れる親戚もいなくてぇ〜家に一人残すのも心配ですし〜
ここなら高学年の子もいるからいじめられないってうちの子も喜んでいるんですよぉ〜」
と何か場末のバーのママみたいな感じで(母談)祖父に上目遣い。
「いじめられないって、この子は普段学校でいじめられているんですか?」
と表情を曇らせた祖父。
そうすると母親は「しめた」とでも思ったのか
「そうなんですよぉ〜この子小柄ですからクラスの子にオモチャにされてるらしくてぇ〜
先生に訴えても駄目なんですよぉ〜若い先生だから経験浅いみたいで〜
お宅みたいなちゃんとした方に見ていていただけると助かるんです〜お願いします〜」
とベラベラまくしたて。
それを聞いた祖父は祖母に目配せ。
奥に行く祖母。
そしてずっと黙って俯いていた子に
「○君。クラスと担任の先生の名前言える?」
と聞いた。
そして祖母が持ってきた冊子を開いてその場で電話。
「あ、△さん?休みの所すみませんね。×ですが。
いや、今ね、君のクラスの生徒の親御さんが来ていて、子供がいじめられてるって言ってるんだよね。
ちょっと双方の話聞きたいから来てくれる?」
母親、真っ青になって
「なっなんで!?」
とパクパク。
いきなり目の前で一般人のジーサンに担任の自宅にかけられたらビビルわな。
しかもかなり上から目線状態で。
「すぐ来るそうですよ。すみませんが少しお待ちいただけますかね。
何でしたら私の方から同伴される方に遅れる旨連絡致しますが」
「△先生と知り合いなんですか?」
とワナワナする母親。
それを外から見ていた小学生達が笑いながら
「おばちゃん知らないの〜?このおじいちゃん、去年までうちの学校の校長先生だったんだよ」
「もう校長じゃないんだから先生って呼んじゃだめって言われてたからおじーちゃんって呼んでただけなんだよねー」
「ねー」
「もし深刻ないじめなら上の方にも報告させていただきますが」
と追い討ちをかける祖父の台詞を聞いて
「そういえば勘違いだったかもしれません!それじゃ失礼します!」
と子の手を引いて帰っていったそうだ。
その後△先生も来て、既にその母子はいなかったが話を聞いた。
(ちなみに△先生はどちらかというと年配だった。若くないじゃん)
今で言うネグレクトで、子を置いて一晩留守とか普通にしている母親だったらしい。
今回の話で1週間放置される可能性もあるので担任がその子の家を毎日訪問する事になった。
(今回に限っては母親が単に羽を伸ばしたかっただけらしくちゃんと在宅・登校してきたとか)
それからその子は遊びにも来なくなり、卒業はしたようだったがその後はわからない。
先日の彼岸で久しぶりにばーちゃん家に行った時に母が
「そういえばこんな事あったよね」
と話を始め、wktkして詳細聞いてきただけなんだ。
その子は今30くらいのはずだからもしかしたら結婚して子供もいるかもしれない。
当時のその子みたいにされてないといいねーという話で〆られたよ。
ちなみにじっちゃんは当時の教育委員長とも友人だったからもし当時
放置母の言う事が本当だったら場合によってはそっちまで話が行ったかもしれない。
今ほどいじめに敏感じゃなかったからそこまではならなかったかもしれないけどね。
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