終電直前の駅ホームにて
電車内で出発を待っていたら、ギャルが1人乗り込んできた。
ホームには、見送りらしいギャル友が2人。
この電車はまだ出発しないのだが、2人は手を振って盛大に見送ってる。
すると、反対側ホームで待っていた酔っぱらいのオッサンが、2人の横に立って、ギャルの真似をしながら手を降り出した。
いかにも酔っぱらいの罪のないオッサンだったので、ギャルも嫌がらず、笑って一緒に手を振ってた。
しかし、この電車はまだまだ出発しない。
そのうちオッサンは元いた場所に戻って電車を待ち始め、ギャルたちは、
「私らもオッサンを見送ってやろう」
と言い出す。
嬉しそうにチラ見しまくるオッサン。
そうこうするうち、先に反対ホームの電車が到着し、すぐに出発。
走り出す電車の窓から、オッサンが一生懸命手を振っていた。
ギャルたちは完全にオッサンを忘れて、見向きもしなかった。
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