昔々の大昔のある年の暮れのこと、神様が動物たちにお触れを出したそうな。
「元日の朝、新年の挨拶に出かけて来い。
一番早く来た者から十二番目の者までは、順にそれぞれ一年の間、
動物の大将にしてやろう」
動物たちは、おらが一番とて、めいめいが気張って元日が来るのを待っておった。
ところが猫は神様のところにいつ行くのか忘れてしまったので、ねずみに訊くと、
ねずみはわざと一日遅れの日を教えてやった。
猫はねずみが言うのを真に受けて、喜んで帰っていったと。
さて元日になると、牛は
「おらは歩くのが遅いだで、一足早く出かけるべ」
とて夜のうちから支度をし、まだ暗いのに出発した。
牛小屋の天井でこれを見ていたねずみは、ぽんと牛の背中に飛び乗った。
そんなこととは知らず、牛が神様の御殿に近付いてみると、まだ誰も来ていない。
我こそ一番と喜んで待つうちに門が開いた。
とたんに牛の背中からねずみが飛び降り、ちょろちょろっと走って一番になってしまった。
それで牛は二番、それから虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪の順で着いた。
猫は一日遅れで行ったものだから番外で仲間に入れなかった。
それでねずみを恨んで、今が今でもねずみを追い回すのだそうな。
13番目であったために十二支に入れなかったイタチをかわいそうに思った神様は、毎月の最初の日を『ついたち』と呼ぶことにした。
ただし実際の『ついたち』の語源はこの逸話からではない。
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1 . あ ID:BUflC502O[評価:
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常識
常識
いたちの話以外は全国に同じような話が伝承されてる常識。
トリビアなわけがない・・・
トリビアなわけがない・・・
常識といいメガネじゃ僕たちの世界は覗けやしないさ
猫やイタチは初めて聞いたが他は誰でも知ってるだろ
>5
お前日本むかし話観たことないだろ。
お前日本むかし話観たことないだろ。
いたちは知らなかったけど
ねこが騙された話とかは常識じゃね?
ねこが騙された話とかは常識じゃね?
8
グ
ッ
ト
グ
ッ
ト
>ただし実際の「ついたち」の語源はこの逸話からではない。
じゃあなんでこの話出したのw
じゃあなんでこの話出したのw
これなんてフルバ?
ちなみに、ついたちは「月立ち」の転訛な。
体験談?
衝撃?
おれの知ってる話では、神様の住むほこらは離れ島にあるため、
決戦の日、動物たちは泳ぐか飛んで行かなければいけなかった。
そこで泳げない鼠と猫は心優しい牛に乗せてもらい、島を目指したという。
ところが到着直前、鼠は猫を海に落とした上、到着後に飛び降りて一目散に走って一番になってしまった。
故にそれから後、猫は鼠を(ry
決戦の日、動物たちは泳ぐか飛んで行かなければいけなかった。
そこで泳げない鼠と猫は心優しい牛に乗せてもらい、島を目指したという。
ところが到着直前、鼠は猫を海に落とした上、到着後に飛び降りて一目散に走って一番になってしまった。
故にそれから後、猫は鼠を(ry
おい!気づくんだ!!
管理人は凄腕の釣り師だ!!!
管理人は凄腕の釣り師だ!!!
体験談…ね。
トリビアよりガセビアだろ
いつの間にかテキストのおもしろになってるし。
猫が十二支に入れなかった話のはずなのに、どこからいたちが出てきたん?
>19
12支の話はイタチが13番目にきて「ついたち」ができたってのもひとまとめで一つの話になるもんなんよ。知っとけ
12支の話はイタチが13番目にきて「ついたち」ができたってのもひとまとめで一つの話になるもんなんよ。知っとけ
>>4
皆が寝静まった夜、窓からら空を見ていると、とても凄いを見たんだ。
皆が寝静まった夜、窓からら空を見ていると、とても凄いを見たんだ。
フルーツバスケット?
>>20
十二支と猫の話は支那由来。
いたちの話は日本語の語呂合わせ。
明らかに後付け。
十二支と猫の話は支那由来。
いたちの話は日本語の語呂合わせ。
明らかに後付け。
牛の頭に飛び乗ってかみさまの前で飛び降りて一着。ネズミが猫にうそをついて一日遅くついた猫はネズミをうらんで追いかけ回すようになった
残念ながら13番目はいたちじゃなくてカエルな…
残念ながら13番目はいたちじゃなくてカエルな…
私が聞いたのは、お釈迦様を看取りに辿り着いた順っていう話だな。
そのときも猫はネズミに騙されてたけど。
そのときも猫はネズミに騙されてたけど。
>24
カエル?まじっすか!?知らなかった…
カエル?まじっすか!?知らなかった…
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