徳川家康の有力な家臣である牧野康成の元に、
商人が茶壷を売り込みに来た。
商人曰く、これは大変に貴重な茶壷だという。
茶のことを良くわからぬ牧野、これに大金を払って買い取った。
が、後にこれは真っ赤な贋物と判明。
牧野はやすやすと大金を巻き上げられたのだ。
それを聞いた太閤秀吉。
牧野をその茶壷とともに呼び寄せた。
「こんな贋物をつかまされたのか!
わしが見ても贋物だとわかるわ!おぬしも馬鹿じゃのう。」
「はあ、まったく。馬鹿でございますなあ…。」
あまりにがっかりしている牧野を気の毒に思ったのか秀吉、
「よいよい。お主ほどの侍がこんなことで損をするのは、この太閤が許さない。」
と、茶壷の代金に加え、黄金一枚を添えて、牧野に下したのだ。
これを主君家康に報告すると、家康も面白がって
、「なんと、贋の茶壷が金を産んだわ」
そしてこの茶壷は、
『科銭の壷』と呼ばれ、天下に喧伝され、牧野家の家宝とされた。
贋物が、本当の銘物になってしまったお話。
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騙されて買った茶壷を秀吉に買わせるのかと期待した俺はひねくれてるのかあぁ・・・
物の価値は人が勝手に決める物だからねぇ
偽物の本物
いいおもしろだな
例え偽者でも人が本物だと思ったらそれは本物か
ヒデさんかっけーw
そりゃ半島も征伐するわw
そりゃ半島も征伐するわw
体験談?
キシリア様にあの壺を・・・
あれはぁ、いいものだぁぁぁあ!!
あれはぁ、いいものだぁぁぁあ!!
>5
いや、それは違うから。
いや、それは違うから。
えーと…後釜で天下取れた猿が偽物とか本物とか言ってるぜって皮肉になってんの?
横山光輝の徳川家康に「1万石の茶壷」というエピソードがあったけど、それとなんとなく似てる。
ある日、家臣から贈られた茶壷に喜んだ家康が、褒美としてその家臣に1万石を与えた。それ以来その壷は「1万石の茶壷」という名で呼ばれた。家康はその茶壷を秀吉へ献上した。壷の名の由来を話を聞いた秀吉は「なんと、この名器に1万石とは安すぎる、ワシなら10万石与えようぞ」と言って笑ったそうな。
ある日、家臣から贈られた茶壷に喜んだ家康が、褒美としてその家臣に1万石を与えた。それ以来その壷は「1万石の茶壷」という名で呼ばれた。家康はその茶壷を秀吉へ献上した。壷の名の由来を話を聞いた秀吉は「なんと、この名器に1万石とは安すぎる、ワシなら10万石与えようぞ」と言って笑ったそうな。
>>8
www壺の話には定評のあるマ・クベwww
www壺の話には定評のあるマ・クベwww
茶壷は女性器の隠語で落語なんかで時々使われる
殿様が女中に「そちのお茶壷が所望じゃ、ほっほっ」みたいな。
殿様が女中に「そちのお茶壷が所望じゃ、ほっほっ」みたいな。


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