ある日、キリストが天国の真珠の門の前を歩いていると、天使がキリストに頼みごとをした。
天使が休憩している間、門番を代わってくれという。
キリストがこれを引き受けてから数分後、一人の老人がやってきた。
その男は本当に年老いていた。
足並みもぎこちなく、非常にゆっくりと歩き、髪は長く真っ白で、あごひげも長く真っ白だった。


キリストが声をかけた。

「何かご用でしょうか?」

老人は震える声でこう答えた。

「はい。私は息子を捜しているのです。」

キリストは助けてあげたかったが、それは無理だと思った。
なにしろ天国には無数の人々がいるのだ。

老人は、言葉を続けた。

「私には息子を簡単に見分けられるはずなのです。息子の手と足には穴が開いているからです」

キリストは思わず老人の顔を見直すと、こう言った。

「ファーザー?」

老人もキリストの顔を見ると、こう言った。

「ピノキオ?」


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1 . 名無しさん  ID:4UbB5pJS0編集削除
※2
解説たのむ!
2 . 名無しさん  ID:wRye.ZgV0編集削除
よし、まかせろ!
3 . 名無しさん  ID:PxEqHGrF0編集削除
キリストは貼り付けにされたから手足に穴、てのとピノキオは人形だから穴ってのじゃねえの
4 . 名無しさん  ID:kRmLAFgs0編集削除
ちょっとだけワロタ
5 . 名無しさん  ID:9EkASM520編集削除
この後が木にならない
6 . へ  ID:IBlMB67uO編集削除
※5
上手い
7 . 名無しさん  ID:52DSb.930編集削除
足並み?
8 . 名無しさん  ID:bLBlXilb0編集削除
Father Fが大文字で神
9 . 名無しさん  ID:SRZXw.xj0編集削除
前提)キリストからすると父は神。老人からすると息子はピノキオ。
キリストは神の顔を見たことは無い。老人は手足の穴で判別しているのでピノキオの顔は分かってない。

で、親子だと勘違いした二人の言葉が本文。
10 . 名無しさん  ID:T3dZkqML0編集削除
↑補足

キリストの最期は十字架に釘で刺されてたから 手と足に穴が開いてたんだよ
11 . 名無しさん  ID:Os6JCaVv0編集削除
ピノキオの手足に穴が開いてたかどうか覚えてない

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