取引先の営業から紹介された新人のアシスタントは、今まで初対面では誰も読めなかった珍しい俺の名字を一発で読んだ。
「お、すごい。これいきなり読める人なかなか居ないんですよ」
「えと、高校の頃の知り合いに同じ名字の人が居まして」
俺はそれが彼女との初めての会話だとずっと思ってた。
実はそうじゃなかったって事は、彼女と付き合う様になってしばらくしてから教えてもらった。
それは俺高3・彼女高1の頃。
「どしたの?パンク?」
「いえ、チェーン外れちゃったみたいで」
自転車で帰宅しようとして学校の駐輪場で困ってた彼女に、最初に声をかけたのが実は俺だった。
恩着せがましい事を言うでもなく、手の油汚れを気にするでもなく応急処置を済ませて、
「一度自転車屋さんに見てもらってね、じゃ、気をつけて」
「あの、ありがとうございました」
そのお節介焼きな物好きが生徒会長だということを、彼女は数日後の全校集会で知った。
「それで、実は密かに憧れてたんですよ」
でも、なんの接点も無い高校生の2年差はそれなりに大きく、結局何もできないまま、密かな憧れのまま、生徒会長は卒業。
でも、印象に残った珍しくてめんどくさい名字は忘れられず、だから、就職して初めて名刺交換した相手があの時の生徒会長だと、実は疑いもせず確信していたらしい。
「忘れられませんよ、かっこ良かったから。あの頃は」
でも、まさかその珍しくてめんどくさい名字を自分で名乗ることになるとはさすがに考えてなかった、と彼女は笑った。
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1 . 名無しさん ID:HPrgzpF60 : 編集:削除
MO★GE★RO
末永くお幸せに爆発しろ
恩着せがましいことを言うでもなく助けてやったって自分で言うのねw マジ無理こういうやつw
「あの頃は」に全俺が泣いた。
嫁「面倒くさい名字だから夫婦別姓でいいよね?」
>>3
助けてやったとも書いてないしこれ高校の時の嫁の持った印象だろ
お前みたいな馬鹿の方がマジ無理ww
助けてやったとも書いてないしこれ高校の時の嫁の持った印象だろ
お前みたいな馬鹿の方がマジ無理ww
「忘れられませんよ、かっこ良かったから。あの頃は」 今は
>かっこ良かったから。あの頃は
社会人になってからということは、処女は他の奴にやったのだろうなぁ
社会人になってからということは、処女は他の奴にやったのだろうなぁ
宝くじで20億円すぐに当てる
おいモリ、今日はおかわりしていいぞ
そんな彼女は誰でも読める苗字を名乗っている。
俺タイムマシンが実用化されたら中学生に戻るんだ…戻るんだ…
↓大丈夫
戻ろうが戻らまいが変わらないから。
戻ろうが戻らまいが変わらないから。
何とかサーバントの宣伝
※14 それを言うなら サーバントなんとか
あの頃は はっ!
あの頃は はっ!
ヒュー(/^^)/⌒●~*☆ボム!
こいつらの僻みがすげぇwww
どんな名字なのかって話にならんのなw
どんな名字なのかって話にならんのなw
あの頃は、はぁ?!
別にお礼が欲しくて助けるわけじゃないからなぁ・・・
普通じゃねぇの?
普通じゃねぇの?
末永く爆発して幸せになれ
ああ、勅使河原会長あの子と結婚したのか。
「あの頃は」にちょっと吹いたw
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