我が家には父が大枚はたいて入手した徳利がある
父曰く、新車一台買えるほどの値段だったという
毎日の晩酌時にも「これで飲む酒はひと味違う」と語っていた
私も母も、その言葉を信じてはいなかった
見窄らしい徳利に、そんな値が付くとはとても思えなかったのだ
特に母などは「大金をドブに捨てた」とことある事に
小言を言ったものだった
そんな母の態度に、ある日ついに父が憤慨
鑑定して、自分の目の確かさを証明すると言い出し
その場で鑑定依頼の電話をしてしまった
私も母も、大した値が付くこともない
本格的に骨董にハマり出しそうだから
その気持ちを挫くことになるだろう
それぐらいに思っていました
ところが、
後日訪れた鑑定士は驚きの言葉を口にしました
「確かに、これほどの逸品ならば、それぐらいの値は付くでしょう」
なんと、予想外の本物との鑑定
狂喜する父の横で、私と母はポカーン(゚Д゚)としてしまいました
ですが、その後に更に驚くことを鑑定士は口にしました
「間違いなく素晴らしいものですが…
これは徳利ではなく、一輪挿しです」
今度は父もポカーン(゚Д゚) 私もポカーン(゚Д゚) 母もポカーン(゚Д゚)
結局、父の目利き具合は「微妙」と判定され
その後は迂闊に骨董に大金を使うようなことはありませんでした
件の一輪挿しは、未だに我が家の床の間に健在です
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1 . α ID:RmrRW.LbO[評価:
] : 編集:削除
悲しいなwww
かなりおもしろかったw
かなりおもしろかったw
その後の晩酌の酒のあじはどうなのかを知りたい
一輪挿しだったのかw
まぁ見た目は似てるからハッキリそうだといわれんと分からんかもな
まぁ見た目は似てるからハッキリそうだといわれんと分からんかもな
もう晩酌できないだろ。
まああれだ。
鑑定士の口が上手いと言うことだよ。
鑑定士の口が上手いと言うことだよ。
とっくりって徳利と書くのか、知らなかったな。ゆとり乙
八方丸くおさまってよかった
一輪挿し
いちりんおし?
いちりんおし?
一輪挿しで『いちりんざし』って読む。読書に励め。
簡単な漢字も読めないやつが多すぎるな
か・・・漢?
月極駐車場
げっきょく?
げっきょく?
とっくりにそっくりだったんだな
>>13
10点満点中7点ってとこだな
10点満点中7点ってとこだな
つか、徳利として使えるなら使っていいんじゃないの?
器ってそういうもんだと思うが。
器ってそういうもんだと思うが。
わろた
>>12
つきぎめ だろ。
と、誰も釣られてくれなくて落ち込んでいる12のために釣られてみる。
つきぎめ だろ。
と、誰も釣られてくれなくて落ち込んでいる12のために釣られてみる。
このオヤジは目利きの判定に
『間違えがあっても愉しむ心が無ければただの入れ物にしか無い!
この逸品を愉しむ心があって出来る事だ!』
と開き直りしないのか
フンドシ姿になって
『間違えがあっても愉しむ心が無ければただの入れ物にしか無い!
この逸品を愉しむ心があって出来る事だ!』
と開き直りしないのか
フンドシ姿になって
たとえ徳利だったとしてもそんなに高いものは普段の晩酌に使ったりしないだろう。
>#19
器は使うためにあるんだぞ?
器は使うためにあるんだぞ?
>#8 お前 麻生 って苗字だろ?
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