高校2年生の頃。
私は母子家庭で、母親は某大学病院勤務。
早番よりも遅番が多く、夕方から早朝までいない日が多かった。
ある日、23歳の社会人彼氏(20歳のとき亡くなった父親に代わり、オフィス店舗中心の空調整備会社を継いでいた)から深夜12時に電話があり、母親が遅番だと知ると
「会おうよ」
と言われた。
眠いと一度断ったけれど
「どうしても話を聞いてほしくて。車でそっちに行くから」
と食い下がるので、仕事で何かあったのかと心配になり、少しだけなら車の中で話そう、ということで家のすぐ近くのスーパー駐車場で待ち合わせた。
その話の内容は…。
「聞いてくれよ!最近俺の妹が変な男とつきあってるみたいなんだよ。
以前は夜7時には帰宅していたのに、最近は9時に帰ってくるんだぜ!
もしその男と会ったらボコボコにする!」
( Д ) 三 ° ° ←私
「妹さんは大学生だよね。で、私は高校2年生。
今何時だと思ってるの?それに、母が遅番の日は遅くまで連れ回すよね」
そこで彼氏は一瞬しまった、という顔をしたけれど
「妹とお前は違う!」
と逆ギレしたので、その場でお別れを言って帰宅した。
その後、酒を飲むたびに、酔って号泣しながら電話をしてきては
「寂しいよ〜〜〜。戻ってきてくぁwせdrftgyふじこlp」
などと意味不明な供述を繰り返していた。
半年後くらいにまた電話をかけてきたので
「彼氏ができた」
と言ったら
「どうせ遊びだろ?そいつと遊んでもいいから戻ろうぜ」
とふざけたことを抜かすので
「その彼氏はつきあうって決まってから
すぐに家に来て、母親に結婚を前提に交際させてください、って頭を下げてくれた。
あんたと彼は違う!」
と本当のことを言ったら、二度とかけてこなくなった。
いや、一度日曜に私の家で彼とご飯を食べているときに、覗きに来たけどね。
ベランダ向かいの空き地に車を止めて出てきて、彼の姿を見て落ち込んで帰っていった。
新しい彼氏には、元彼のことを話してあったので、元彼に気がついていたけど
「大丈夫か?またあいつが来たらいつでも電話しろよ」
と言ってくれた。
クリスマス近くなるたびに思い出す。
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そんなことないか
何、女の私は倫理観しっかりもってますみたいな書き方してんだよ
惚れる理由が見つからないんだ、安直な日常の手垢まみれな普通が過ぎて、唯一特別の存在じゃない。器官の差異しかなくなっちゃってるんだ、男と女の間に。
これ要るか?
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